シドニーを出発して3日間が経ち、今はキャンベラまで140kmというところにいる。
こっちはもう、季節は"秋"になり、木々が紅葉しだしている。
晴天の日の真昼でも、涼しい風が吹いていて、朝は息が白くなる。
衣類は薄手のものしか持って来ていないので、
「今のままの装備ではちょっと寒いなぁ。。。」
という感じ。
今日、メルボルンにいるウィルと連絡が取れて、
「部屋はたくさん空いてるから、いつでも来て好きなだけいていいよ。」
という、うれしいメールをもらえた♪
これで、あとは23日くらいにメルボルンまでたどり着ければ、
オーストラリアの旅の最後の目的、"ウィルとの再会"も達成できそうだ☆
ちなみに今日、ようやく
「Melbourne 735km」
というメルボルンまでの距離標示が出た!
これはハイウェイの距離だから、自転車で回り道をしなくてはいけない俺は、
やっぱりまだきっと1000km近く走らなくちゃいけないだろうな。
安全運転で、楽しくがんばりますp(^^)q
4月6日(火)【オーストラリア48日目】
今日は、シドニーにあるバッパーでの目覚め。
今日も、シドニーを観光して過ごす一日だ。
昨日は、チャイナタウンとオペラハウスへ行ったので、今日はシドニーで一番高い建物である、"シドニータワー"に上ろうと決めていた。
午前中、予約をした予防接種の日時の変更をお願いしに行くと、
「あなたの予約は入っていませんけど。。。」
と言われてびっくり。
「そんなはずはない。確かに、電話で予約した!!」
と言ったんだけど、向こうも「予約はない。」の一点張り。
でも、なんとか交渉したら、運良く明日の14時に予約が空いていたので、
変更はできなかったけど、予定通り、明日の14時に受けられることになった。
変更を頼みに行っておいてよかったー♪
昼食は、宿近くにある、地下の中華料理店で食べ、
(やっぱり、中華料理はおいしい♪)
午後14時過ぎに、シドニータワーへ行った。
展望室へ上がると、シドニーの街と海と山とが、360°見渡せる。
やはり、デカい街だ。
ケアンズなんかとは比べものにならないし、ゴールドコーストより、ブリスベンよりもさらに高層ビルや住宅街が広がっている。
シドニーは、特に港の風景が素晴らしい☆
(夜は特に、オペラハウスとハーバーブリッジと、高層ビル群がライトアップされていて、とてもきれいだ。)
シドニータワーの展望を満喫したら、今日はもう特に行きたい場所がなかったので、宿へ戻った。
自転車を倉庫において、宿の前にいると、
「自転車で旅をしてるのかい?日本人?」
と、若者に声をかけられた。
彼の名はアダム。
オーストラリア人のアダムは、やはり旅好きで、日本も3ヶ月間旅をしたことがあるという。
とてもフレンドリーな雰囲気のアダムは、日本語もよく知っていたし、あちこち行ったようで、日本のことをとてもよく知っていた。
「タコヤキ、オイシィネ。オコノミヤキ?ヒロシマノハ、ヌードルガハイッテテ、イチバンイイネ。」
という感じ。笑
お互いに、日本の話やオーストラリアの話を立ち話していたら、あっという間に1時間半も経っていた。
「明日、俺がシーフードパスタをごちそうするから、食べに来なよ。」
アダムは、料理が得意だという話になったとき、そう誘われた。
もちろん、喜んで食べに行くことに♪
明日は、世界遺産の『Blue mountains』へ一日観光ツアーに行き、夜はアダムの手料理を食べられる☆
楽しみだな~っ!!(^~^)v
4月5日(月)【オーストラリア47日目】
今日は、シドニーにあるバッパーでの目覚め。
さてと。
「今日から3日間は、シドニー観光を楽しむぞ~っ!」
と、ワクワク気分で、バッパーをチェックアウト。
午前中は、宿のすぐ近くにあったチャイナタウンを歩いて散策した。
チャイナタウンには、中華料理店が並び、アジアン雑貨店もたくさんあるので、
変わった食品や、アジア各国の名物の食べ物がたくさん売っていておもしろい。
近くには、大きなショッピングモール(Market city)もあって、東洋人だけでなく、たくさんの人でにぎわっていた。
(平日のお昼時は、ビジネスマン軍団の数がハンパじゃない。)
フードコートもたくさんあり、中国・日本・タイ・韓国などの、おいしそうな料理店がたくさん並んでいる。
フードコートだと、並び合う各店が、ランチサービスの質と値段を競っているので、
とてもおいしい料理が、安くたくさん食べられる♪
中華料理がおいしそうだったので、そこでランチメニューを注文。
$8で、大皿に、チャーハンと好きなおかず3品を大盛りで盛ってくれた☆
これが、バカうま。
オーストラリアに来てから、肉やパスタ、ピザにサンドウィッチなど洋食メニューばかり食べていたので、さすがにちょっと飽きてきたところだ。
アジアの料理は、本当においしいと思った。
(しかも、その国で食べればとても安い。)
今年は、東南アジア・中央アジアに行く予定なので、
今から何を食べようかとワクワクしている♪
中華街で目もお腹もいっぱいになったところで、いよいよオペラハウスの見学へ。
オペラハウスは、「世界文化遺産」に指定されている。
世界遺産の中でも、俺はこの「世界文化遺産」に一番興味がある。
(他には、「世界自然遺産」と「世界複合遺産」の二つがある。)
これまでに見た「世界文化遺産」で、一番感動したのは、インドの"タージマハル"。
あんなに「きれいだな~。」と思わせられた建物は、他に見たことがない。
あとは、イタリアの"コロッセオ"や、"姫路城"、沖縄の"中城"など、どの文化遺産(建造物)を見たときも、
「昔の人が、当時の知識で、電気機械の力を使わずにこんなものが作れるなんて…すごい。」
という、驚きと感動を同時に感じる。
さらに、文化遺産には、それが作られた歴史的な背景もあるから、それを知るとさらにおもしろい。
そういう意味では、この"オペラハウス"に対しては、
「なんで??」
という思いが、とてもあった。
オペラハウスが作られたのは最近だし、
高校の世界史の授業でも"オペラハウス"に関する歴史など、何も学んでいない。
「確かに、見た目は奇抜だけど。。。まさか、それだけなわけないよな??」
という疑問を解決するという楽しみな目的ができてから、
この旅の、観光の一番のハイライトは、ここ"オペラハウス"であった。
英語のツアーもあったんだけど、細かいところを理解できないかもしれないので、
今回は日本語のツアーに参加することにした。
ツアーは日本人のガイドさんと、もう一人のお客さんと3人だけ。
オペラハウス内外を見学しながら、俺ともう一人の人で、あれこれ質問しまくった。
(全部、詳しく丁寧に答えてくれるガイドさんに感激。)
30分で終わるツアーを、45分以上にしてしまって、次のツアーがあるガイドさんは慌ててたけど、
おかげで、見学終了後は、
「オペラハウス、すげー!さすが、世界遺産になるだけのことはあるじゃん!!」
って思えるようになった☆
(長くなるので、ここには細かい説明は書きません。ゴメンナサイ。)
オペラハウス見学に大満足し、今日の(旅の)大きな目的を一つ果たせたので、いい気分で宿へ戻った。
夜、同室のクリスに、
「何か、日本の歌を歌ってみてくれよ。」
と言われたので、
"もしもしかめよ"
を歌ってあげた。
歌詞の内容など、クリスが興味を示したので、
ついでに、持ってきた剣玉で、「もしかめ」を披露してあげると、
さらに興味津々になるクリス。(^m^)
残りのルームメイト、ドナとコリンも巻き込んで、4人で午前1時過ぎまで、剣玉を練習した。笑
その後、男3人でジェンガをやって、寝たのは午前2時半。
今日は、最後まで、楽しくて充実した一日だった☆
4月2日(金)【オーストラリア44日目】
今日は、ForstarにあるGreat Lakeの湖畔での目覚め。
「キャンプ禁止」という標示はなかったけど、明るくなると人目につく場所だったので、明るくなってきた7時前には、さっさとテントを撤収した。
Forstarを出る前に、街で食料を補充していこうと思ったら、どの店も全部閉まっていて驚いた。
「あれ?今日は金曜日なのに、なんで??」
あとでわかったけど、今日はイースター(復活祭)前の金曜日で、
「Good friday」という、クリスマスと並ぶほどの、国民の特別な休日らしい。
手持ちの食料が、ほぼないに等しい状態だったので、スーパーで買い物ができなくて、ちょっと不安になった。
今日の目的地は、Bulahdelahという小さな町。
(この町は、どう発音して読んでいいのか、最後までわからなかった。笑)
Pasific HWYからは離れて走っていたので、今日は細いローカルな道を70kmの移動だったんだけど、
これがまた、すごいアップダウンばかりの道。
オーストラリアにきて、初めて山らしい山に遭遇し、傾斜のきつい坂道に体力を奪われる。
さらに、向かい風も強く、平地でもなかなかスピードが上がらない。
疲れる70kmだった。
それでもなんとか、夕方6時頃、Bulahdelahにたどり着いた。
食料がないので、キャンプは難しいかと思ったら、Bulahdelahには、運良く「IGA」(アイジーエー)があった☆
(「IGA」は、オーストラリアでよく見るスーパーの一つ。Woolworths や coles よりもちょっとだけ高いけど、"年中無休"なのが売りである。)
ここぞとばかりに、飲み物と野菜とインスタントヌードルとお菓子を買い込み、食料の補充完了♪
町からちょっと離れたところに、誰も来そうもない牧場の空き地があったので、
暗くなってから、そこにこっそりテントを張って、今日もキャンプをした。
夜は、見えすぎて、星座を探すのが大変なくらい、星がよく見えた☆
やっぱり、野原でキャンプはいいもんだ♪
【走行距離:70km】
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4月3日(土)【オーストラリア45日目】
今日は、Bulahdelah郊外にある牧場前の空き地での目覚め。
あまりのんびりしていると、土地の所有者が現れて、文句を言われるかもしれないと思ったので、
7時過ぎに起きて、さっさとテントを撤収した。
今日は、Newcastle(ニューカッスル)という大きな町まで、約100kmの移動だ。
Newcastleは、シドニーの150kmほど北にある、都会の街である。
そこまで行けば、シドニーまではもうほんとにすぐだ。
「いよいよニューカッスルか~!」
と、ちょっとわくわくした思いで出発。
今日は、またPasific HWYをひたすら南へ進む。
昨日の移動と違い、Pasific HWYにはアップダウンが少ないので、100kmの移動でも結構スイスイいけると思った。
が、今日もまた向かい風が吹いていて、なかなかスピードは出ない。
アップダウンがない分、体力的には問題がなかったけど、
ニューカッスルに着くまで、こいだ時間だけで6時間以上もかかった。
ようやく着いたのが18時過ぎ。
今日もできればどこかでキャンプをしたかったけど、
ニューカッスルのような都会だと、近くにキャラバンパークがない上に、
その辺の空き地でキャンプをするというわけにもいかない。
都会では、治安的にも少し気をつける必要があるからだ。
特に今日は、イースター前日の土曜日。
街には、バーで飲んだくれた若者たちがあふれている。
こっちの酔っぱらいは、日本の酔っぱらいよりも絡んできてタチが悪いし、結構危ない人もいる。
着いてすぐに、町中を自転車で走って、キャンプできそうなところを探したけど、
安全そうな場所が見つからなかったので、仕方なくバッパーに泊まることにした。
(最近、"その辺キャンプ"が続いていて、宿代はタダだったから、バッパーで$30も払うのにはかなり抵抗があったし、
なにより、「宿に泊まる」というのは、なんかちょっと負けた気がする。笑)
でも、夜は嵐のような天候になったので、バッパーに泊まって正解だったかな。
よかったよかった♪
シドニーまでは、あと2日だなー。
【走行距離:116km】
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4月4日(日)【オーストラリア46日目】
今日は、Newcastleにあるバッパーでの目覚め。
シドニーまではあと140kmで、今日目指すのは、
Gosfordという80km先の町。
80kmの移動なら結構余裕があると思って、10時のチェックアウトぎりぎりまで、宿でのんびり過ごして出発した。
昨日は、夕方にニューカッスルについて、自転車で町中をウロウロしたけど、
まだ海の方には行っていなかったので、まずはちょっと観光をしていくことにした。
海辺の町ニューカッスルは、都会でありながら、目の前にきれいなビーチが広がっている。
今日は晴天だしイースターサンデーだったので、ビーチサイドは、たくさんの家族連れやマリンスポーツを楽しむ人でにぎわっていた。
海辺でちょっとのんびりしたので、いよいよ出発!
と思ったら、ニューカッスルの市電の駅が目に留まった。
「あれ?これ、もしかしたらシドニーまで走ってるやつじゃ…?」
実は、GosfordからSydneyへの最後の50kmは、電車に乗るつもりでいた。
都会に近づくと、車線が狭いのに車の数が増えて危ないし、
車の道よりも電車の線路の方が、景色のきれいそうな場所を走っていたからである。
それで、今日はGosfordまで走って、明日の朝、電車に乗ってシドニーへ行くつもりだったんだけど。。。
調べてみたら、Gosfordで乗るつもりだった電車の始発が、ニューカッスルだった。
「な~んだ。じゃあ、もう今日電車に乗ってシドニーまで行けちゃうんじゃん!」
別に、Gosfordまでの道のりに、見たいものもなかったし、
なにより、早くシドニーへ行ってみたいという思いが強くあった。
「よし!今日、シドニーへ行こう!」
急遽、予定を変更して、12:32発 シドニー行きの切符を買って、電車に乗り込んだ。
BrisbaneからGold coastまでの移動に使った市電同様、今回の電車も、自転車をそのまま乗せることができるし、自転車の運賃はかからない。
市電での移動は、かなり快適だった☆
(…快適過ぎて、最後の1時間は寝てしまい、車窓から見るのが楽しみだった、オペラハウスとハーバーブリッジを見逃した!!)
午後3時11分。
電車は、予定通り、シドニーセントラル駅に到着。
「おお~!ここがシドニーかぁ!!」
キョロキョロと、お上りさんのように辺りを見回しながら、駅を出た。
高層ビル群ばかりの風景かと思ったら、所々に煉瓦づくりや石造りのレトロな建物があり、
ネオンサインや派手な看板もほとんどないので、新宿などとは全然雰囲気が違う。
そして、人の数の多さには、本当に驚いた。
オーストラリアに来てから、今までにこれほど大勢の人間を、一度に見たことはない。
新宿の「アルタ前」の感じを想像してもらえればいいんだけど、
シドニーが、ここまで人であふれた都会だとは思っていなかった。
いろんなカルチャーショックを受けながら、とにかくまずは宿探し。
バッパーはたくさんあったけど、もう夕方16時近いので、一番安い大部屋のドミトリーは、どこも満室だった。
仕方ないので、一泊$37もする部屋に泊まらざるを得なくて、俺の中のケチケチバロメーターが大きく横に振れる。
でも、安全には変えられないので、しょうがないと納得。
シドニーには、最低3泊しなくてはいけないので、明日明後日はもっと安く泊まれるように、
別の安いバッパーに予約だけしてきた。(こっちは一泊$25。)
宿も決まって、ほっとしたところで、街を散策に出かけた。
重要なのは、
○観光名所 (オペラハウス・ハーバーブリッジ・シドニータワー等)
○予防接種を受ける場所 (International travel vaccination centre)
○スーパー (Woolworthsがベスト。)
○マック (ネットにつなげるから。)
の四つの場所を把握すること。
1時間ほど自転車で走って、位置だけはだいたいつかんで帰ってきた。
(オペラハウスもチラッと見ただけで帰ったけど、かなり感動した!!)
観光は、明日以降におあずけ。
今日は、思いがけずシドニーまで来ちゃったけど、わくわくした一日だった☆
4月1日(木)【オーストラリア43日目】
今日は、Port Macquarieにあるテッドさんのキャラバンでの目覚め。
昨日はベッドでテレビを見ながら、いつの間にか寝てしまい、ぐっすり。7時半に目が覚めた。
「そうだ。朝ご飯食べに来いって言ってくれてたんだ。」
テッドさんの家に行くと、3人の子どもたちが、朝食を食べながら慌ただしく学校へ行く支度をしていた。
朝食にシリアルとコーヒーをいただいていると、テッドさんが、
「ケン。これはお前の昼食だ。」
と言って、手作りの大きなサンドイッチを二つ、持ってきてくれた。
「ありがとうございます!」
お礼を言うと、
「今日はどこまで走るつもりなんだ?」
と聞かれた。
今日は、100kmほど先にあるTareeという大きな町を目指して走ると答えたら、
「Tareeはやめとけ。Forstarの方がいいぞ。」
とテッドさん。
Forstarは、とても景色のきれいな町らしい。
「でも…」
Forstarは、Tareeよりもさらに30km先にある町だ。
もし行くなら、今日の移動は130kmということになる。
ちょっときびしい。。。
そう伝えると、
「そうか。じゃあ俺が、ここから30km車で送ってやろう。」
だって。
え?
ほんとに!?
【旅先でのご厚意には、甘えるのがイチバンである。】
というのが、俺の持論。
(変に遠慮をするよりも、お互いに気持ちよく、相手との距離を縮められるからである。)
「もしご迷惑でないなら、ぜひお願いします♪」
そう答えて、車に乗せてもらうことにした♪
すぐに出発の準備を開始。
ガレージから、ジープ車のようなカッチョいいベンツがでてくると、
ケーン号ををロープで後ろにくくりつけ、降ろした荷物を全部、後部座席に放り込んだ。
「お前、こんなに荷物を積んで走ってるのか!?」
俺の荷物の量に驚くテッドさん。(^m^;)
実際、降ろしてまとめてみると、俺の荷物はかなりの量だ。
「自転車の機動力って、すごいもんだなぁ。」と思う。
一緒に記念写真を撮って、いざ出発!
Pasific HWYを、時速100km以上で爽快に飛ばすと、
30kmというのはたった20分間の距離。
オープンカーなので、身体に風を受けながら、気持ちのいいドライブだった☆
あっという間に30kmを進み、降ろしてもらってから、テッドさんの住所を聞いて、
メルボルンまで無事にたどり着いたら、手紙を出す約束をした。
パッパー!!
と、ハデにクラクションを鳴らしながら、テッドさんは走り去っていった。
本当に面倒見のよい、いいおっちゃんだった☆
いろいろ、どうもありがとうございました!!
さて。
車で30kmワープしたとはいえ、今日の移動距離は、まだあと100kmも残っている。
「せっかくここまでしてもらったんだから、今日は絶対にForstarまでたどり着かなくちゃ!」
気合いを入れて、自転車をこぎだした。
今日の天気は、快晴。
北にいた頃と違い、夏が終わって、暑くも寒くもない今の時期は、
快晴の日が一番気持ちよく走れる♪
ただ今日は、久しぶりに向かい風が戻ってきた。(>_<;)
逆風の中を、ひたすら南へまっすぐ進む。
スピードが上がらないので、3時頃、ようやく70km先のTareeに着いたけど、
もうかなりヘトヘトだった。
「やっぱり、今日はTareeでストップしようかな。」
なんて、ちょっと考えたけど、
テッドさんがオススメしてくれて、わざわざ送ってまでくれたんだから、
やっぱり、Forstarまでもうちょっと、がんばることにした。
1時間ほど休憩をして、Tareeを出発。
疲れていたので、残り30kmの移動に、3時間近くかかた。
18時頃、ようやくForstarに着くと、テッドさんがオススメした訳がわかった。
そこは、海と湖に挟まれた半島で、釣りもキャンプもサーフィンもできそうな、落ち着いた感じの町だった♪
早速、町にあったキャラバンパークへ行って、泊まる場所を確保しようとしたら、
「今日はもう空きがない。」と言われた。
キャラバンパークのテントサイトに空きがないなんて、初めてのことだったけど、
それだけここが、人気の観光地だということだろう。
明日は、イースター前の休日だから、もっとすごい人の数になるという。
さて、今日はどこに泊まろう。。。
宿も空いてなかったし、テントを張る場所を探すしかない。
町中を30分くらいウロウロしていると、湖畔に、そっとテントを張れそうないい場所を発見。
夜が更けるのを待って、そこにテントを張ることにした。
湖畔で一人、夕食を食べたり、ビールを飲んだりして、自由でゆったりした時間を楽しんだ。
こういう時間の過ごし方をできるのが、一人旅のいいところでもある♪
23時頃、ようやく人通りも少なくなってきたので、
こっそりテントを張って、さっさと潜り込んで寝た。
(キャンプ禁止の場所ではないんだけど、こういう"その辺キャンプ"に対して、地元の人がどう思うのか、イマイチまだよくわからない。(~~;))
今日は、向かい風の中を100km、よくがんばった!!
【走行距離:103km】