忍者ブログ
元気があれば、なんでもできる。
[484] [483] [482] [481] [480] [479] [478] [477] [476] [475] [474]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5月24日(火)


今日は、Ohinepane(オヒネパネ?読めん!!)のキャンプ場での目覚め。

れっきとしたキャンプ場でのキャンプだったので、

朝はのんびり朝食を食べ、テントを乾かしながら、

ゆっくり支度をして出発。
 

+ + + + + + + + + +
今日も、"Forgotten world highway"を走る。


次の町までは、まだ130kmもあるので、

今日は、適当に走れるところまで走って、

またどこかでキャンプだ。


心配だった天気は曇りで、決してよくはないけど、

少なくとも雨は降っていないので、ひとまず安心。


このSH43は、"Forgotten world highway"なんて名前がつけられているだけあって、

交通量がめちゃくちゃ少ない。

平均したらきっと、車は10分に一台通るくらい。


どうせパトカーなんか走ってないので、

今日はノーヘルで、気持ちよく走ることにした。


*だいたい、自転車のヘルメットが、
万が一の時に、俺の命を救ってくれるとは思えない。
時速100kmで走る車に当たられたら、まずタダでは済まないんだから、
どうせならポックリ逝きたいくらいだ。

(Touch Wood!)

こんなの、違反金を払わないで済むよう、仕方なく便宜的に被っているだけのこと。
日本も含めて、他のたくさんの国では、

自転車に乗るときにヘルメットは必要ない。

AuもNZも好きだけど、この規則だけはイヤだ。

ノーヘルで、いつももっと気持ちよく走りたい。

ブツブツ…



と、グダグダと不満を書いてしまった。

すんません!


 

【とにかく今日は、いつもより気持ちよく走れた】

 

【天気も、まあまあだ♪】

 

【途中、15kmほど砂利道があった】

渓谷を下る砂利道では、スポークを折らないように、

バッグを背負って後輪への負担を軽くし、ゆっくりすすんだ。

その後、舗装路になって安心して走り出すと、

前輪がグラグラしだした。


まさか…


と思ってスポークを確認したけど、折れてはいない。

よく見ると、タイヤのシャフトを留めるレバーが、完全にゆるんでいた。


危なかったー!


このまま走っていたら、どっかで前輪が外れたかもしれない。
(→大事故になる…。)

ダートを走ると、細かい振動でネジがすぐゆるむ。

これからも気をつけよう。


 

【わ!トンネルだ!】

NZの道路に、トンネルはほとんど存在しない。

日本のように山だらけの国だけど、トンネルがないので

毎度毎度、山を上り下りしなくてはいけない。

だから、道がアップダウンだらけになる。


北島を走っていて、トンネルは初めて見た。

開拓時の歴史を感じる、かなり古いトンネルで、

中は真っ暗だった。



トンネルを通過して、しばらく走ると、

景色のいい空き地を発見。


もうすぐ暗くなるので、


「よし、今日はここでキャンプしよう。」


と思い、そこで暗くなるまで待機していた。


日が沈み、「そろそろいいかな。」とテントを張り始めると、


"ブーン"


一台のバギーが、近づいてきた。


いやな予感。。。


バギーに乗った初老の男性が、降りてきて


「君をずっと見ていたんだけど、ここでキャンプはだめだよ。」


やっぱり~。



「でも、おっちゃん!キャンプ禁止のサインはないよ!」


と言おうとしたけど、その前に、


「私のキャンプ場が、すぐこの先にあるから来なさい。いいキャンプ場だよ。一晩たったの$10だ。」


と、おっちゃん。


う~ん。


$10は確かに安いけど、こんな"ど田舎"なら、

他のどこでも、タダでキャンプできる。

おととい温泉に入ったから、シャワーも別にいいんだよなぁ。


そもそも、なんでここでキャンプしちゃいけないの!?


なんて思ったけど、

おっちゃんの話し方に人間的な温かみを感じ、いい人そうだったので、

噛みつくのはやめて、おとなしくそのキャンプ場へ行くことにした。



キャンプ場は、ほんの200mほど先にあった。


なるほど。

確かに、見晴らしがよくて設備もきれい。

こぢんまりとした、いいキャンプ場だ。
(他に客はいないようだ。)



「どうも~。」


挨拶をすると、さっきのおっちゃんが出てきた。

「おお、来たな。」

トイレやシャワーなどの設備を案内してもらった後、


「キャビンを使っていいよ。もちろん同じ$10で。」


と、おっちゃん。


え?それはうれしい!ラッキー☆


おっちゃん、やっぱりいい人だったね!



今晩は、電気も使えて屋根も壁もあるし、柔らかいベッドで眠れる♪


夜遅く、雨が強く降っていたけど、屋根に当たる雨の音は、

聞いていて、むしろ心地よかった。(ざまみろ~♪)


"Forgotten world highway"は、たくさんある丘からの景色が最高で、

道も変化に富んでいて、いろいろ楽しめる道だった。
(おかげで、写真を撮りまくった。)


キャビンでゆっくり休めたし、今日もいい一日だったな~。

【走行距離:62km】

-----------------------------------------

【Au&NZの"へぇ~"】

こっちの習慣に、"Touch wood"(タッチウッド)というのがある。

何かよくないことを想像して、それを口に出してしまったとき、

「Touch wood!」

と言って、木(又は、木でできたもの)に触り、

それが現実にならないようにする、一種のおまじない。

たとえば、

「今日はいい天気だなぁ。」

ならいいけど、

「今日は雨が降らなくて、いい天気だなぁ。」

だと、"Touch wood"しないと雨が降る。という感じ。


AuやNZ(つまり、イギリス)の文化だと思っていたら、

オランダ人のアマリアもやっていた。

ヨーロッパの多くの国でも、同じように"Touch wood"するらしい。

こういう小さな習慣を知るのも、おもしろい。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
旅の道のり

より大きな地図で アジア → ヨーロッパの旅 を表示
最新コメント
[03/15 じょん子]
[03/14 縄田ヒトミ]
[02/17 ぴょんきぃ]
[02/17 ぐっちょん]
[02/17 ぐっちょん]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © Horiken's travels All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]