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5月29日(日)


今日は、New Plymouthの港の防波堤での目覚め。


まだ暗い朝6時に起きて、テントをたたもうと外に出ると、

テントのすぐ横に、すでに一人、釣り人がいた。
 

+ + + + + + + + + +
「なんで、こんなとこでキャンプしてんだ!?」


という表情でこっちを見ていたので、笑顔で


「Good morning!」


これでだいたい、相手の警戒心は解ける。


さっさとテントをたたんだあと、釣り人のおっちゃんに、ここでの釣りのコツを聞いた。


俺も、昨日釣った小魚をエサに大物を狙ってみたけど、

昨日と同じように、全くアタリなし。


よく見ると、周りで誰も魚を釣りあげていない。

マタポウリのように、ポンポンとは釣れないようだ。



もうちょっと釣りもやりたかったけど、

8時にチェンたちを見送る約束をしていたので、バス停へ。


チェンとリンは、今日の朝のバスで、首都Wellington(ウェリントン)へ行く。

そしてすぐに、フェリーに乗って南島へ渡り、働きながら冬が終わるのを待つそうだ。



今日の夜には、もう南島にいるなんて、

「自転車じゃないと、あっという間なんだなぁ。」

と、びっくりしてしまう。

ずっと自転車での移動生活なので、感覚が少し普通とズレている。



ところで、

ニュージーランドの長距離バスは、結構安い。

400kmも移動しても、$40(約2600円)くらい。

混んでいなければ、自転車も$10で積めるのでうれしい。


タラナキ山登山のあと、時間的に結構ギリギリになりそうなので、

俺も、オークランドまでバスで行こうかなぁ。



ともかく、

今朝のウェリントン行きのバスは空いていたので、

二人はめでたく、自転車を積んでバスに乗ることができた。


「また、どっかで会おうね!」


チェンもリンも、とても人柄のいい人たちだった。

ぜひまたいつか再会して、お互いの旅話を語り合いたいものである。



二人を見送って、街でしばらく過ごしたあと、

俺も今日は、タラナキ山へ向かって出発。



俺の登山計画は、

まずは、標高950mのビジターセンターまで自転車で上り、

次の日、朝から登山を始める。(無理せずに、登れるところまで登る。)

という感じで、明日(月曜)は登山の予定だったけど、

今日調べたら、天気予報がまた変わっていた。


天候は、一日遅れて、火曜日に回復するらしい。



う~ん。


天気予報は、ほんとにアテにならないので、

火曜ももしかしたらだめかもしれないし、逆に、明日登れるかもしれない。


これ以上、時間を無駄にはしたくなかったので、明日の予報が悪くても、

とりあえず今日、ビジターセンターまでは行くことに。



お昼に出発して、タラナキ山中腹にあるビジターセンターまで、約25km。

道はほとんど緩やかな上り坂で、ゆっくり楽々と上っていった。

 

【今日も、タラナキ山は雲の中だな~。】

 

【おっ!頂上が見えた~!】


頂上が見えると、がぜんテンションが上がる。



「どこまで登れるんだろうな~?」


そんなにたくさんは雪をかぶっていないように見えるけど、

頂上から下1000mは、地面が凍っているらしい。


タラナキ山では、過去、死者も多く出ているというので、ムリはするまい。。。


マウント・エグモント国立公園の敷地内に入ってからは、坂が少し急になったけど、

日没までには着ける見込みがあったので、ゆっくり進んで、

 

【4時前に、ビジターセンターに着いた】


背景に、ドーン!と見えるはずのタラナキ山は、やはり雲に隠れていた。



そして、さぁ~む~い~~!(>_<)


汗を流して坂道を上がってきたので、停まると一気に身体が冷えた。


「標高950mということは、下よりも約6℃気温が低いのか…。」


そんな事を考えると、余計に寒くなる。


ビジターセンターの近くに宿泊用のロッジがあるけど、ちょっと値段が高いので、

今日は、寒くてもテント泊。
(たぶん明日は登山できないので、明日はロッヂだな。)


日が落ちて、辺りに人がいなくなってから、センターの裏にテントを張った。

テントの中でろうそくをガンガンつけ、暖房にする。

テント内は、これで結構暖かくなる。


でも、夜はやっぱりだいぶ冷えたので、何度も目が覚めた。

明日は、天気がよければ登るけど、きっとロッヂでのんびりの一日だろうな~。


【走行距離:34km】
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【NZの"へぇ~"】

NZの先住民族は、マオリ。

マオリは昔、赤道近くの島国(サモアとかフィジーとか)から移住してきた人々で、

ポリネシア系の民族なので、見た目は曙とかマーク・ハントとか、あんな感じ。

公用語は英語だけど、マオリの言葉もまだちゃんと残っていて、

トイレや図書館など、公共施設の表示は、両方の言語で書いてある。

 

【"WAHINE"と"TANE"はマオリ語】

New Zealandのことは、"Aotearoa"(アオテアロア)、

Helloは"Kia ora"(キアオラ)という。


でも、マオリでもマオリ語を話せない人たちもいて、

マオリ語が消滅しないよう、国も教育に力を入れているらしい。

TVには、マオリ語のチャンネルがいくつかあり、マオリ語講座のラジオ番組などもある。

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