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5月21日(土)


今日も、フカフォールズの近くにあるキャンプサイトでの目覚め。


今日は、タウポを出発だ。

昨日出会ったアマリアと、10時に待ち合わせをしている。
 

+ + + + + + + + + +
時間があるので、もう一度フカフォールズを見て、

昨日の"川が温泉"へもまた入ろうと、6時に起きた。


朝はやっぱり、かなり寒いけど、

ホットミルクティーとトーストを食べて、少しあったまる。


まだ寒いので、ガソリンストーブをつけっぱなしにして、

テントをたたみながら、たまに手をかざして身体を温める。

わずか$1(66円)のガソリンで、2時間以上使えるこのストーブ。

寒い今は、ありがたさが倍増だ。


暑いのはかなり我慢できるけど、寒いのはほんとにニガテ。



パッキングを終えて、まずは2km先のフカフォールズへ向かった。

今朝は朝霧が立ち込めていて、滝の端まで見えなかったのが残念。

でも、足元を流れる激流の迫力は変わらない。

やっぱりすごい滝だ。



寒いので、ちょっと滝を見たら、すぐに温泉へ向かってこぎ出した。

30分で、温泉に到着。

8時過ぎだったけど、辺りには人気が全くなかったので、

すっぽんぽんで入った。

 

【これぞ、ジャパニーズスタイル!】


30分ほど湯に浸かり、身体の芯まで温まった。


10時まではまだ時間があったので、今度はネットをしにマックへ。

(なかなか、せわしない朝である。)



マックでメールなどをチェックしていると、


「あの自転車、あなたのでしょ?」


と、声を掛けられた。

見ると、アジア人の女性が二人、テーブルの向かいに座っていた。

そうだと答えると、


「私たちも、同じように自転車で旅をしているの。」


と、思いがけない返事。

(このやりとり、昨日もあったな…。)



表を見てみると、俺の自転車の横に、

 

【俺と同じようなチャリが2台停まってた。】

彼女ら(リンとチェン)は、台湾人のサイクリストで、

今は北島、冬を越えたら南島を旅するのだという。



「10時に、オランダ人の女の子と待ち合わせしてるんでしょ?」


「え!?アマリアのこと、知ってるの??」


「私たち、同じキャンプ場に泊まっていたの。進む方向も同じよ。」


「じゃあ今日、一緒に走ろうよ!」


という話になり、思いがけず、また仲間が増えた!



10時になり、サイクリスト4人が集結。

 

【4人でレッツ・ゴー!】



今日は、タウポ湖を半周した反対側の町Turangi(トゥランギ)を目指す。

無風で天気は快晴!

絶好のサイクリング日和である。


そして、一緒に走る仲間が3人もいる♪


右手に大きく広がるタウポ湖を眺めつつ、

4人でおしゃべりをしながら、にぎやかに走った。



今までの旅の体験談、これからの計画、お互いの母国の様子や文化など、

4人も旅人が集ると、話題は尽きない。

(面白い話をたくさん聞けたので、少しずつ紹介します。)



タウポからトゥランギまでは、わずか45kmほどの移動距離だったので、

今日は、景色と会話を楽しみながら、のんびり走った。


「一緒に走る仲間がいるって、いいね!」


一人で気ままに走るのもいいけど、驚きや喜びを共有できる仲間がいるのもうれしい。

たまに、こうやって一緒に走る仲間ができるのは、

普段、一人で走っている俺やアマリアにとっては、特に嬉しかった。


今日は、俺のニュージーランドの旅で、一番楽しく走れた日だったな~。



夕方4時過ぎに、トゥランギに到着。


せっかくいい仲間ができたので、今日は一緒にキャンプすることにした。

(彼女たちは、安全のことを考えて、いつも有料のキャンプ場に泊まっている。)

ビジターセンターに行って、泊まる場所を検討すると、

街から5kmほど離れた場所に、温泉つきのキャンプ場($18)があったので、

そこへ行くことにした。

 

【サイクリストのテントが3つ並んだ】


キッチンでそれぞれの夕飯を作り、4人で楽しくディナータイム。

その後、温泉に入りながら、他のキャンパーたちとも交流して、

またキッチンで、午前0時過ぎまで話をしていた。


他の旅人の体験談を聞くのは、とても楽しい。

旅をしていると、"非日常"的なことが、次から次に起こるわけで、

それぞれが、たくさんの引き出しを持っている。


まだまだ、聞きたいこと・話したいことがたくさんあったけど、

一晩ではとても足りなかった。


リンとチェンは明日、トレッキングツアーに行くと言うので、明日の朝でお別れ。

アマリアとは、もうしばらく一緒に走ることになりそうだ。


温泉に入ったので、今日も気持ちよく眠れた。


今日は、何もかもがパーフェクト。

思い出に残る、いい一日だったなー☆


【走行距離:74km】

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【NZの"へぇ~"】

NZは、鳥とフルーツ、両方の"Kiwi"(キウィ)で有名。

こっちでは、キウィフルーツはGreenとGoldのどちらも、

1kgで$1.3(約90円)くらいで買える。

日本では、ゴールドキウィが1個100円で売ってたので、

約8分の1の値段である。(安っ!)

とても安く手に入っておいしいので、俺は毎日食べている。


少し前まで、リンとチェンは、キウィのパッキングの仕事をしていたらしく、


「質のいいキウィは全部、日本へ輸出されていたわ。」


と話していた。


"質のいい○○は、日本へ。"


というフレーズを、これまで度々聞いてきた。

やっぱり、日本は"食料輸入大国"であり、リッチな国なんだなぁ。
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