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5月23日(月)


今日は、Taumarunui(タウマルヌイ)の公園での目覚め。

 

【夜は雨が降ったけど、大木(Totara)のおかげで濡れずに済んだ】
 

+ + + + + + + + + +

公園でのキャンプだったため、日が昇る前にテントをたたんだ。

(と言っても、今は日の出が7時20分くらいだ。かなり遅い。)


10時にアマリアと待ち合わせをしているので、

それまでは、マックへ行って時間をつぶしていた。


朝から曇天だったけど、9時を過ぎてから、雨が降り出した。


「明日、もし雨だったら、私は出発しないと思うわ。」


前日、アマリアがそう言っていたので、


「こりゃあきっと、今日はダメだな。」


と思いつつ、10時になったので、待ち合わせ場所のi-siteへ。

少し待つと、キャンプ場のアマリアから電話がかかってきた。


テントをたたんだ途端、雨が降り出したので、どうしようか迷っているという。


とりあえず、会って地図を見ながら相談しようということになって、

俺はキャンプ場へ向かった。



キャンプ場へ着くと、雨が止んだ。

今日は、どうやら降ったり止んだりの天気みたい。


でも天気予報によると、目的地(Mt.Taranaki)周辺の天気は、今後下り坂のようだった。


「何日間か、ずっと天気が悪そうだから、私はバスで北へ行くことにするわ。」


アマリアは、タラナキ山周辺を観光するのを諦め、

天気の良さそうな北に、進路を変えることにするという。


なるほど、バスか~!

NZでバスに乗ったことはないけど、自転車も積めるし、料金もそんなに高くないらしい。

雨の中を無理に走るよりも、賢い選択だと思った。


ただ、俺はもう北には行ったし、

なにより、タラナキ山を見る(できれば登る)のは、今回の旅の最終目的である。

天気が悪くても、俺は進路を変えるわけにはいかない。



「じゃあ、ここでお別れだね。」


せっかくいい仲間ができたけど、やっぱり旅の目的はそれぞれ。

お互いのメールアドレスを交換し、これからの旅の幸運を祈りつつ、お別れをした。



さて。

予想よりも少し早く、また気ままな一人旅に戻った。

雨は大したことないし、今日はまだ先(西)へ進めそうだ。


その前に、ちょっとメールをしようと図書館へ。

すると、スカイプ上に久しぶりに話せる友人がいたので、ついつい長話をして、

(どうせ一人なので、誰も困らない。)


出発の準備ができたのは、午後3時頃。


次の町stratford(ストラットフォード)までは、約150kmあり、

その間、食料を補給できるような場所はない。


NZで最も古い道(SH43)を通って、西海岸にそびえるMt.Taranakiの麓へ出るルート。

このSH43の名前が、

"Forgotten world highway"
(忘れられた世界の道)

と、また洒落ている。


ガイドブックには、

「とても景色がよく、途中には渓谷やトンネルがあり、開拓時の歴史も感じられるルートです。」

と書いてあるので、なかなか楽しみでもあった。


また、

「6つの峠越えだけでなく、道はずっと波打つように坂道になっていて、アップ&ダウンが好きな人向けの道です。」

とも書いてある。


アップ&ダウンは余計だけど…

とにかく雨さえ降っていなければ、おもしろそうな道だ。


20kmほど先に、無料のキャンプ場があるのを知っていたので、

今日はそこを目指して、出発。


道は初めから早速、アップ&ダウンの連続。

でも、今日はたったの20kmで移動終了だったので、

暗くなる前に、余裕で目的地に着いた。

 

【川沿いにある、だだっ広いキャンプ場】

オフシーズンなので、キャンプ場には誰もいなかった。



「そうだ。キャンプファイヤーでもやろう♪」


暗くなるまで、まだ少し時間があったので、

急いで薪を集め、一人キャンプファイヤーを開始。


どの薪も湿っていて上手く燃えなかったけど、ガソリンをかけて無理やり燃やした。

火遊びは大好きである。 へへへっ。



キャンプファイヤーを終えて、夕飯を食べ終わると、あとは寝るだけ。


浪人生活時代に身につけた(?)、"夢を見る能力"をフル活用して、

毎晩、必ず夢を見ている。

夜の長い今は、多いと3つくらい、違う夢を見る。(何度か起きるので。)

それは、映画を3本観る感覚に近い。


「なんでこんな人が、今頃登場するの!?」


っていう、変な夢をよくみる。(友達のおばちゃんとか。笑)

夢って不思議だし、何でもありだし、理解不能でおもしろい。


ま、だいたい、起きたらすぐ忘れてちゃうんだけど。。。


そして、今の生活は、目が覚めても夢を見ているような気がする。

いつも、目が覚めてテントの天井を見ると、


「おっ、今度はこっちの世界か。」


っていう、ちょっと変わった感覚を味わう。


そんなわけで、俺には寝ることもまた、人生の楽しみの一つ。


ま、夜は短い方が、こっちの世界をより楽しめていいけど。


夢トークが好きな人、募集中。


【走行距離:33km】

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【Japanの"へぇ~"】

この「へぇ~」という言い方。

日本人なら、何か初めて知る情報があったときなどに、ごく自然に使うと思うけど、

外国人にとっては、とてもおもしろい響きのようだ。

もっと言うと、

「ふ~ん」「へぇ~」「おぉ~」「え~!?」

などの、驚きや納得したことを表現する言葉が、日本人特有らしい。

俺も普段、ごく自然に使っているけど、

隣で外国人が奇妙な顔をしたり、おどけてマネされたりする。

外国人は、こういう言い方を聞くと、相手が日本人だと判別できるらしい。


へぇ~。
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