8月1日(土)【旅91日目】
今日は朝7時に起床。
朝食に、手塚さんのお母さんが焼いた自家製のパンを食べ、
(これが焼きたてでおいしくて、4切も食べてしまった♪)
斉藤さんも合流して、8時に"ヤクタネゴヨウ"の調査に出発!
(*)"ヤクタネゴヨウ"とは、屋久島と種子島にしか生育していない五葉松の一種。
絶滅危惧種である。
今日は、屋久島の世界遺産指定地域である"西部地域"の調査。
車で50分ほどかけて移動した。
(俺は昨日の酒が残ってて、かなり気持ち悪くなってしまった…(>o<)黙ってたけど。)
ヘルメットをかぶり、測量のためのメジャーや杭、
ポールやロープなどを持って、いざ山の中へ!
入り口からいきなり崖のようなところで、ワクワクした♪
初めは、大きな岩がゴロゴロしている川沿いを進んでいく。
傾斜は大したことないけど、岩の狭い隙間を進んだりしておもしろい。
ある程度、川を登ったところで少し休憩♪
川の水は、とても澄んでいてきれいだ。
のどが渇いたので、川の水を手ですくってがぶがぶ飲んだ。
休憩の後は川を渡り、いよいよ険しい山道へ。
"ヤクタネゴヨウ"は、山の上の方にしか生育しておらず、
しかも、その他の植物との生存競争により、崖の方に追いやられているということ。
だからそこへ行く道も、当然険しい道となる。
手足を駆使して、道なき道を、這い進んでいった。
しばらく登ると、
「これが"ヤクタネゴヨウ"だよ。」
その木は、周りにあるほかの木よりも特に樹高が高く、太い木だった。
普段見ているクロマツのように、樹皮がボコボコもしていないし、
曲がりくねってもいないスラッとした高い木だ。
"ヤクタネゴヨウ"の見分け方は、葉っぱが5枚出ていること。
低いところには全然枝がなかったけど、下にたくさん葉が落ちていたので、
5枚出ている葉も見ることができた。
調査でやることは、"ヤクタネゴヨウ"のある位置とその大きさの確認とナンバーリング。
それぞれの木にナンバーの書かれたテープをつけたあと、コンパスを使って位置を調べる。
目印の杭を基点に、距離・角度・方位を一本一本測った。
俺は当然そんなことをやったのは初めてだったので、
軽い手伝い程度しかできなかったけど、体力だけが自慢なので、
とにかくメジャーやポールを持って山を駆けずり回った。
そんなことを夕方4時くらいまでして、本日の調査を終えて下山した。
歩道のある山道とは違うので結構疲れたけど、ほかの人たちみんな元気だったなー!
さすが、『ヤッタネ!調査隊』だ。(^~^;)
で、夜は手塚さんの家で"お疲れさん会"だった♪
ビールと屋久島の焼酎をいただきながら、いろんな活動の話を聞かせてもらったり、
斉藤さんのギターを聴かせてもらったりして、楽しい夜を過ごした☆
そして、明日は…
今度は"ヤクシマカワゴロモ"という、水生植物の調査にも参加させてもらうことになった!
今日は山、明日は川。
屋久島をタップリ満喫してるなー!
明日も楽しみだ☆
走行距離:0km