9月17日(月) 【旅386日目 タイ32日目】
Chiang Khamにあるシャンティ山口の事務所での目覚め。
今日から、50kmほど離れたPongという町にある、
少数民族の子どもたちが住む学生寮(シャンティ寮)へ移動。
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寮に暮らす学生たち(中・高生)との交流を目的に、
3泊4日の日程で、一緒に生活をさせてもらえることになった。
【シャンティ寮にて、佐伯さんと】
寮にいるのは、中学校・高校へ通うために、
あちこちの村から希望して集まった子どもたち約50人。
15年前に設立されたこの学生寮では、
支援なしでは到底学校へ通えない境遇の子どもたちを受け入れ、
共同生活をしながら、学校へ通う機会を与えている。
【子どもたちの生活スペース】
【寮には畑や田んぼ、養殖用の池、鳥小屋や豚小屋もある】
子どもたちは、勉強に励みながら農業も行い、
商品作物の生産・販売などもしながら、ほぼ自給自足の生活をしている。
シャンティ寮についても、
【杉谷さんの書かれた記事(東京新聞)があります】
*写真をクリックすると、読めるサイズになります。
シャンティ寮に暮らす子たちは、よく学び、よく働く、とても良い子たちだという。
子どもたちとの対面が、楽しみだった。
夕方になって、子どもたちが学校から帰ってきた。
早速、全員の前で自己紹介。
日本から自転車できました、ケンです。
今は、ヨーロッパを目指して旅をしています。
日本では、小学校の教員として働いていました。
子どもが大好きなので、みんなと一緒に過ごせるのが楽しみです。
(日本語の話せる、寮長のガランさんに通訳をしてもらえた。)
子どもたちは、温かく迎えてくれた♪
「じゃあ早速、一緒に作業をしましょうか。」
というわけで、夕方の作業をしに田んぼへ。
【子どもたちと一緒に、田んぼの草取り】
話に聞いていた通り、
みんな、汗を流してせっせと働くいい子たち。
俺も負けじと、草取りに没頭した。
田んぼに入る、あのヌルッっとした足の感覚と、仕事をして流す汗。
久しぶりに働いて、いい気持ちだった。
("仕事"ってものを、滅多にしない生活だから尚更ネ…)
日没まで1時間ほど作業をして、
【夕食タイム】
食材の調達、調理、配膳、片付けまですべて、子どもたち自身が行う。
明るくて、すごくしっかりした子たちだなぁ。
人懐っこくて、すぐに仲良くなれた。
みんなで夕食を食べた後は、
【日本語の勉強会】
講師はもちろん…このワタシ!
3年ぶりに、また「先生」になった。
なんだか、なつかし~。笑
日本語の基本的な会話表現を、毎晩1時間教えることになった♪
結構楽しんで勉強してくれて、うれしかったな。
ガランさんに、
「ケンさん。これ、できますか?」
と見せられたのは、"けん玉"。
「はい!得意です!」
(旅の3年間、Myけん玉を持ち歩いてるくらいです!笑)
出会った人に、日本の文化を紹介できるかと思って持ってきたけん玉が、
意外なところで役に立った♪
【夢中になって練習する子たち】
すぐにコツをつかんで、上手にできるようになる子が結構いた。
「イイネ~!」
(↑"誰かが、何かを上手にできたときに言う日本語です"と教えた。w)
けん玉は、タイの子どもたちにもなかなか人気(^-^)v
日本語の授業もけん玉の授業も、楽しんでくれたみたい。
聞いていた通りのいい子たちで、こっちも楽しかった!
子どもと過ごすと、やっぱり元気になるわ~
学生寮での共同生活、
楽しくてにぎやかで、イイネ~!
楽しくてにぎやかで、イイネ~!
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