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午前中は宿でゆっくり。
午後、「戦争証跡博物館」へ行くことにした。
そこで、ちょっとしたハプニング。
博物館へ向かい、iPhoneで地図を見ながら広い歩道を歩いていたとき。
画面から目を離し、ふと、顔を上げると、
前から来た二人乗りバイクの男が、すれ違いざま、
俺の左手にあるiPhoneに、手を伸ばしているところだった。
なんだ!?
一瞬早く気づいて、掴み取られないよう、握る手に力を入れたので、
後部座席の男と、iPhoneの引っ張り合いになった。
後方へ向かって走るバイクの力には勝てず、
後ろにつんのめって、転んだ。
でも、大事なiPhoneは、まだ左手の中にあった。
「このやろ~!」
と、腹が立ったけど、
ひったくり犯は、さっさとバイクで逃げて行った。
昨日、友人から、ホーチミンではひったくりが多いと聞いたけど、
2日目にして、さっそく体験。
被害はなかったので、スリリングな体験、いい勉強になった。
その通りには、特にひったくりが多いのか、
歩き出してすぐにまた、別のバイクに狙われた。3度も。
しつこく3回もトライしてくる奴らに、さすがにムカついて、
3回目にケリを入れてやろうとしたけど、空振り。
ひったくり犯の逃げ足は、とても速い。
まあ、ケリが当たって、また余計なトラブルに発展するよりはよかったのかな。
ホーチミンの街を歩くときは、荷物の持ち方と、
周囲の怪しい二人乗りバイクには、十分注意する必要がある。
スリリングな散歩を終え、
【戦争証跡博物館に到着】
アメリカ軍が使用していた、実物の
【戦車、ジェットヘリ】
【ブルドーザー、火炎放射車】
爆撃機なども、展示されている。
館内には、実物の武器や爆弾などの展示もあり、
戦争当時の写真も、たくさん見られる。
【戦争の醜さを伝える、むごい写真もかなりある。】
【枯葉剤(ダイオキシン)を散布する飛行機】
【枯れ果てた森林地帯】
森に潜むゲリラ(ベトコン)の隠れ家をなくすために、
森林自体を枯らしてしまおうという作戦だったらしい。
ベトナム戦争に使われた有毒化学兵器は、1億リットルだという。
ひどいことを考えるもんだ。
今なお続く、その枯葉剤による戦後の被害についても、
たくさんの写真を使って、詳しく説明されている。
【枯葉剤の被害は、親から子へと受け継がれていき、】
第2世代、第3世代の現在でも、たくさんの奇形児が生まれているそう。
戦争の恐ろしさ、むごさを、改めて認識して、
平和な世の中のありがたさと大切さを、実感できる場所だった。
ホーチミン市に来たら、「戦争証跡博物館」にはぜひ行くべき。
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