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【へへへ!でも、まだまだ余裕余裕♪】
【道しるべにも、氷がびったり。】
意外なことに、砂利の部分を踏んで登るよりも、
岩の上の氷を踏んで登った方が、滑らない。
【氷の上を、好んで登っていった】
しばらく登り続けると砂利道が終わり、岩場になった。
それと同時に、
【雪が増えてきた】
【岩の上の氷も増えてきた】
靴のかかとで氷を割って、露出した岩肌を足場に進んでいく。
風が強いので、手がだんだん冷たくなってくる。
手袋を忘れてきたのを後悔。(←アホ)
登山開始から2時間半。
【山頂が、いよいよすぐそこに見えてきた。】
岩場の斜面は急になり、氷と雪の量もかなり増えた。
山の向こう側から吹き上げてくる風も強いので、
もう、四つ這いにならないと進めない。
足で踏んで氷を割り、素手で氷をはがして岩をつかむ。
氷で何度も足を滑らせ、その度にヒヤヒヤさせられる。
氷をはがす手もヒヤヒヤ。(←アホっぷりを、また後悔)
登山開始から3時間。
【雪と氷で、そろそろヤバそう…】
さっきまでの余裕はすっかり消え、進退を真剣に考えた。
これ以上登ることに、はっきりと恐怖感を覚えた。
なんの!
こんなところで、ギブアップできるかい!!
頂上は、もうすぐ目の前に見えている。
「ここは、少し無理をしてでも、がんばるところだ!」
そう判断して、また岩にへばりつく。
そのとき突然、
強風と共に辺りが真っ白になり、視界がなくなった。
全身に、小さな氷の粒が当たる。
「うぉお~!ブリザードだぁ~!」
力いっぱい岩に張り付きながら、寒さと恐怖心をこらえた。
手はガチガチだし、顔も冷たい。
「やばい!死ぬかも!」
真剣にそう思ったのは、久しぶりだった。
一旦、張り付いていた岩から降り、冷静に考えた。
今日は登山者が全くいない。
こんなところでもし滑り落ちて、ケガで済んだとしても、きっと誰も助けてくれないだろう。
「俺は、一晩で死ぬだろうな。」
一つのミスが、正に命取りの状況。
ブリザードの風が止み、上を見上げると、
さっきと変わらない山頂が、じっとただそこにあった。
「きっと自然は、人間一人の命なんて、眉一つ動かさずに奪っていくんだろうな~。」
青い空を背景に、ピクリとも動かない山頂が、
なぜかとても恐ろしく見えた。
「登頂は目前だけど…、この登山に命を掛ける価値はないな!」
冷静な判断だったと、あとになっても納得できた。
それに、こんなに上まで登れるとは、始めは思っていなかったので、
【笑顔で登頂を断念。】
その後、氷の岩肌を、慎重にゆっくりと下山。
【上からだと氷だらけに見える。降りる方が危ない。】
そして、2時間半後。
【無事に戻ってきた!】
やっぱり登頂はできなかったけど、スリル満点だったし、
景色も楽しめたので、十分に満足できる登山だった。
ビジターセンター(標高950m)からNew Plymouthの街まで、
楽々と気持ちよく自転車で下って、
今日は前にキャンプしたレストエリアでまたキャンプ。
生還記念の祝杯ビールと疲労のおかげで、ぐっすり眠れた。
自然って、やっぱりきれい。
同時に、めちゃくちゃ怖い。
そう、改めて感じた。
【走行距離:33km】
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生還おめでとう!!
手袋忘れたのは痛いな笑(^_^;)
もし今後も登山するようなら、軽アイゼンとかも装備に加えてみたらどう?
4本爪で200g、6本爪で450gくらいからあるよ。
まあとにかく無事で、しかもすごいいい景色の中を歩けたみたいで良かった!
あと、俺が一番すごいと思ったのは山頂目前で引き返せたこと。
氷をはがさないと進めなくなった時点で戻るべきだったとは思うけど、、、
俺だったら山頂があの距離にあったら進んでたかもしれない。ほんで風で飛ばされてたかも。
もし今後も登山するようなら、軽アイゼンとかも装備に加えてみたらどう?
4本爪で200g、6本爪で450gくらいからあるよ。
まあとにかく無事で、しかもすごいいい景色の中を歩けたみたいで良かった!
あと、俺が一番すごいと思ったのは山頂目前で引き返せたこと。
氷をはがさないと進めなくなった時点で戻るべきだったとは思うけど、、、
俺だったら山頂があの距離にあったら進んでたかもしれない。ほんで風で飛ばされてたかも。
サンキュー!
「これ以上、俺はムリ!」っていうところまでは登ったから、
頂上は目前でも、悔いのない登山だったよ。
あそこから上は、スリル以上の"死の恐怖"をほんとに感じた。
まあ、手袋忘れたのは、途中でめっちゃ後悔したけど。。。
おかげでムリして頂上目指すのやめたから、それもよかったんだと思ってるよ。
(アホに違いはないけど…笑)
なるほどね~、アイゼンって結構軽いのね。さすが、店員さん!
山登り、ほんとハマってきたから考えてみよう。
(でも、好んで雪山には登りたくないかも。。。)
山登りしながらチャリで旅してる友達もいたけど、俺もいろいろ登ってみようかな♪
頂上は目前でも、悔いのない登山だったよ。
あそこから上は、スリル以上の"死の恐怖"をほんとに感じた。
まあ、手袋忘れたのは、途中でめっちゃ後悔したけど。。。
おかげでムリして頂上目指すのやめたから、それもよかったんだと思ってるよ。
(アホに違いはないけど…笑)
なるほどね~、アイゼンって結構軽いのね。さすが、店員さん!
山登り、ほんとハマってきたから考えてみよう。
(でも、好んで雪山には登りたくないかも。。。)
山登りしながらチャリで旅してる友達もいたけど、俺もいろいろ登ってみようかな♪