4日(水)にマタポウリを出発してから、のんびり南へ走って5日間。
8日に、オークランドへ戻ってきた。
この5日間を、ざっと記録。
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5月6日(金)
今日は、Mangawhaiにあるキャンプ場での目覚め。
昨晩は、雨は大して降らなかったものの、風の勢いがすごかった。
8日に、オークランドへ戻ってきた。
この5日間を、ざっと記録。
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5月6日(金)
今日は、Mangawhaiにあるキャンプ場での目覚め。
昨晩は、雨は大して降らなかったものの、風の勢いがすごかった。
+ + + + + + + + + +
ブルーシートが、バサバサと激しく音を立てて風になびき、
さらに、夜中にペグが2回抜けて、シートを張り直さなくてはいけなかったので、
また安眠できず。。。
でも、海がすぐ隣なので、
「明日は、朝から釣りをするぞ!」
と決めていたため、朝6時半に起きて、また桟橋からの釣りに励んだ。
「一日中雨」だと思ったのに、雨はまだ降っていない。
1時間半くらい釣りをしたけど、釣れたのはPiper(さより)だけ。
SnapperもKahawaiも、いる気配が全くない。
ここは、釣り場としてはイマイチかもな…
「今日は雨でも、一日中釣りをするんだ!」
と張り切っていたのに、がっかりだった。
8時過ぎになり、昨日声を掛けてくれたご夫婦のところへ行って、
朝食をごちそうになった。
もう一組のオージーのご夫婦は、
俺の働いていたパイナップル農園(PINATA)のある町「マリーバ」に住んでいて、
PINATAで働く人たちのこともよく知っているようだった。
う~ん、世界は狭いもんだ。
思いがけず、にぎやかで楽しい朝食タイムを過ごし、
「これ、余り物だけど。」と、昼食のおかずまでちゃっかりいただいて、
みなさんをお見送り。
【楽しいひと時を、ありがとうございました~!】
ケアンズにはたくさん知り合いがいるし、またいつかきっと会いにいけるだろうな♪
短くても、よい出会いはたくさんある。
こういう、人との出会いをもっともっと大事にしていかなくちゃな~と思うんだけど。
旅の道中、いろんな人にもっと手紙を書いて連絡をしようと思っているのに、
全然筆が進まないのが、最近の課題である。。。
(一日一通くらい、書かなくちゃな。)
かなり降ると思っていた雨は、結局、大したことなかった。
しかし、左のヒザの痛みがまだ続いていたので、今日は移動せずにもう一泊。
いい魚も釣れないので、東野圭吾の長編小説『白夜行』を一気に読破した。
旅に本があると、いいなと思った。(もう英和辞書しか、手元に読む本がないけど。)
次に日本を走るときは、本を買いながら進もっと。
そんなわけで、のんびり休日感覚の一日が終了。
夜はまた嵐だった。
明日の天気が気になった。
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5月7日(土)
今日も、Mangawhaiのキャンプ場での目覚め。
外を見て、
「おっ、雨止んだな。」
と思った直後、大雨が降ってきた。
「まさか、もう一泊ここで過ごすことになるんじゃ…。」
と憂鬱な気分になっていると、9時過ぎに雨がすっかり止んだ。
【よかった~、出発できた!】
海岸沿いの道からSH1へまたもどり、WelsfordからはSH16へ入った。
("SH"は、State Highwayの略らしい。"国道"ってことかな。)
脚の具合もだいぶよくなったので、その後の峠を一つ越え、
夕方、道路脇の空き地で見つけてキャンプした。
日中はまだ、気温が20℃くらいまであがるものの、
朝と夜は、空気のにおいがすっかり"冬"になってしまっている。
いつまでこの"半そで短パンスタイル"で粘れるものか…
【走行距離:56km】
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5月8日(日)
今日は、Helensvillの25km手前の空き地での目覚め。
昨日は、夕方6時にテントを張り、暗くてやることもないので、
「頑張って12時間寝るぞ!」
なんて、変に張り切って寝たのに、
目が覚めると、もうとっくに朝6時を過ぎていた。
12時間眠るのに、がんばる必要がないほど、身体が疲れているらしい。
大して長距離を走ってないのになぁ…。
ブランクは、まだ埋まらない。
疲れているせいか、旅を再開してからまともに料理もしていない。
お腹が空いたら、ジャンクフード(スナック類)を食べて、ごまかしている。
疲れやすく、朝から身体が重い。
きっと野菜をほとんど食べていないせいだろうな。
旅のペースが、まだ狂っているようだ。
出発してすぐに気付いたけど、オークランドまでの距離は、
もうあと90kmくらいだった。
「ここまでのんびり走ってきたし、今日は少し距離を伸ばそう。」
と思い、今日はオークランドまで行くことにした。
今日は、スッキリと晴れたいい天気だった。
しかも、風は微風の追い風で、コンディションは絶好。
午前中は、順調に60kmほど進んで、ペースは悪くなかった。
しかし、午後は、脚に疲労感を感じだし、
オークランドの景色が遠くに見え出してからが、一番辛かった。
脚が疲れすぎてて、全然力が入らない。
「あと20kmくらいかなぁ。もうちょっとだ~。」
軽い坂道も、のろのろこいで上るのがやっとだった。
ずっと走ってきたSH16が、シティへ近づくと自動車専用道路に変わる。
シティへと続く、自転車の走れる道はとてもわかりにくい。
道を探してウロウロしていたら、地元サイクリストのおじいちゃんが、
「どこまで行くんだい?」
と声を掛けてくれ、丁寧に道を教えてくれた。
その後も、停まって地図を見るたびに、いろんな人が同じように声を掛けてくれた。
信号待ちをしている車の中から、声を掛けてくれる人もいた。
そういえば、行きの道のりでも、この辺でいろんな人に道を教えてもらったっけ。
オークランドは都会でも、住んでる人は、なかなか人情に厚いような気がした。
だいぶ疲れていたけど、
【なんとか、暗くなる前にオークランド・シティに着いた~。】
今日は5月8日、母の日だ。
「母親に、特に何もしてやれず申し訳ないな~。」
なんて思いつつ、久しぶりに都会の雰囲気を味わいに街へ。
そういえば、ちょうど1年前の今日、俺はオークランドから日本へ帰ったんだった。
一年後の同じ日に、またオークランドに戻ってきた。
う~ん、なんか不思議だ。
一年後の今は、一人でオークランドを歩いていることに、ちょっと寂しさを感じながら、
街角で静かに、タバコを一服。
「う~ん、俺は自由だ。」
孤独感と哀愁と自由を感じながら、なんかしみじみとした気分になった。
でも、今の状況には満足しているから、これでよかったんだなーと思う。
2ヶ月前、1週間キャンプした"お馴染み"の地「Okahu Bay」へ行き、
今日は、ちゃんとした料理を食べようと、チキンカレーを作って食べた。
いつものビーチにテントを張って、シティの夜景を見ながら就寝。
クタクタだから、明日はオークランドでのんびりしよっと。
【走行距離:108km】
さらに、夜中にペグが2回抜けて、シートを張り直さなくてはいけなかったので、
また安眠できず。。。
でも、海がすぐ隣なので、
「明日は、朝から釣りをするぞ!」
と決めていたため、朝6時半に起きて、また桟橋からの釣りに励んだ。
「一日中雨」だと思ったのに、雨はまだ降っていない。
1時間半くらい釣りをしたけど、釣れたのはPiper(さより)だけ。
SnapperもKahawaiも、いる気配が全くない。
ここは、釣り場としてはイマイチかもな…
「今日は雨でも、一日中釣りをするんだ!」
と張り切っていたのに、がっかりだった。
8時過ぎになり、昨日声を掛けてくれたご夫婦のところへ行って、
朝食をごちそうになった。
もう一組のオージーのご夫婦は、
俺の働いていたパイナップル農園(PINATA)のある町「マリーバ」に住んでいて、
PINATAで働く人たちのこともよく知っているようだった。
う~ん、世界は狭いもんだ。
思いがけず、にぎやかで楽しい朝食タイムを過ごし、
「これ、余り物だけど。」と、昼食のおかずまでちゃっかりいただいて、
みなさんをお見送り。
【楽しいひと時を、ありがとうございました~!】
ケアンズにはたくさん知り合いがいるし、またいつかきっと会いにいけるだろうな♪
短くても、よい出会いはたくさんある。
こういう、人との出会いをもっともっと大事にしていかなくちゃな~と思うんだけど。
旅の道中、いろんな人にもっと手紙を書いて連絡をしようと思っているのに、
全然筆が進まないのが、最近の課題である。。。
(一日一通くらい、書かなくちゃな。)
かなり降ると思っていた雨は、結局、大したことなかった。
しかし、左のヒザの痛みがまだ続いていたので、今日は移動せずにもう一泊。
いい魚も釣れないので、東野圭吾の長編小説『白夜行』を一気に読破した。
旅に本があると、いいなと思った。(もう英和辞書しか、手元に読む本がないけど。)
次に日本を走るときは、本を買いながら進もっと。
そんなわけで、のんびり休日感覚の一日が終了。
夜はまた嵐だった。
明日の天気が気になった。
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5月7日(土)
今日も、Mangawhaiのキャンプ場での目覚め。
外を見て、
「おっ、雨止んだな。」
と思った直後、大雨が降ってきた。
「まさか、もう一泊ここで過ごすことになるんじゃ…。」
と憂鬱な気分になっていると、9時過ぎに雨がすっかり止んだ。
【よかった~、出発できた!】
海岸沿いの道からSH1へまたもどり、WelsfordからはSH16へ入った。
("SH"は、State Highwayの略らしい。"国道"ってことかな。)
脚の具合もだいぶよくなったので、その後の峠を一つ越え、
夕方、道路脇の空き地で見つけてキャンプした。
日中はまだ、気温が20℃くらいまであがるものの、
朝と夜は、空気のにおいがすっかり"冬"になってしまっている。
いつまでこの"半そで短パンスタイル"で粘れるものか…
【走行距離:56km】
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5月8日(日)
今日は、Helensvillの25km手前の空き地での目覚め。
昨日は、夕方6時にテントを張り、暗くてやることもないので、
「頑張って12時間寝るぞ!」
なんて、変に張り切って寝たのに、
目が覚めると、もうとっくに朝6時を過ぎていた。
12時間眠るのに、がんばる必要がないほど、身体が疲れているらしい。
大して長距離を走ってないのになぁ…。
ブランクは、まだ埋まらない。
疲れているせいか、旅を再開してからまともに料理もしていない。
お腹が空いたら、ジャンクフード(スナック類)を食べて、ごまかしている。
疲れやすく、朝から身体が重い。
きっと野菜をほとんど食べていないせいだろうな。
旅のペースが、まだ狂っているようだ。
出発してすぐに気付いたけど、オークランドまでの距離は、
もうあと90kmくらいだった。
「ここまでのんびり走ってきたし、今日は少し距離を伸ばそう。」
と思い、今日はオークランドまで行くことにした。
今日は、スッキリと晴れたいい天気だった。
しかも、風は微風の追い風で、コンディションは絶好。
午前中は、順調に60kmほど進んで、ペースは悪くなかった。
しかし、午後は、脚に疲労感を感じだし、
オークランドの景色が遠くに見え出してからが、一番辛かった。
脚が疲れすぎてて、全然力が入らない。
「あと20kmくらいかなぁ。もうちょっとだ~。」
軽い坂道も、のろのろこいで上るのがやっとだった。
ずっと走ってきたSH16が、シティへ近づくと自動車専用道路に変わる。
シティへと続く、自転車の走れる道はとてもわかりにくい。
道を探してウロウロしていたら、地元サイクリストのおじいちゃんが、
「どこまで行くんだい?」
と声を掛けてくれ、丁寧に道を教えてくれた。
その後も、停まって地図を見るたびに、いろんな人が同じように声を掛けてくれた。
信号待ちをしている車の中から、声を掛けてくれる人もいた。
そういえば、行きの道のりでも、この辺でいろんな人に道を教えてもらったっけ。
オークランドは都会でも、住んでる人は、なかなか人情に厚いような気がした。
だいぶ疲れていたけど、
【なんとか、暗くなる前にオークランド・シティに着いた~。】
今日は5月8日、母の日だ。
「母親に、特に何もしてやれず申し訳ないな~。」
なんて思いつつ、久しぶりに都会の雰囲気を味わいに街へ。
そういえば、ちょうど1年前の今日、俺はオークランドから日本へ帰ったんだった。
一年後の同じ日に、またオークランドに戻ってきた。
う~ん、なんか不思議だ。
一年後の今は、一人でオークランドを歩いていることに、ちょっと寂しさを感じながら、
街角で静かに、タバコを一服。
「う~ん、俺は自由だ。」
孤独感と哀愁と自由を感じながら、なんかしみじみとした気分になった。
でも、今の状況には満足しているから、これでよかったんだなーと思う。
2ヶ月前、1週間キャンプした"お馴染み"の地「Okahu Bay」へ行き、
今日は、ちゃんとした料理を食べようと、チキンカレーを作って食べた。
いつものビーチにテントを張って、シティの夜景を見ながら就寝。
クタクタだから、明日はオークランドでのんびりしよっと。
【走行距離:108km】
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