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前回の続き

今回も、写真はちょっと刺激が強めなので注意。



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【皮を剥がされた牛。このあと、しっぽと頭を取られた。】

牛の身体についている黄色い物は、脂肪。

脂肪の色が黄色いのは、"ジャージー牛"の特徴だという。

ジャージー牛は、この脂肪の色のせいで肉牛としては人気がなく、

子牛の値段が一頭$2~10だとか。

安~っ。

でも、この牛はジャージーと何かの交配種らしく、肉はおいしいとのこと。





その後、いろんな部位がお腹から取り出されていった。

 


【心臓、デカ~!】

タンやレバーも、ずっしりと重たかった



牛の腹に腕を入れて、もぞもぞと探ってから業者の人が、

「お腹に子牛がいるぞ。」

と言っていた。

 


【ほんとにいた。】

なるほど、牛っぽい形。

この子牛の胎児は、犬のえさにすることになった。



内臓以外の部分は、一度業者の人が持って帰って、

冷蔵庫で一週間熟成させたあと、切り分けられてまた戻ってくるとのこと。



使わない内臓や頭部は、その場に穴を掘って埋めることになった。

 


【捨ててしまう部分。】

腸には全く手をつけずに、全て捨ててしまう。もったいないなー。



 


【牛の胃の中身。】

何個目の胃かはわからないけど、草でパンパンになった胃を切ってみると

胃の内側は真っ黒で毛のようなものが生えており、何層にもわかれていた。



牛の屠殺("解剖"に近いな)は、とても興味深く、勉強にもなった。

 
 
 
 
 
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*今回の写真は、ちょっと刺激が強めなので注意。


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5月3日(火)


今朝は、天候が落ち着いていて、牛の屠殺は予定通り行われることになった。

(もし雨だったら、また延期になるところだった。)


ファームへ行って、ターゲットの牛をストックヤードに隔離。

30分ほど待つと、業者の人が二人、トラックに乗ってやってきた。


早速、作業に取り掛かる。

 


【銃で頭部(脳)を撃ち、息の根を止める】



が、ここで、牛がフェンスを越えて逃げ出すというアクシデント発生。

(あの巨体が、130cmくらいあるフェンスを飛び越えたのにびっくり。)


横にいたほかの牛の群れに戻ろうとしたんだろうけど、

これから殺されるのがわかって、必死に逃げ出そうとしたようにも見えた。



「もし自分が牛で、そこまで考える知恵を持っていたら、俺も必死で逃げるな。」



なんていうことを考えた。



でも残念ながら、それも「無駄な足掻き」なわけで…



 


【眉間を打ち抜かれた牛は、"ドスン"と音を立てて崩れ落ちた。】


牛を撃ったあと、業者の人は急いでナイフで喉の辺りを裂き、

心臓のすぐ近くで動脈を切った。


魚を釣ったときと同じように、殺したらすぐに"血抜き"をしないと、

肉が血を含みすぎて、マズくなるということだった。



次は、仰向けになるように固定して、ナイフで皮を剥ぎ始めた。


 


【男二人がかりで、約10分。】



牛の皮は、ポッサムの皮のように簡単に、

"服を脱ぐみたい"には剥げないようだ。



皮を剥ぎ終えると、

 


【逆さまに吊るして腹を切り、内臓を出す。】


腹を開いても、生臭い臭いはそれほどしなかった。

牛の内臓(主に胃)は、想像通りかなりデカい。

パンパンになった胃が、うっすらと緑がかって見えるので

中は草でいっぱいなんだとわかった。

胃もデカければ、中に入っている草の量も相当なもんだ。

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ちょっと時間がないので、続きはまた明日。


 
 
 
 
あ、タイトルは内容と全然関係ありません。

さっき知って、びっくりしたので。

あの9.11が10年も前だとはまたびっくり。

次の報復テロなどが起こらないことを願う。

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5月2日(月)


昨日は一日、嵐のような天気で大荒れ。

そして今朝も天候は変わらず、荒れていた。


天気予報によれば、午後は回復の見込みということだった。

嵐の中で仕事するのを避けるため、

今日は午前中がフリーで午後は仕事、というシフトになった。


フリーといっても外は嵐なので、今日もやはり釣りには行けず、

また読書で時間を潰すことに。


今、東野圭吾の小説(ミステリー)にハマッている。


「変身」「分身」「宿命」「レイクサイド」「探偵ガリレオ」

「眠りの森」「悪意」を読んだ。


どれも面白く、読み出したらなか止まらないので、睡眠時間を削っている。

(といっても、7時間は寝てる。笑)

映画で見た「容疑者Xの献身」が面白かったので、

日本に帰ったら、すぐに小説でも読んでみたい。

"潰す"時間なら、戻ってからたくさんありそうだ。



明日はいよいよ、ファームで牛の屠殺が行われる。


「牛」も「牛肉」も、何度も見たことがある。


が、


「牛 → 牛肉」


この間にある「→」の部分は、一度も見たことがない。

きっと、見たことのある人は少ないだろうな。

そして、


「そんなの、わざわざ見なくてもいい。」


と思う人が多いとも思う。


けど、自分は知っておきたい。


それを見ることで、

自分が、いろんな命の犠牲の上で生きているんだという当たり前の事を、

より強く感じられると思う。

(できれば、自分でやりたいくらいだ。)



明日はまた一つ、貴重な体験ができそうだ。


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【英語の"へぇ~"】

「穴を掘るときに使う道具は、英語で何という?」

と聞かれたら、なんて答えるかな?


ちなみに俺は、

"スコップ"か"シャベル"

だと思ってた。


で、想像するその道具の形は、

長い柄に、平たくて先の少し尖った鉄板がついたもの。



だけど正解は、

"スペード"【spade】 = 踏み鍬(ふみぐわ)

だった。

あの、トランプの"スペード"と同じ綴り。

形はほとんどシャベルと同じ。

でも、一応"鍬"だから、

先の鉄板は長方形で尖っておらず、スペードっぽくない。

(↑語源が違うのかな??それは知らない。)


この時点でまあ、、"へぇ~"だったんだけど、


じゃあ、"スコップ"と"シャベル"は何なの??

と思って調べてみたら、

スコップ【schop】はオランダ語で、シャベルと同じ意味。

シャベル【shovel】は英語。

どっちも穴を掘るためではなく、砂や土の山を"移動"させるための道具だって。

(こっちの形は、想像したとおり、あのスペードっぽく先が尖っている。)


へぇ~。

言葉にも、道具の役割にも、そんな違いがあるとは全然知らなかった。
(全部"シャベル"だと思って使ってた。)

今は、作業で"スペード"と"シャベル"の両方を使い分けている。



ということで、

「シャベルで穴を掘る」

と言った場合、道具の使い方か、言葉の使い方のどちらかが間違っていることになる。


言語の勉強も、おもしろいなー。


5月1日(日)


ここ2~3日、天気が悪い。

雨もそれなりに降ってはいるけど、風の勢いがすごい。


今日は日曜日で、せっかくの休日だったのに、

一日中、風がびゅうびゅうと吹いていて、海も大荒れ。

釣りに行くどころではなかった。



というわけで、今日はほとんど一日中、部屋で読書。

普段、ほとんど本を読まない俺が、

ここ2週間で、11冊も小説を読んだことに、自分でも驚いている。

しばらく、英語漬けの生活が続いていたからかな?

日本語の活字を読むのが、とても楽しい。


これからも、たまには本を読んでみようと思った。



外で風がびゅうびゅう吹くのを聞きながら、部屋でゆったり読書をしていると、

「屋根」と「壁」のありがたみを、とても感じる。



「あと2日で、また屋根も壁もない生活になるんだな…」



荒れた天候を見ながら、これからの自転車生活のことを考えると、


こんな日を、どうやってやり過ごそうか??


と、ちょっと不安を感じる一方で、

それよりも強い"わくわく感"が湧き上がってくる。


アクシデントや逆境も、旅の醍醐味の一つだ。


ここ2ヶ月間、のんびりしたファームステイ生活をしていたので、

身体が、ちょっと刺激を求め始めている。


ちょうどいい、出発のタイミングだな。


そろそろ、これからのルートを検討しよう。

まずは、温泉地として有名な「ロトルア」を目指そうと思う。

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【Au&NZの"へぇ~"】

オーストリアにいるとき、

「Kiwi(ニュージーランド人)は、話し方ですぐ分かる。」

と言う話を聞いた。


例えば、

数字の"6"を「ソックス」と発音したり、

"Fish&Chips"を「ファッシュ・アンド・チャップス」と言ったりするんだとか。

笑い話としてそれを聞いていたので、

NZで、そんな英語を聞くのを楽しみにしていた。


が、実際には、そういった発音をする人はほとんどいない。


Kiwiのボブさんにそれを聞いてみると、


「リッチな国のオージーが、Kiwiをバカにしてそう言っているんだ。」


ということだった。

(実際、そういう発音をする人もわずかにいるのは事実らしいけど。)


仲の良い(良い関係にある)両国だけど、

オージーはちょっとKiwiを見下した感じらしい。

へぇ~なるほどねー、と思った。


4月30日(土)


今日で4月も終わりかー。

ついこの前、"エイプリルフール"だったと思ったのに。

この1ヶ月は、あっという間に過ぎた気がする。


日本では、これからGWだから、

きっとみんなワクワクしてるところなんだろうな。



GWのことを考えると、

2年前、旅に出発した5月3日のことを思い出す。



俺の旅生活の初日。


午前2時過ぎに家を出発して、長野まで10時間もこいだっけ。

170km以上走ったのは、この2年間であの日だけだった。

でも、そこで教え子と再開できて、おじいちゃんの家にお世話になって、

楽しい旅のスタートを切れたんだったなー♪

ずっと忘れないだろう、いい一日だった。



あの時は、2年後に自分がNZにいるだろうなんて、

全く想像できなかったな。



そう考えると、これから2年後の自分が、どこで何をしながら

2年前の"今"を振り返っているのか…


「全く想像できない」

だけに、ワクワクしてくる。


願わくば、ヨーロッパ辺りを自転車で旅していて欲しいな。



そんな事を考えながら、



「自分らしく、楽しんで生きてるな!」



って、自分に対して言えることは、とても幸せだと思う。




あまり書くことがないせいで、なんか変な日記になったな…。



今日も、天気が荒れてて釣りができなかった!

Kingfishは無理だったとしても、

出発までに、またKahawaiを釣りたい。。。



みなさん、よいGWをお過ごしくださ~い!


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【Au&NZの"へぇ~"】

Auに住んでいる人は、NZにビザなしで就労できるし、永住もできる。

NZに住んでいる人も、その逆のことができる。

二つの国はいずれも、イギリスからの独立国なので、そうなっている。


でも、Auは資源が豊かな国であり、NZよりもリッチで物価も高い。

なので、NZからAuへ出稼ぎに行く人が多いらしい。

俺がAuのパイナップル農園で働いていたときの時給は、

AUD$18.5(約1500円)だった。

もし、NZの農園で働いたとすると、時給は約3分の1くらいになってしまう。

賃金が、全然違う。

ワーホリで稼ぐなら、オーストラリアがオススメです。




旅の道のり

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