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【ガソリンスタンド(GS)での目覚め。】
暑くて汗びっしょりの夜だったけど、それでもよく眠れた。
GSには"7-11"(セブンイレブン)が併設されているので、とても便利だった。
起きてすぐ買い物に行って、朝食はパンと、
【大好きな、甘~いアイスコーヒー。】
写真に写っている4種類の飲み物全て、
原液のままだとガムシロップ並みに甘い、激甘ドリンク。
タイには7-11があちこちにあり、どの店にも、この激甘コーヒー類は置いてある。
(500mlのカップで、約50円。)
これに、氷をたっぷり入れて溶かしながら飲むと、冷たくてとてもおいしい。
俺がタイで自転車をこぐエネルギーの50%くらいは、
きっと、この激甘コーヒー類から得ているんじゃないかな。
毎日3~4杯は、これを飲んでいる。
甘いパンと激甘アイスコーヒーでエネルギーを得て、今日も出発。
35号線を40kmほど西へ走ると、南北へ走る4号線にぶつかった。
ここからは、マレー半島をシンガポールまでひたすら南下することになる。
それにしても…
【今日は暑いなぁ~!】
1か月以上、ぬるま湯に浸かったような快適な生活を続けていたため、
炎天下の路上の厳しさを、すっかり忘れていた。
肌に刺さるような日差しと、アスファルトからの熱気がすごい。
側道が広くて路面のコンディションもいいので、すいすい進むけど、
気温と日差しのせいで、ものすごく疲れる。
そして、体力の消耗が激しい一方で、食欲は全然わかない。
「なにか、辛い物でも食べるかー!」
と思って、
【昼食は、ガパオにした。】
これが、ふざけてるのかと思うくらい辛い。
"Lee ×20"(カレー)よりも辛い。
俺はかなりの辛党だけど、一口食べるごとに水で口を冷やして、
内心、ひーひー言いながら必死で完食した。
こんなものを、平気な顔して食べられるタイ人はすごい!
激甘やら激辛やらのエネルギーを、ペダルを踏む力に変え、
今日は110km走って、海岸の街Cha-amに着いた。
Cha-amは、タイ人に人気のビーチリゾートらしく、
土曜日の今日は、大勢の家族連れや若者たちでかなり賑わっていた。
【海を見たら泳ぎたくなったので、】
今日は宿に泊まって、俺もリゾート気分を味わうことに。
週末価格らしく、どこも一泊1000円以上の料金設定だったけど、
話しかけてきた親切な人が、一泊200B(500円)の宿を教えてくれた。
そしてチェックイン後、すぐに水着に着替え、シュノーケルを持って海へ。
ところが、海はとても汚なく濁っていて、沖へ出ようと思っても、
ジェットスキーやバナナボートが目の前をバンバン横切っていくので、
危なくて出られなかった。
海水浴、わずか3分で終了。
がっかりだ~。
でも、泊まった宿は快適だったし、
【おいしいカオマンガイの屋台もみつけたので、】
(↑夜も、ビールじゃなく7-11のアイスコーヒー。)
夜をのんびり過ごすには、なかなかいい街だったかな♪
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10月14日(日) 【旅413日目 タイ59日目】
Cha-amのゲストハウスでの目覚め。
昨日の、炎天下100kmオーバーライドのダメージが、はっきりと身体に表れた。
全身がだるっだるで、起き上がるのもおっくうだった。
やっぱり、"ぬるま湯生活"のせいで、体力は大幅に失われたらしい。
でも幸運なことに(?)、今日は朝から雨模様。
もう一泊ここで休んで、体力の回復に専念することにした。
のんびりすることは得意。
今日はリゾート気分で、だら~な一日。
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10月15日(月) 【旅414日目 タイ60日目】
今日も、Cha-amのゲストハウスでの目覚め。
昨日、ゆっくりと休養を取ったので、今日は体力もバッチリ回復。
【マレーシア国境まで、あと950km!】
【王室御用達のリゾート地フア・ヒンは見るだけにして、】
(やっぱり、Cha-amよりもきれい)
流れのいい4号線を、ひたすら南下。快走。
90kmちょっと走ったところで、
【あったあった。快適なGSの標識。】
今日のGSでは、併設したカフェでネットにつなげるし、
7-11、食堂が2つ、そしてシャワーまで使わせてもらえた♪
タイの旅では、ガソリンスタンドが強い味方。
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10月16日(火) 【旅415日目 タイ61日目】
【Kui BuriにあるGSでの目覚め。】
今日も、激甘アイスコーヒーの一杯で、一日がスタート。
4号線は流れが良くてとても走りやすいんだけど、
【道路わきには、こんな注意喚起の看板がたくさんあって】
「もしあんな事故に巻き込まれたら、恐いなぁ~。」
なんて思っていたら、
【その光景が、モロ目の前に現れたりする。】
バンコクへ向かっているときも、運転席で潰された死体を見ているだけに、
"明日は我が身"感がリアルで、全然笑えない。
(Touch wood!)
前に、タイ人で船乗りの友人トムが、
「コンテナを積んだトラックには、ほんとに気をつけて。
俺の友達も一人、潰されて死んじゃったから。」
と、真面目な顔でアドバイスをくれたのを思い出した。
後方からのトラックには、細心の注意を払いつつ走ることにした。
今日も、
【これでもかっ!ってくらいの晴天の下、】
80kmちょっと走って、GSでストップ。
こうやって、無事に一日を過ごせることにも、ちゃんと感謝しなくちゃな。
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