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フェリー(かめりあ)の出航は、AM11:30。
9時過ぎには着いて、荷物をまとめた。
【預け入れ荷物代600円をケチり、自転車だけ預けた】
【あとの荷物は、抱えて移動。】
めちゃくちゃ重くて、船の乗り降りが大変だった。
大変だったと言えば、当日の天候。
【波高5mのため、高速艇は全便運休】
ターミナル内は、フェリーのキャンセル待ちの人々でごった返していた。
おととい、ちゃんと予約が取れていてよかった♪
しかし…波高5mなんて、フェリーは大丈夫なのか!?
と思った人が殺到したらしく、酔い止め薬が完売。笑
「俺も船には結構弱いんだけどなぁ。」
と、ちょっとドキドキしながら乗船。
やっぱり、か~な~り揺れた。
しかも、強風のため、デッキには全く出られず。
身体を起こしているとすぐに酔いそうだったので、
航行中は、ほぼずっと、船室で寝ていた。
でもよく眠れたので、釜山までの5時間は、ほぼ瞬間移動だった。
そして夕方6時。
韓国上陸!
韓国上陸!
雨が降っていたらしく、水溜りがあちこちにできていた。
「おかしいな?この時期の韓国は、滅多に雨が降らないはずなのに。。。」
もう暗くなっていたけど、宿はとっていないしお腹も減っていたので、
ケーン号を連れ、寝床と飯屋を探して釜山の街をウロウロ開始。
港の方を歩いているとき、ちょっと賑やかな飯屋街を発見。
よく見ると、どの店でもみんな真っ赤で辛そうなものを、アルミホイルの上で焼いている。
日本語で、「ヌタウナギ」と書いている店があり、
店頭ではオバチャンが、細いうなぎを次々に捌いていた。
(オバ)「ビビンパモイッショデ、10000ウォンニシテアゲルヨ!」
(10000W ≒ 700円)
ヌタウナギは、さっきターミナルの案内板で名物っぽく紹介されていたので、
ぜひ食べてみたかったんだ♪よし!
【ヌタウナギを捌くオバチャン】
日本のうなぎより細い。
ぶつ切りになって鉄板の上にのっても、まだクネクネ動いてた。
【韓国っぽい】
ヌタウナギは、コリコリした触感で淡白な味だった。
辛~、うま~!
お腹がいっぱいになったので満足して、釜山の市街地をまたウロウロ。
釜山の街は、予想以上に賑やかな街だった。
土曜日だからか、通りには人がいっぱい。
食べ物屋の屋台や食堂があちこちに並んでいて、どれもおいしそうだ。
お腹がいっぱいなのに、また食べたくなった♪
これから、毎食が楽しみだなー☆
しかし、楽しみにしていた"世界花火大会"っぽい雰囲気も、
音も全く聞こえないのはどうしたことか。
「会場が遠いのかな?」
もっとちゃんと調べておけばよかった。。。
2時間以上街中を歩いて、9時を過ぎたので今日の寝床へ。
釜山が予想以上に大きな都市だったので、テントを張れそうな場所は見つからなかった。
明日も予報が雨だったので、テントは張れないなら屋根が欲しい。
フェリーターミナル近くに、屋根のあるベンチを見つけていたので、そこまで戻った。
あまり人目にはつかないベンチだったけど、まだ少し人通りがあったので、
縄田さんにもらった柿を剥いて食べながら、寝ずに座っていた。
22時半頃、通り過ぎて行った韓国人の若者が、戻ってきて話しかけてきた。(英語)
「韓国を自転車で走ってるの?」
プサンからソウルまで行くだけだけどね、と答えると、
「今日はここで寝る気?寒いよ~!」
大丈夫、問題ないよと答えた。
実際、プサンは思ったよりも寒くなかった。
「あとでまた来るから。」
とだけ行って、去っていった若者。
20分後くらいに戻ってきて、一言。
「うちに泊まっていいから、行こう。ここは寒いって!」
あはは!
突然だな~と思って、なぜか大声で笑ってしまった。
でも、話し方からいいやつっぽさを感じたので、ほいほいと付いていった。
荷物をまとめて出発すると、今までいたベンチの上の高層ビルが、その若者(リー)の家だった。
自転車ごとエレベーターに乗って、11階へ。
マンションの一室に入ると、リーの彼女ミンチィがいて、
突然来た俺を、温かく迎えてくれた。
お邪魔します。あはは!
(なんで俺、ここにいるんでしょう??)
展開が突然すぎて、まだ笑いが止まらなかった。
俺はさっきまで、人目に付かない、暗~いベンチの上にあぐらをかいていて、
包丁で柿を剥いて、黙々と食べてたんだけど。
そんなやつに、普通の人は声をかけないけどなぁ。
「なんで俺に声かけたの?」
と聞いてみると、ただ、
「寒いところで寝るのが、かわいそうだと思ったからだよ。」
それだけだったらしい。
話してみると、リーは本当にいいやつで、
日本語の話せる友達を紹介してくれたり、プサンの名所&名物を詳しく教えてくれたり、
地図をいっぱい印刷してくれたりと、夜中までほんとにいろいろ教えてもらった。
韓国で困ったことがあったら、いつでも電話してくれと、何度も念を押された。
ありがとう!
ここは仕事場だということで、リー達は午前2時に家へ戻っていった。
俺は一人、高層マンションの一室で、ゆっくり休ませてもらった。
さっきまでは、ここのしたのベンチにいたんだけどな。笑
韓国の旅は、初日からいい一日だった!
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【船旅の"へぇ~"】
釜山へはフェリーで渡った。
フェリーの国際便というのに乗るのは初めてだったけど、
セキュリティのゆるさには、ちょっと驚いた。
まず、乗船までに、持ち込み荷物のX線検査をされなかった。
(なぜか、降りてから釜山でされたけど。)
なので、ガソリンの入ったボトルもナイフなどの刃物類も、
危険なものでもなんでも、ノーチェックで簡単に持ち込めた。
柿を持っていたので、入国カードの植物・果物"の欄にちゃんとチェックをいれたのに、
係員は0.5秒も俺のカードを見ず、俺が"はい"にチェックを入れてたことにすら気づいていなさそうだった。
柿を見せる用意もしてたのに、税関は5秒であっさりパス。
植物加工食品やテントに付いた泥までチェックされたAuやNZとは、えらい違いだ。
もちろん、変なものは持っていなかったけど、(ガソリンもちゃんと捨ててから乗ったし)
これなら密輸でもテロでも、簡単に出来てしまいそうで、
「いいのか!?」って思った。笑
*韓国へ着いて3日。
毎日、"へぇ~"だらけの生活で楽しい!
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【船旅の"へぇ~"】
釜山へはフェリーで渡った。
フェリーの国際便というのに乗るのは初めてだったけど、
セキュリティのゆるさには、ちょっと驚いた。
まず、乗船までに、持ち込み荷物のX線検査をされなかった。
(なぜか、降りてから釜山でされたけど。)
なので、ガソリンの入ったボトルもナイフなどの刃物類も、
危険なものでもなんでも、ノーチェックで簡単に持ち込めた。
柿を持っていたので、入国カードの植物・果物"の欄にちゃんとチェックをいれたのに、
係員は0.5秒も俺のカードを見ず、俺が"はい"にチェックを入れてたことにすら気づいていなさそうだった。
柿を見せる用意もしてたのに、税関は5秒であっさりパス。
植物加工食品やテントに付いた泥までチェックされたAuやNZとは、えらい違いだ。
もちろん、変なものは持っていなかったけど、(ガソリンもちゃんと捨ててから乗ったし)
これなら密輸でもテロでも、簡単に出来てしまいそうで、
「いいのか!?」って思った。笑
*韓国へ着いて3日。
毎日、"へぇ~"だらけの生活で楽しい!
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