肝炎という病について詳しく調べ、
旅の残り時間も考慮して考えた結果…
"自転車での旅は、ここで終了するしかなさそう"
という結論に至った。
今患っているのは、AーG型まであるウィルス性の肝炎ではなく、
薬物の副作用による急性肝炎である。
この肝炎の治療法は、
「安静にしつつ、適切な栄養と休養を取ること。」
以外にはないということ。
俺にとって問題なのは、完治に至るまでの期間の長さで、
早くても2ヶ月。遅ければ半年近くかかることもあるらしい。
(それ以上だと、慢性肝炎になっている可能性がある。)
(以下、参考文献より↓)
「急性肝炎の治療がスタートし、黄疸のピークが過ぎると、肝炎ウイルスに対する抗体が肝組織の修復を始め、だんだん倦怠感や食欲不振が改善していきます。4~6週間後には黄疸が消えますが、その時点では肝機能は完全に回復していません。肝機能の回復には早くて2~3ヶ月、遅い場合には4~5ヶ月ほどかかると言われています。黄疸が消えたからといって急性肝炎が完治したという訳ではないため、入院期間中はもちろん、退院後も無理をせず生活をすることが大切です。
少し症状がよくなってきたからといって動き回っていては完治を遅らせることになります。医師の指示に従い安静を徹底することで、入院期間を短縮できるようになる可能性もあります。」
※いろいろと調べた中では、
http://teikettou.web.fc2.com/kanen/tiryo.html
↑このサイトが一番わかりやすく、情報量も多かった。
今は、治療を始めてから5週間が経過したところ。
記述されているとおり、黄疸や食欲不振、倦怠感などはなくなって、
かなり調子が良くなったように感じている段階。
だいぶ元気になってピンピンしているように感じるけど、
完治させるためには、まだまだムリな生活はできないらしい。
今までは回復が順調だったから、完治までの道のりも遠くないような気がしていた。
けれど、昨日の検査の結果が思いの外悪かったので、
厳しい現実を受け入れざるを得ないと、今日一日かけて考え直した(._.)
今回の旅の終了期限(10月中旬)まで、あと5ヶ月弱。
"健康第一"で考えるなら、今回はもう、自転車での旅を続けられないんだな…(-_-)
そういう結論に至った。
残念だ。
でも、ピンチはチャンス‼
自転車を降りれば、より多くの地域を訪ねられるじゃないか♪
そもそも、旅生活の初めは、
「とりあえず、まずは自転車で行ってみよ〜!」
くらいの軽いノリで始めた自転車の旅だったわけで、
初めから、"自転車での旅"に絶対的な執着なんてない。
ま、今となっては、ある程度の"執着"ってのがあったけど…
それも、
「まあ、いいや!」
という程度の気持ち。
自転車旅への未練はすっぱりと捨てて、
ちょっと思考を切り替えよう。
って言っても、
「さて。これから、どうしようか…。」
何にしても、まずは肝炎を完治させる事を第一に考えつつ、
身体と相談しながら、今後のプランを慎重に考えよう。
とりあえず、もうさっさとイスタンブールを出たいんです…(^_^;)
が、
よ〜く考えてみようと思います。
P.S. 自転車の旅継続の可能性も、まだある…かも。
やっぱ、"すっぱり諦める"って訳にはいかないか。笑
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