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【たつよしさんと、ともくんが見送ってくれた♪】
二人とも、日本でまた会いましょう!
お店の成功、願ってます。(^^)b
アンコールワットのあるシェムリアップまでは、約300km。
無理せず、4日間かけて行こうと思う。
久しぶりの自転車移動再開で、またわくわく。
と思ったら!
出発後わずか10分で、両輪が同時にパンク。
滅多にないことだけど、
両輪とも、どうやらもうタイヤの溝が限界で、小さな突起物にやられたらしい。
駆動系の整備はバッチリしたのに、タイヤの溝チェックを忘れていた。
(後輪は、3000kmも走ってないのにな…)
とにかく、緊急にタイヤを交換する必要があり、
スペアタイヤは一本しかもっていなかったので、プノンペンの市街地に逆戻り。
自転車店はたくさんあるのに、なぜかどこも新品のタイヤを置いていなくて、
中古しか買えなかった。
スペアタイヤを含めて、計2本のタイヤを買い、
両輪とも修理と交換をしてから、改めて出発。
(この時点で、もう12時半。)
そして…
出発後1時間で、また後輪がパンク。
原因をチェックしてみると、買えたばかりの中古タイヤの側面が破れていた。
どこにもこすってはいなかったので、原因はタイヤの品質そのものだ。
「またパンク修理かよ~。」
毎回、荷物を全部おろして、炎天下で作業しなくちゃいけない。
いやになった。
プノンペン市街地を出て、まずは、国道6線を北上するルート。
道が狭い割に交通量が多く、大型車が砂を巻き上げるので、めちゃくちゃ埃っぽい。
カンボジアに入ってから鼻水がすごいのも、のどが痛くなったのも、
きっとこの埃のせいだ。
ベトナムの排気ガスは、全然平気だったのにな。
中国の黄砂を思い出す。毎日辛かった。
3時を過ぎると、いつものスコールがやってきたので、
売店でサトウキビジュースを飲みながら、雨宿り。
気づいたら、椅子に座ったままの姿勢で、(大口開けて)1時間以上寝ていた。
だめだ俺。
今日はなんかもう、だいぶ疲れてる。
雨は弱まったけど、止まないので出発。
今日は朝から、なにもうまいこといかない。
夕方、50kmほど走ったところで、地図に名前も載っていない小さな町に着いた。
案の定、宿はなかった。
中国・ベトナム・ラオスと違って、
カンボジアの小さな町には、たいてい宿がない。
雨の中のキャンプは大嫌いだけど、仕方ないかと諦め、
ガソリンスタンドで、テントを張らせてもらえないか聞いてみた。
すると、オーナーの奥さんがすごくいい人で、
外じゃ濡れるからと、新築の建物を使わせてくれた。
【扇風機と水まで用意してくれて】
電気も使えて、めちゃくちゃ快適な夜だった。
今日は、全然いいことがなかったけど、
最後にカンボジア人の優しさに触れられて、一気に"幸せな一日"になった。
やっぱり、人の親切っていいな。
自分も、そういう優しさを「与える側」にならなくちゃと思う。
それが今の旅生活の日常であり、ある意味、心苦しくもある日々。(^^;)
役に立たなくて、スミマセン。
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8月18日(土) 【旅357日目 カンボジア12日目】
ガソリンスタンドでの快適なキャンプ。
ぐっすり眠れたので、元気いっぱいで朝から出発。
カンボジアの道は、
【相変わらず、平らで真っ直ぐ】
気持ちのいい景色だけど、日差しから逃れる場所がない。
【横に見える景色のほとんどは、田んぼ】
でも、地域によって特色も見られて、
【ハスの栽培が盛んなところは、道端で蓮の実を売ってるし】
【石像ばかり作ってる地域があったり】
【穀物を、足踏みの杵でつぶして売る地域もあった。】
カンボジアの農家には、家の前に池のような水たまりがあって、
【水牛が水浴びをしていたり、子どもが泳いでいたりする。】
路上からの風景も、自転車のスピードだと、かなり楽しめる。
そして、カンボジアですごく感じるのが、
【子どもが純朴で、かわいい】
どれだけ遠くにいても、「ハロー!ハロー!」と声をかけてくる。
それはベトナムも同じだったけど、
なぜか俺には、カンボジアの子の声の方が、優しく響く。
こっちも負けずに、ハローハローと手を振りまくる。
今日は、若干の追い風でスピードも出せたし、交通量も減って道も広くなったので、
とても気持ちのいい移動だった。
順調に120km以上走って、昨日の遅れを取り戻し、
夕方、行きついた大きな町には、宿もあった。
シェムリアップまで、あと半分の150km。
順調順調!
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