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ラオスとの国境までは、あと約80km。
また、メコン川を橋(Friendship Bridge2)で渡ることになる。
今朝、
「明日、橋まで車で送ってあげるよ。そうすれば、一日節約できるもんね。」
というトムの提案に乗って、明日はラオスまで一気に進むことになった。
自転車で旅をしている人には、いろいろなスタイル(ポリシー)があって、
「○○一周」や「○○横断」を、"完全自走"にこだわって旅する人もいるけど、
ご存知のように、自分はそっちのタイプの旅人ではなく、
すべて、"楽しいか、楽しくないか"を最優先で判断する。
田舎道を自転車でのんびり走るのは楽しいけど、
景色の変化が乏しいと、だんだん飽きてくる。
そんなとき、車でビューンとワープするかのように進むのは、なんとも爽快!
「いつもはのんびり、たまにビューン!」
が、自分にとってベストの楽しい旅スタイル。
俺って、がんばってない旅人なんですよ。
自分のしたいことをしてるだけで、今は、誰の役にも立ってないし。
だから、「すごいね。」とか「がんばれ!」と言われても全然ピンとこないし、
人をだましてる気分にすらなる。
声をかけられるなら、「いいね!」か「楽しんでるね!」が一番うれしい。
って、
全然つまらない話になってしまったので、
"タイのへぇ~"を一つ紹介。
昨日トムに、
「タイの人は、いろんな虫を食べるんだよね?」
と聞くと、
「そうだよ。じゃあ今晩、一緒に捕りに行こうか!」
と、おもしろそうな展開になった。
で、夜。
ヘッドライトを頭に着けて2時間、草むらでバッタ探し。
【捕れた捕れた♪】
草の上で寝ているバッタを、手で捕まえる。
「満月の時は、虫が少ない」といわれているらしく、思ったほどは捕れなかったけど、
大小合わせて、二人で30匹くらい。
おもしろかったのは、同じように虫を探している地元の人が、
周りに何人もいたこと。
自分で虫を捕って家で食べるのは、ごく普通のことらしい。
で、今朝。
初めての、虫調理。
(と言っても、フライパンで揚げるだけだけど。)
【羽をとってから水で洗って、カリッと揚げる。】
一皿全部、一人でいったよ~。
大きいのは、豆みたいな味がした。
サクサクしてて、コショウと醤油で食べるとおいしいんだけど、

見た目が強烈なので、半分、精神修行。笑
【カマキリも食べるし、】
【オタマジャクシも食べる】
トム曰く、
「田舎の人は、なんでも食べるんだよ。」
とのこと。たくましいや。
いろんな国の文化を五感で体験できるのが、
旅の目的であり、大きな楽しみ。
東南アジアは、エキサイティング!
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