ちさとさんと再会。移動再開。

８月３１日(水)

 

 

今日は、清水町にある黄瀬川にかかる橋の下での目覚め。

 

人目に付かないところで、しかも日陰で日の出後も涼しかったので、

 

朝９時半まで寝ていた。

 

 

【寝たいだけ寝て、すっきり。】

 

ヒザの痛みは消えていて、体調もいい感じだ。

 

 

 

今日は、一緒にボランティア活動をしたちさとさんと、

 

１１時半に会う約束をしている。

 

 

それまで、三島駅周辺を散策。

 

 

三島の街には、富士山からの湧き水が、あちこちから湧き出ていた。

 

【湧き水を飲める場所が、たくさんある】

 

 

地元のおじいちゃんと話していたら、三嶋大社にも行ってみなさいと勧められたので、

 

 

【行ってみた。】

 

 

【大きなキンモクセイが咲いていて、甘い香りがした。】

 

 

その後、三嶋駅でちさとさんと再会。

 

中華料理屋でランチを食べながら、２時間ばかりおしゃべりをした。

 

ちさとさんは、震災被災者のボランティア活動を継続的にやっていて、

 

その活動内容について、いろいろ話を聞けた。

 

 

驚いたのは、福島の原発の３０ｋｍ圏外に住んでいる人も、

 

外出するときは、長袖・長ズボンにマスクという姿でいなくてはいけないということ。

 

３０ｋｍ以上離れていても放射能漏れの影響があるので、

 

外で肌を露出してはいけないらしい。

 

子どもたちは、暑い夏にそんな格好では外遊びができず、

 

学校ではプールも実施できないので、みんな肌が真っ白だったという。

 

 

ちさとさんは、被災地での支援活動だけでなく、

 

静岡に被災者の親子集団を招いて、

 

森林の中で１週間キャンプの生活を体験する、

 

というような支援活動もしているそう。

 

外で思い切り遊べないような環境にいる子どもたちにとっては、

 

さぞ楽しい時間になるだろうなぁ。

 

なるほど、そういった支援もあるのかと納得。

 

 

 

食べ放題の中華料理をおなかいっぱい食べ、

 

ちさとさんとも有意義なおしゃべりができて、満足満足♪

 

 

【また会いましょ～！】

 

 

 

さて。

 

これでもう、静岡でやりのこしたことはなしっと。

 

まだお昼過ぎなので、暗くなるまで、進めるだけ進むことにした。

 

東海道(１号線)を、西へ走り出す。

 

 

走りながら、ラジオで、近づいている台風１２号の情報をチェック。

 

どうやら、非常に大型でスピードが遅く、２～３日後に静岡に直撃するらしい。

 

 

「ヤバそうだな…。」

 

 

台風直撃は、免れられそうにない。

 

どっかでうまくやり過ごさなくては。

 

 

 

夕方になると、雨が強く降ってきた。

 

これも、台風の影響らしい。

 

 

雨宿りしても止みそうにないので、濡れたまま走り続ける。

 

１号線が海岸沿いの道になると、高波のため、歩道が通行禁止になっていた。

 

 

しかし、車道は自転車走行禁止。

 

 

他に道も無いので、通行禁止のゲートをどけて、かまわず走り続けた。

 

確かに、台風の影響で波が高く、テトラポッドを大きく越える波が、

 

 

「ブワッシャァァアン！」

 

 

と、たまに歩道に降りかかってきている。

 

波をかぶらないように、タイミングを見計らいながらやばそうなポイントを通過。

 

 

【無事に通り抜けた。】

 

 

その後も、雨は激しく降ったり止んだりを繰り返していた。

 

夜７時になり、東静岡駅周辺でスーパーを探していると、

 

栄えていない北口に、屋根のあるいいキャンプスポットを発見。

 

 

 

人気の少なくなるのを待ち、午前０時にテントを張って寝た。

 

 

 

 

【走行距離：７１ｋｍ】

 

The mileage I rode today : 71km