3月13日(土)【オーストラリア24日目】
今日もRockhampton(ロックハンプトン)にあるバッパーでの目覚め。
今日は電車が朝早いので、
「5時半起きだ!」
って寝たのが午後8時前だったけど、午前1時半に目が覚めた。。。
今日は電車でのんびり寝られるし、寝坊するのが怖かったので、
それから朝まで起きていて、
予定通り、6時半には電車の駅に着いた。
自転車ごとホームに行って、荷物の預け入れ所へ行くと、
係員の人がニヤリと笑った。
この人がまた、すごくいい人で♪
本当は預け入れの荷物は2つまでなのに、4つのサイドバッグを持って、
「いいよいいよ。」
って感じ。
上限は20kgまでなのに、俺のサイドバッグは合計25kg。
でも、
「いいよいいよ。」
って感じ♪
「よい旅を~!」
って、陽気に見送ってくれた☆
オーストラリアに来るときの飛行機は、すごく厳密に計られて、
17000円も超過料金がかかったから、ちょっとドキトドキしてたけど、
この駅員さんは、ほんと"オージーっぽい優しさ"を感じさせるいい人だったな。
(ここまで出会ったオーストラリア人は、似たような優しさを感じさせる人が多かった♪)
午前7時半、列車はRockhamptonを出発。
電車の旅はとても快適だった☆
今まで一日中、ヒィ~コラ言いながら進んできた一本道を横目に、
くつろいだ姿勢のまま、自動車と同じくらいのスピードで広い大地を突き進んでいく。
爽快爽快☆
(ずっとこれではおもしろくないけど、たまに乗ると、とても気持ちのいいものだ♪)
さらに、列車はガラガラだったし、電車の中の係員さんも、
俺が降りるCooroy(クーロイ)という駅が近づくと、わざわざ知らせにきてくれ、
テントやタイヤ、寝袋に釣り竿などの荷物も一緒にホームまで運んでくれた。
午後3時に、列車はCooroyに到着。
Cooroyがどんな町なのかは全然知らなかったけど、
予想通り、とても小さな田舎町といった感じ。
とりあえず、ここからBrisbane(ブリスベン)までは
残り200kmくらいのはずだ。
お腹が好いたので、出発前にSubwayで遅い昼食をとった。
Subwayのサンドウィッチ(?)は、野菜が驚くほどたっぷりだったので、
これからの旅でも、積極的に利用させてもらおうと思った♪
雨が降ってきたから、止むのを待ち、午後4時前に出発。
ここから"試練の半日"が始まった…。(~.~;)
まずは"気候"。
「曇り時々どしゃ降り」
だった。(>_<)
びしょ濡れになって初めて気づいたけど、
ここはMackay以北とは、全然気候が違う。涼しい。
そういえば、Rockhamptonに着く2日くらい前から、
景色の中に『サトウキビ畑』がなくなっていた。
今まで、あんなにサトウキビ畑ばっかりだったのに…。
電車からの景色でも、一度も見なかったな。
今まで激暑だったから、涼しいのは大歓迎だけど、
濡れすぎて、止まるとちょっと寒いくらいだった。
まあ、それくらいはまだ全然いい。
次は、"道を間違えた"。
地図には一般道として描いてあったのに、言ってみたら"自動車専用道路"で、通れなかった。
おかげで15kmも戻ることになった。
道を間違えるってのは、自分のせいだけど、
だからこそ自転車の旅ではとてもしたくない「悔しいこと」だ。
ま、それも、別に急いでないからいい。
最後に、"ビンを投げつけられた"。
これはショックだったな~。(>_<;)
っていうか、ちょっと怖かった。
道を間違えたせいで、今日は目的地だったキャンプサイトまでたどり着けずに、
走っている途中で日が暮れてしまった。
疲れていたし、暗い夜道を長々と走りたくなかったので、
通りすがりの住宅街の入り口にあった東屋のベンチで、
今日は夜を過ごすことにした。
「ここは高級住宅街っぽいし、変な人はたぶんこないだろう。」
なんて、日本で"その辺キャンプ"をしていたときの感覚で、ベンチで寝ていたんだけど。
午後11時頃、にぎやかな車がたくさん目の前を通りだした。
寝ている俺に気づいては、
ブッブー!
とハデにクラクションを鳴らしたり、
「ヒャホ~!」
と騒ぎだしたりして、
「ちょっとヤバいかな…」
とは思っていたんだけど。
一台の車が、反対車線で停まって、
「おい!何寝てんだよ!死んでんのか!?」
と叫んで、ビールビンを投げつけてきた。
ビンは目の前の地面に落ちて割れ、破片がたくさん飛んできた。
うわ!怖っ!!
戻ってきて、こっちの様子をうかがっていたので、
むくっと起きあがると、
ヒャハハハ!
と笑って走り去っていった。
「このままここにいると、ちょっとヤバいかな?」
そう思ったけど、移動するにも、別に行く場所もない。
さっきの若者たちも、ギャングみたいではなかったし、
たぶん、大丈夫だろうと思って、また寝ることにした。
それからは、車が通る度に警戒しなくては行けなかったから、
午前2時くらいになるまで、寝付くことはできなかった。
う~ん。
これからは、もっとちゃんとしたところで寝よう。
今日は、電車の旅とそのあとで、エライ差がある一日だったなぁ。
【走行距離:44km】
「もし襲われたら、こうしてああして…」って、いろんなシュミレーションをしてながら、
対策を考えてた。苦笑
コータもそんなこと言われたのか~。
オーストラリア人は大らかで優しい感じの人が多いけど、
みんながみんなそうじゃあないって事を、よく頭に入れとくよ。
これからは、もうちょっと慎重にキャンプするわー!
危ない危ない。。。
日本とはやっぱり違うので気を付けないとね(*_*)
あ、ひとつ情報。
群馬ののんびり屋は福生になったらしいですよ(^o^;
日本では、どこで寝てても、誰も近づいてきたりしなかったのに。
(ベンチで寝てて、横に暴走族が来たときすら、俺にはノータッチでした。笑)
やっぱり、日本とはちょっと違いますね~。
なんともなくて、ラッキーだったと思います☆
あ、Nさん、福生になったんですか!
近いじゃないですか~♪
あの人が…どんな感じなんでしょうね☆(^m^)
また一緒に遊びましょう!!