忍者ブログ
元気があれば、なんでもできる。
[236] [235] [234] [233] [232] [231] [230] [229] [228] [227] [226]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3月13日(土)【オーストラリア24日目】


今日もRockhampton(ロックハンプトン)にあるバッパーでの目覚め。

今日は電車が朝早いので、

「5時半起きだ!」

って寝たのが午後8時前だったけど、午前1時半に目が覚めた。。。

今日は電車でのんびり寝られるし、寝坊するのが怖かったので、
それから朝まで起きていて、

予定通り、6時半には電車の駅に着いた。


自転車ごとホームに行って、荷物の預け入れ所へ行くと、
係員の人がニヤリと笑った。
この人がまた、すごくいい人で♪

本当は預け入れの荷物は2つまでなのに、4つのサイドバッグを持って、

「いいよいいよ。」

って感じ。

上限は20kgまでなのに、俺のサイドバッグは合計25kg。

でも、

「いいよいいよ。」

って感じ♪

「よい旅を~!」

って、陽気に見送ってくれた☆

オーストラリアに来るときの飛行機は、すごく厳密に計られて、
17000円も超過料金がかかったから、ちょっとドキトドキしてたけど、
この駅員さんは、ほんと"オージーっぽい優しさ"を感じさせるいい人だったな。
(ここまで出会ったオーストラリア人は、似たような優しさを感じさせる人が多かった♪)


午前7時半、列車はRockhamptonを出発。


電車の旅はとても快適だった☆


今まで一日中、ヒィ~コラ言いながら進んできた一本道を横目に、
くつろいだ姿勢のまま、自動車と同じくらいのスピードで広い大地を突き進んでいく。

爽快爽快☆

(ずっとこれではおもしろくないけど、たまに乗ると、とても気持ちのいいものだ♪)


さらに、列車はガラガラだったし、電車の中の係員さんも、
俺が降りるCooroy(クーロイ)という駅が近づくと、わざわざ知らせにきてくれ、
テントやタイヤ、寝袋に釣り竿などの荷物も一緒にホームまで運んでくれた。


午後3時に、列車はCooroyに到着。


Cooroyがどんな町なのかは全然知らなかったけど、
予想通り、とても小さな田舎町といった感じ。

とりあえず、ここからBrisbane(ブリスベン)までは
残り200kmくらいのはずだ。


お腹が好いたので、出発前にSubwayで遅い昼食をとった。
Subwayのサンドウィッチ(?)は、野菜が驚くほどたっぷりだったので、
これからの旅でも、積極的に利用させてもらおうと思った♪

雨が降ってきたから、止むのを待ち、午後4時前に出発。


ここから"試練の半日"が始まった…。(~.~;)


まずは"気候"。

「曇り時々どしゃ降り」

だった。(>_<)
びしょ濡れになって初めて気づいたけど、
ここはMackay以北とは、全然気候が違う。涼しい。
そういえば、Rockhamptonに着く2日くらい前から、
景色の中に『サトウキビ畑』がなくなっていた。

今まで、あんなにサトウキビ畑ばっかりだったのに…。
電車からの景色でも、一度も見なかったな。

今まで激暑だったから、涼しいのは大歓迎だけど、
濡れすぎて、止まるとちょっと寒いくらいだった。


まあ、それくらいはまだ全然いい。

 

次は、"道を間違えた"。

地図には一般道として描いてあったのに、言ってみたら"自動車専用道路"で、通れなかった。
おかげで15kmも戻ることになった。

道を間違えるってのは、自分のせいだけど、
だからこそ自転車の旅ではとてもしたくない「悔しいこと」だ。


ま、それも、別に急いでないからいい。

 

最後に、"ビンを投げつけられた"。


これはショックだったな~。(>_<;)
っていうか、ちょっと怖かった。

道を間違えたせいで、今日は目的地だったキャンプサイトまでたどり着けずに、
走っている途中で日が暮れてしまった。

疲れていたし、暗い夜道を長々と走りたくなかったので、
通りすがりの住宅街の入り口にあった東屋のベンチで、
今日は夜を過ごすことにした。

「ここは高級住宅街っぽいし、変な人はたぶんこないだろう。」

なんて、日本で"その辺キャンプ"をしていたときの感覚で、ベンチで寝ていたんだけど。

午後11時頃、にぎやかな車がたくさん目の前を通りだした。

寝ている俺に気づいては、

ブッブー!

とハデにクラクションを鳴らしたり、

「ヒャホ~!」

と騒ぎだしたりして、

「ちょっとヤバいかな…」

とは思っていたんだけど。


一台の車が、反対車線で停まって、


「おい!何寝てんだよ!死んでんのか!?」


と叫んで、ビールビンを投げつけてきた。
ビンは目の前の地面に落ちて割れ、破片がたくさん飛んできた。


うわ!怖っ!!


戻ってきて、こっちの様子をうかがっていたので、
むくっと起きあがると、

ヒャハハハ!

と笑って走り去っていった。


「このままここにいると、ちょっとヤバいかな?」


そう思ったけど、移動するにも、別に行く場所もない。

さっきの若者たちも、ギャングみたいではなかったし、
たぶん、大丈夫だろうと思って、また寝ることにした。


それからは、車が通る度に警戒しなくては行けなかったから、
午前2時くらいになるまで、寝付くことはできなかった。


う~ん。
これからは、もっとちゃんとしたところで寝よう。


今日は、電車の旅とそのあとで、エライ差がある一日だったなぁ。

 

【走行距離:44km】

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
一歩間違えたら危ないとこだったな。
そういや俺もゴールドコーストに行った時に「ジャップ!」と罵られたっけ。
撃ち殺されないように気をつけろよ。
コータ 2010/03/14(Sun) 編集
サンキュー!
いやぁほんと、あの夜は緊張したわー。
「もし襲われたら、こうしてああして…」って、いろんなシュミレーションをしてながら、
対策を考えてた。苦笑

コータもそんなこと言われたのか~。
オーストラリア人は大らかで優しい感じの人が多いけど、
みんながみんなそうじゃあないって事を、よく頭に入れとくよ。
これからは、もうちょっと慎重にキャンプするわー!
 【2010/03/16】
ひゃー
ビン攻撃ですか。。。怖えな。。。どの国でも「キレる若者」は変わらないのですかね?
危ない危ない。。。

日本とはやっぱり違うので気を付けないとね(*_*)


あ、ひとつ情報。
群馬ののんびり屋は福生になったらしいですよ(^o^;
ころすけ 2010/03/15(Mon) 編集
ほんとですよ~
ビンの破片が飛んできたときは、マジでびっくりしました。
日本では、どこで寝てても、誰も近づいてきたりしなかったのに。
(ベンチで寝てて、横に暴走族が来たときすら、俺にはノータッチでした。笑)
やっぱり、日本とはちょっと違いますね~。
なんともなくて、ラッキーだったと思います☆

あ、Nさん、福生になったんですか!
近いじゃないですか~♪
あの人が…どんな感じなんでしょうね☆(^m^)

また一緒に遊びましょう!!
 【2010/03/16】
旅の道のり

より大きな地図で アジア → ヨーロッパの旅 を表示
最新コメント
[03/15 じょん子]
[03/14 縄田ヒトミ]
[02/17 ぴょんきぃ]
[02/17 ぐっちょん]
[02/17 ぐっちょん]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © Horiken's travels All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]