8月17日(月)【旅107日目】
(その1)
(うわっ!襲われる!)
午前2時。
人気のない真っ暗な駐車場で寝ているとき、
目を開けると男が俺の右腕を掴み上げていた。
「うぉぉぉ!」
あまりに突然の光景に、"驚き"と"恐怖"の入り交じったような声を上げた。
その直後、強い"身の危険"を感じた俺は、
掴まれた腕を必死に振りほどいて、
相手の一撃に備えて身構えた。
「大丈夫、大丈夫。」
と、その男は一撃をかましてくることなく、
訛りのある穏やかな声で話しかけてきた。
俺はまだ何が起きているのかもわからないし、
暗くて顔も見えない"その男"への警戒は解けない。
「危ないよ。こんなとこで寝てたら。星見てたの?」
男にそう言われ、少し記憶が甦ってきた。
(そうだ。俺、星見てたら寝ちゃったんだ。駐車場のど真ん中だから、絶対眠っちゃいけないと思ってたのにな…(*_*))
男の後には車が停まっていて、もう一人誰か乗っていた。
髪が長いのが影でわかる。女の人みたいだ。
(この人達、車でここに来て、俺が駐車場のど真ん中で寝てるから起こしてくれたのか。)
やっと状況がのみ込めてきて、俺の警戒心も解けてきた。
「いやー。俺、寝ちゃってたんですね。すみませんどうも。」
「どっから来たの?あれ、バイク?」
近くに置いてあった自転車とテントを見て、俺が旅人だとわかってくれたみたい。
(俺のチャリは荷物がデカ過ぎて、シルエットだけだとバイクに見える。笑)
「東京です。あれ、自転車です。」
「自転車!?自転車で来たの!?」
車にいた女の子も降りて来て、それからしばらく話をした。
彼はゲンタ、女の子はミサ。
ゲンタは28で俺より一つ上だけど、
「俺とほとんど同じ歳じゃん。気を遣わなくていいよ。」
っていう感じの、親しみやすく明るい青年だった♪
ミサは俺より若そうな感じで、
「へ~、夢があっていいねー♪きっといろんないい出会いとかあるでしょー。」
と、旅の醍醐味を的確理解していた♪
お互い打ち解けてくると、
「お酒のめる?今からのまない?」
とゲンタが言った。
「酒は好きだよでも、今からで大丈夫なん?俺は全然いいけど♪」
(スケジュールなどない旅人(NEET)の俺は、平日2時から朝までのもうが、全然OKだけどネ…)
「全然平気。じゃあ酒買いに行こう!乗って。」
ってな感じで、近くのコンビニへ行って泡盛一升を買い、ミサが
「お腹すいてるんじゃない?」
ってカツ丼も買ってくれ…♪
また『今帰仁城跡』の駐車場へ戻って、
ワイワイ話をしながら楽しく飲んだ☆
ミサは「明日も仕事があるから」と、先に車で帰り、(ミサはのんでない。)
ゲンタとは朝4時半まで一緒にのんだ♪
「こんなにきれいな海が近くにあって、地元の子どもはいいねー♪」
っていう話をしてたら、
「じゃあ明日一緒に海に行って、ウニとか貝とか採りに行く?」
とゲンタが誘ってくれたので、もちろん
「マジ!?よろしく!」(^0^)/
とお願いした♪
ゲンタも朝から仕事があり、
(こんな時間までのんで大丈夫か!?笑)
午後俺に電話をくれる約束をして、一旦お別れ。
いや~、深夜の不思議な出会いだったけど、
すげ~楽しかった☆
明日もますます楽しみだ♪(^m^)
(その1)
(うわっ!襲われる!)
午前2時。
人気のない真っ暗な駐車場で寝ているとき、
目を開けると男が俺の右腕を掴み上げていた。
「うぉぉぉ!」
あまりに突然の光景に、"驚き"と"恐怖"の入り交じったような声を上げた。
その直後、強い"身の危険"を感じた俺は、
掴まれた腕を必死に振りほどいて、
相手の一撃に備えて身構えた。
「大丈夫、大丈夫。」
と、その男は一撃をかましてくることなく、
訛りのある穏やかな声で話しかけてきた。
俺はまだ何が起きているのかもわからないし、
暗くて顔も見えない"その男"への警戒は解けない。
「危ないよ。こんなとこで寝てたら。星見てたの?」
男にそう言われ、少し記憶が甦ってきた。
(そうだ。俺、星見てたら寝ちゃったんだ。駐車場のど真ん中だから、絶対眠っちゃいけないと思ってたのにな…(*_*))
男の後には車が停まっていて、もう一人誰か乗っていた。
髪が長いのが影でわかる。女の人みたいだ。
(この人達、車でここに来て、俺が駐車場のど真ん中で寝てるから起こしてくれたのか。)
やっと状況がのみ込めてきて、俺の警戒心も解けてきた。
「いやー。俺、寝ちゃってたんですね。すみませんどうも。」
「どっから来たの?あれ、バイク?」
近くに置いてあった自転車とテントを見て、俺が旅人だとわかってくれたみたい。
(俺のチャリは荷物がデカ過ぎて、シルエットだけだとバイクに見える。笑)
「東京です。あれ、自転車です。」
「自転車!?自転車で来たの!?」
車にいた女の子も降りて来て、それからしばらく話をした。
彼はゲンタ、女の子はミサ。
ゲンタは28で俺より一つ上だけど、
「俺とほとんど同じ歳じゃん。気を遣わなくていいよ。」
っていう感じの、親しみやすく明るい青年だった♪
ミサは俺より若そうな感じで、
「へ~、夢があっていいねー♪きっといろんないい出会いとかあるでしょー。」
と、旅の醍醐味を的確理解していた♪
お互い打ち解けてくると、
「お酒のめる?今からのまない?」
とゲンタが言った。
「酒は好きだよでも、今からで大丈夫なん?俺は全然いいけど♪」
(スケジュールなどない旅人(NEET)の俺は、平日2時から朝までのもうが、全然OKだけどネ…)
「全然平気。じゃあ酒買いに行こう!乗って。」
ってな感じで、近くのコンビニへ行って泡盛一升を買い、ミサが
「お腹すいてるんじゃない?」
ってカツ丼も買ってくれ…♪
また『今帰仁城跡』の駐車場へ戻って、
ワイワイ話をしながら楽しく飲んだ☆
ミサは「明日も仕事があるから」と、先に車で帰り、(ミサはのんでない。)
ゲンタとは朝4時半まで一緒にのんだ♪
「こんなにきれいな海が近くにあって、地元の子どもはいいねー♪」
っていう話をしてたら、
「じゃあ明日一緒に海に行って、ウニとか貝とか採りに行く?」
とゲンタが誘ってくれたので、もちろん
「マジ!?よろしく!」(^0^)/
とお願いした♪
ゲンタも朝から仕事があり、
(こんな時間までのんで大丈夫か!?笑)
午後俺に電話をくれる約束をして、一旦お別れ。
いや~、深夜の不思議な出会いだったけど、
すげ~楽しかった☆
明日もますます楽しみだ♪(^m^)
PR
この記事にコメントする
ビビリましたよ…
ほんと、いい人だったし、いい出会いが出来てよかったです☆
でも目覚めとしては、トラックにテントをつぶされそうになったとき以来の、"最悪の目覚め"でしたよ!(>_<)
でも目覚めとしては、トラックにテントをつぶされそうになったとき以来の、"最悪の目覚め"でしたよ!(>_<)