8月15日(日)【旅55日目】
今日は、道の駅「岩内」での目覚め。
朝7時過ぎに起き出して、朝食の準備をしていると、
「おはよう!」
正面から、笑顔で見覚えのある人が来た。
あ、としゆきさん!!
道の駅のお店に朝食を食べに来たところで、俺の自転車を見つけて探してくれたみたい。
「朝食、一緒に食べないかね?」
そんなお誘いをいただいたので、喜んでご一緒させてもらうことにした♪
おいっしい"ほっけ定食"をいただきながら、としゆきさんご夫婦と3人で、
9時まで楽しくおしゃべりして過ごした♪
話の中で、20日は、ウィルと一緒に別荘でお世話になり、
そのあと、としゆきさんの作っているキャンプ場でもお世話になることになった。
「謙太朗くんが、お客さんの第一号ってことになるな!」
やったぜぃ♪(^へ^)v
光栄であります☆
「タダでいいから、代わりに畑のジャガイモでも掘ってもらおうかな。たくさんあるよ~。」
と、としゆきさん。
キャンプ場には畑があると聞いて、俺もちょうど「手伝いたい!」と思っていたところだった♪
いや~、楽しみだなー!
20日の再会を約束して、ご夫婦とお別れをした。
朝から、楽しみが膨らんだところで、岩内を出発。
今日の目的地は、小樽。
二日前のラジオで、
「今週の土日、小樽では盆踊り大会が開催されます。」
と、チラッと耳にした。
昨晩の岩内の盆踊り大会は楽しかったし、
小樽ならもっと大きな規模で、ますます盛り上がりそ~!!
と、期待していた☆
でも、昨日は予定よりも50kmも手前でストップしたため、
その分、今日は頑張ってこがなくては。
ということで今日は、積丹半島をぐるっと回って小樽まで、約130kmの道のり。
積丹半島は断崖絶壁の海岸が続くけど、トンネルがしっかりと掘ってあって、
海岸線の道はとても平坦で走りやすかった♪
突端近くの神威岬まで、気持ちよく走ることができた♪
ただし、天気は曇り&若干の雨…。
積丹半島の海は、「積丹ブルー」と形容されるほどきれいな海で、
絶対泳ぐぞ~!
と思っていたんだけど、
北海道はもう、雨の日は寒い。
海に入っても、ますます寒くなって気持ちよくなさそうだったし、
今日はまだまだ長い道のりだったので、
「積丹ブルー」を堪能するのは諦めた。
【諦めた、しゃこたんぶるーの海】
神威岬の辺りなんか、海はとってもきれいだったのに、もったいないなー。
(まあ、きれいな海は、まだまだこれからあるだろ♪)
積丹半島の折り返しになり、山道に入ると…
【ああ、おそろしや。】
注意はしても、出没されたらどうすりゃいいんだ。
(コンロの燃料のガソリンまいて、火をつけるか!笑)
"出会い"を楽しむ旅だけど、
ヒグマさんには、出会いたくない。(~.~;)
どんよりした天気の下、積丹半島を回り終え、
【積丹半島の海には、奇岩がたくさんあった。】
夕方18時過ぎに、余市に到着。
小樽までは、あと25kmくらいだ。
走行距離が100kmを越え、だいぶ疲れてきたけど、
「盆踊りしてぇ~!」
という変なパワーが身体にみなぎっていた。
あんことバターをたっぷり付けた食パン(←旅の友)を2枚食べ、
盆踊り大会のため、残りの道のりを急いでこいだ。
そして8時過ぎに、ようやく小樽に到着!
「盆踊りの会場、どこだっ!?」
ラジオでチラッと聞いただけだったので、
肝心の盆踊りについて、日程以外は何も知らなかった。
すると…
ドン!ドン!
遠くで、花火の音がした。
「きっと、あそこだ!」
花火の音と光を頼りに、20分くらいかけて会場へ行った。
が。
それは、「盆踊り大会」ではなく、
「花火大会」だった。
「あらまー。ここじゃなかったのね…。ま、いっか!」
時刻はもう20時半になっていたので、
今からまた会場を探しても、きっともう盆踊りは終わってしまう。
それよりは、この花火大会を最後まで楽しもうと思った☆
青森のねぶた祭で見た花火より、近くで見られたので迫力があったし、
スイカやら、りんごやら、メロンやら…
初めて見る、変わった花火も見られたので、意外と楽しめた♪
(特に、スイカは半月形で、おもしろかった。)
花火大会のあと、ご飯を食べて、今日は海辺の公園でテントを張って寝た。
今日は結構疲れたなぁ~。
【走行距離:136km】