9月21日(月) 【旅142日目】
今日は、ヒコ兄・ヤス兄の実家の離れでの目覚め。
昨日、ヤス兄の家の前のテントで俺がまた寝るということを聞いて、
お父さんが、
「こっちで寝ていいよ。」
と声をかけてくれたのだ♪
また、今帰仁の人の温かさに感謝☆
朝8時半に起きて、昨日お世話になった区長さんにお礼を言いに行ったけど、
残念ながら、区長さんはお休みの日だった。
今日は、午前中に今帰仁を出発しようと思っていたけど、
昨日の夜、飲んでいるときにミツルが、
「地元の人間しか知らない歴史的スポットへ案内してやる。」
と言うので、お願いすることにしていた♪
11時にミツルの家に行ったけど、ミツルはまだ寝ていたらしく、
「午後に行こう。」
ということに。
遅い朝ごはんを食べたら、俺もまた眠くなってきたので、
商店の前においてあったビールケースを横に並べて、寝てた。笑
1時間ほど寝ると、だいぶスッキリしたので、今度は昼食を買いに行った。
(俺、だいぶお腹空いてたんだな…。)
もう9月も下旬に入るけど、沖縄の昼間はまだ30度を越える暑さだ。
昼ごはんをゆっくり食べながら、暑いので休憩。
2時にミツルのところへ行った。
と、
ミツルの家の前に、数人の子ども達がいた。
俺のチャリに関心を示し、
「兄ちゃん、どっから来たの?これなにー??」
と、質問攻め。
俺も子どもは好きなので、いちいち丁寧に説明していたら、
最終的に、
「一緒に海に行こうよ!魚獲ってよ!」
ということになった。笑
ミツルとの約束があったので、2時間後に待ち合わせをして、子ども達とは一旦お別れ。
ミツルには、ミツルの先祖(琉球王朝の王族)の墓"アカン墓"や、"赤墓"、"クバ御嶽"などを案内してもらった♪
地名の名前の由来なんかも教えてくれて、いろいろ勉強になった☆
で、ミツルの家に戻ると、すぐにさっきの子どもたちがやってきた。
「まだ早いけど、もう行こっか!?」ヽ(゚▽゚)?
と、俺から声をかけて、海へ行くことに。
驚いたことに、
「海のある村の子だから、きっと海にも詳しいんだろうなー♪」
という俺の予想に反して、
その子たちは、海に関しての知識や経験をほとんど持っていない子たちだった。
どうやら、今帰仁のの地元の子たちは、
"海に子ども達だけで行くのは危ない"
という理由で、海で遊ぶことを禁止されている子が多いらしい。
ん~、もったいない!
今帰仁の海は、とてもきれいだしウニがあったり、沖のリーフの方まで行けば魚もたくさんいるはずだ。
確かに、子どもだけでいくのは危ないかもしれないけど、
こんなにいい海があるのに、中学1年生の子まで、
「親に怒られるから…。」
と言って、海で遊べないなんて!
…もったいないなー。
ま、そんなことを感じながら、子どもたちと一緒に海に入って、
ウニを拾ったり、魚を突いたり、魚を釣ったり♪
(また"ハリセンボン"を獲った。調理の仕方を知らないから、食べられないとわかっていたけど、見せてあげたくて…ごめん!)
俺も子どもと遊んで楽しかったけど、
子どもたちはそれ以上に、
"海から生き物を獲って食べる"
という行為に対して、興味津々であり、感激していた。
(最初はそう!その気持ちは、俺もよくわかる♪)
どれも小物ばかりで、"食べ物"と呼べるかどうかもわからないくらいのものだったけど、
子どもがみんな、
「食べてみたい!」
って言うから、ちっちゃい魚を三枚におろして刺身にしたり、
これまたちっちゃいウニの少ない身を少しずつ分けてあげて、みんなに食べさせた。
「兄ちゃん、ありがと!」
と、喜んでたけど、みんなはこんなに楽しい遊びのできる場所に住んでるのに、
やっぱりもったいないなー。
と思った。
(まあこんな海辺に住んでいたら、そのうちイヤでも遊び方は覚えるか♪)
子どもたちと楽しく遊んだし、明日はタカさんと一緒に、
また宮城島のサトシさんのところへ遊びにいく約束をしていたので、いよいよ今帰仁村を出ることにした。
ヤス兄・ミツル・ゲンタ・ミサには会って、挨拶ができた。
(ヒコ兄には会えなくて、挨拶できなかったけど、よろしく伝えておいて♪)
ほんとにいろいろ楽しかったし、どうもありがとう☆
「また海外を回ったら、絶対会いに来るよ!」
と、約束した♪
(この出会いは、大切にしたいなー!)
その後、今日は名護まで進んで、移動終了。
明日は、またタカさん、サトシさん、ヒトシさんと、楽しく過ごせるかなー♪