ああ、まったく…
昨日は、"ストレス"と"自己嫌悪"の一日だった。
いつも感じるけど、
インドの人は、子どものように好奇心が旺盛である。
だから、外国人など滅多に来ないような田舎町に、
自転車で旅人がやってくるなんていう出来事は、
彼らにとって、とても興味を惹かれるイベントであるに違いない。
普段、それはこちらの狙いでもあるし、
だからこそ自転車の旅は、
地元の人たちとの出会いが多くて、おもしろいのである。
ただ、インドにおいては…
人の数が多過ぎる!
10人以上に囲まれて質問攻めにあうのは、
もはや「出会い」というより「尋問」に近い。
そんな場面が、休憩する度にやってくる。
全然、"休憩"ができない。
質問の内容だっていつも同じなので、
刑事にしつこく取り調べされる容疑者の辛さが少しわかる。
正直、ものすごくうっとおしいのである(´Д` )
インドと中国は似ているところが多いなと思うけど、
決定的に違うのはこの点で、
中国では、外国人はあまり好意的に見てもらえず、
自転車で田舎町に行っても、人が寄ってくるどころか、
遠巻きに、訝しげな目で見られる事の方が多かった。
(それはそれで、面白味がなくさみしかった。)
とにかく、
インドの旅では、人との出会いが極端に多すぎて困る。
でも、もっと辛いのは、
俺にとっては"うっとおしい彼ら"が、
実はとても気のいい人たちであることだ。
一人一人は、純粋な好奇心から声をかけてくれているのだし、
とても好意的な目で見てくれているのも、すごく感じる。
ただ、「人数」と「回数」が異常に多くて…
こっちの体力(耐力)がついていけないのである。
たまに英語の話せる人に声をかけられると、
延々と質問が止まらない事がある。
もしテルグ語やヒンディー語が話せたら、
ますます大変な事になりそうだ(^_^;)
【昨日の夕方、バイクで話しかけてきた青年と】
夕方になると、もはや笑顔を作る気も起きなかった。
どっちが純粋な心の持ち主か、一目瞭然でしょ。
「もっと丁寧に対応してあげればよかったのに…。」
と、あとで自己嫌悪に陥るのである(~_~;)
広い心を持てるように、
修行のつもりで、インド人とのコミュニケーションを頑張ろうと思う。
とても気のいい人が多いのは確かです‼
人がもし10分の1の数なら、
インド走行は、純粋に楽しめそう。
っと。
え〜、グチが長くなりまして(^_^;)
昨日は100kmでストップして、
だだっ広い空き地でキャンプ。
朝起きたら、
【濃霧に包まれていた】
【走り出しても霧が濃くて】
危ないので、
この暗い日記を書いて、晴れるのを待っている。(~_~;)
今日も100kmだけ走って、
明日の午前中にはハイデラバードへ着く計画。
(宿代の節約なり。)
さあ、
今日は一日、笑顔でがんばるぞ〜!
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