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【道の駅のような、広い休憩スポットでの目覚め】
屋根あり、トイレ＆シャワー、食堂があって電源まで使える、
超快適なキャンプサイトだった。
【↑このデカいチャリが目印】
マラッカからシンガポールまでは、約２４０ｋｍ。
昨日は３０ｋｍくらいしか走らなかったので、
シンガポールまでは、まだあと２００km以上ある。
「今日は、頑張って進めるだけ進もう。」
なんて思っていたけど、
今日は天候があまり良くないようで、朝からどんより曇り空。
荷物をまとめて出発すると、すぐに雨が降ってきた。
ムアルの街について、食堂で朝食を食べていたら、かなり激しい雨になった。
朝から雨なんてちょっと珍しいけど、
そういや今は、雨季ど真ん中なんだった。。。
食堂で長い雨宿りをして、少し雨脚が弱まったところで出発。
海岸の街ムアルからは、国道２４号線を内陸へ進んだ。
【今日は、雲モクモクだなー。】
でも、強い雨さえ降らなければ、炎天下の中を走るよりも快適だったな♪
と、
【マレーシア中にある、例の"謎の木"の実を発見！】
後ろに写ってるのが、謎の木。
【この実を一杯に積んだトラックをよく見るけど…】
一体、何に使うんだろうなー？
見た目はヤシの木そっくりで、小さな実がたくさんついた房は、かなりドッシリしている。
実を一つちぎって割ってみると、なんだかちょっとヌルっとした。
「あれ？これ、もしかしたら油の原料になるのかもな。」
ヤシの実油ってよく言うけど、あのココナッツからたくさんの油を取るのは大変だなと思っていた。
もしかして、ほんとはコレが正体なんじゃ…？
あとで、調べてみよっと。
内陸へ向かうため、緩いアップダウンの続く国道２４号線を走り切り、
再び、国道１号線に合流した。
ここからはもう、国境の街ジョホールバルまで、一号線をひたすら南へ進む。
夕方、
【こんな看板を発見】
実は、マレーシアの１３州はそれぞれ州旗を持っていて、
街中には、国旗とともにそれぞれの州の旗がたくさん見られる。
さらに、政党の旗もいろいろあるらしく、それらもよく見かける。
したがって、マレーシアを移動していると、いろ～んな種類の旗を目にすることになる。
【上のがジョホール州の旗。下は、国の政党の旗。左下が国旗】
ちなみに、
【この"１"も、あちこちで見かける。】
これは、他民族国家であるマレーシアのスローガン、
「ワン・マレーシア」
を意味している。
宗教や民族が違っても、みんなで一つになろう！
ということである。
【バイクにもこんなロゴが見られる】
マレー人・華人・インド人などが多いマレーシアだけど、
確かに、民族に関係なく、ここまでに出会ってきたマレーシアの人たちは、
異文化の旅人である自分たちにも、すごく温かい対応をしてくれた。
ワン・マレーシア
いいねっ！
今日は夕方まで走って、予定通り100km進んだ。
Ayer Hitamという街に着いて、モスク泊は断られたけど、
ガソリンスタンドに行くと、快くキャンプをＯＫしてくれた。
晴れた夜で、星がよく見えた。
屋根はないけど、これならきっと雨は降らないだろう。
そして、今日見つけたヒントを元に、
これまでずっと気になっていた、"あの木"の正体を、ネットで調べて突き止めた！
正解 → アブラヤシ
テッテッテ～！(^0^)/
(↑『世界ふしぎ発見』の、正解サウンド)
食用油や石鹸の原料として使われていて、マレーシアが主な生産地だということ。
(Wikipedia"アブラヤシ"→>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%82%B7)
あ～、すっきりした！
こりゃ、よく眠れそうだ♪
＜ぐっちょんの一日は、こちら↓＞
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