おとといから2日間、利尻島へ行って、今はまた稚内。
利尻島での初日は、昼過ぎに着いたので、のんびりと島を一周した。
この日は、ウィルのテンションがめちゃくちゃ低かったので、
俺は罰ゲーム(パンツ一丁で20km)をやらずに済んだ♪
(ウィルは、ちょっとホームシック気味だったらしい。)
【元気がないウィルはそっとしておいて、ひとりではしゃいでた♪】
そして、翌日。
テントから出てみると、そとはものすごい暴風。
さらに、利尻山は雲に覆われていて、全く見えず。
でも、天気予報では、
"曇りのち晴れ"
だったから、
「よっしゃ!行けるべ~!」
と、朝8時半に出発!
"利尻山は、世界中で唯一の海抜0mからテッペンまで登れる山"
だということで、まずは…
【海にタッチ!】
んで、登り始めたんだけど…
【雲でな~んも見えませーん!!】
利尻山の登山道は2つあって、難しい方の「沓形コース」で登り、
易しい方の「鴛泊コース」で降りてくる計画だったんだけど、
台風並みのものすごい暴風で、沓形から登る人は誰もいなかった。
9合目辺りで崩落現場を工事していた人に、
「(シロートが)こんな日に、沓形から登ってくるな。」
と怒られ、
その後、9.7合目辺りでウィルが、
「ケン、もうムリだ。これ以上登ったら、吹き飛ばされて死んじまう。」
と言い出した。
な~に言ってんだよ、ウィルー♪
と、最初は冗談だと思ったけど…
疲労困憊したウィルの目が、マジだった。
「ここまで来たんだから、大丈夫だよ!とりあえず行ってみよう!」
と言ったんだけど、
「俺はここで待ってるから、行ってきていいよ。」
とウィル。
いやいや。
こんなに寒くて暴風の中、置いていけるかいなっ!!
「頂上まで、あと30分なのに…。」
でも、どうせ頂上に行っても、今日は何も見えないし、
利尻山に登頂するよりは、ウィルとの関係をうまく続ける方が大切だ。
(それに、「ウィルなら大丈夫だよ!」なんて、無責任に誘っちゃったしな。。。)
そう判断して、ウィルと一緒に諦めて下山することにした。
【Oh NO~!あとちょっとなのにー!!】
ということで、利尻山は登頂できませんでした。
チャンチャン♪
んで、今日!
【めっちゃいい天気だったー!ちきしょー!!】
俺は、今日もう一回チャレンジしたかったけど、
ウィルの脚はもう限界みたい。
「知床辺りまでは、一緒に行こうな!」
という約束の方が、俺には大事だ。
【俺たち、いつでもいいコンビ☆】
ということで、今日はもう稚内に戻ってきました。
利尻山、いつかまた登りに行かなくちゃ~!!