6月3日(金)
今日は、オークランドのOkahu Bayでの目覚め。
昨日の晩聞いた天気予報どおり、朝からちょっと天気が悪く、
小雨がぱらついている。
ラジオで予報をチェックすると、
「月曜日までは、ずっと雨になりそうです。明日は激しく降るでしょう」
とのこと。。。
「参ったな~。最後の最後で、また雨続きかぁ。」
あと2日間、このOkahu Bayでキャンプをして、5日の夜に空港へ行く計画だったけど、
雨が降るのでは、計画を見直さなくてはならない。
雨のキャンプは楽しくないし、濡れたテントを飛行機に積むのもイヤだ。
(持ち込む荷物の重量が、ギリギリなのだ。)
「仕方ない。最後の2日間は、バッパー(安宿)に泊まろう。」
やむを得ず、そう決断。
正直、バッパーのあの雰囲気が好きではない。
(目的もなく、だらだらした生活をしているバックパッカーたちがたくさんいるから。)
でもまあ、たった2日間だし、雨にはまったく濡れずにシャワーも浴びられるので、
考えようによっては、いいかもしれない。
そう考えて、図書館に一番近いバッパーにチェックイン。
10人部屋が、二晩で$38(約2500円)。
思ったよりも安く済んだ。
その後、図書館でメールをチェックすると、
「今、オークランドにいるわ。ケンはどこにいるの?」
と、アマリアから連絡があった。
おお!それは偶然!
「ぜひ会って、旅話しようよ!」
ということになって、アマリアの泊まっている近くのキャンプサイトへ行った。
お互い、会ってないこの10日間ほどの間に、また話したい出来事がたくさんあった。
四時間ほど旅話をし合って、またお別れ。
「オランダにきたら、絶対連絡してね!」
と、強く念を押してくれたのがうれしかった。
【次は、オランダで会おうね!】
旅仲間との再会には、なにか特別なうれしさがある。
だいたい、一緒に過ごした時間はとても短いものだけど、
普通の友達にまた会うのとは違う、強いうれしさ。
たぶん、また会えることの偶然性や難易度(?)が高いからだと思う。
再会がある度に、「旅を続けててよかった~。」と思う。
俺の旅はこれからも、"出会い"と"再会"がテーマだな♪
アマリアとお別れしてからは、閉館まで図書館にいた。
そして、夜はバッパーのシアタールームで映画を3本も見て、久しぶりに夜更かし。
オークランドでは、退屈な日々を過ごすと思っていたけど、
今日は、思いがけない再会のあるいい一日だった。
【走行距離:12km】
-------------------------------------------------------
6月4日(土)
今日は、オークランドのバッパーでの目覚め。
外は一日中、激しく雨が降っていた。
そして、特にやることのない一日。
お土産物屋を、少し見て歩いたくらいかな。
と言っても、旅の予算が厳しいので、お土産もほとんど買えない。
(ほんとは、お土産あげたい人がいっぱいいるんだけど…ごめんなさい。)
昨日はすっかり夜更かししたのに、今日はいつもどおり、
早々と7時半には寝てしまった。
【走行距離:なし】
-------------------------------------------
6月5日(日)
今日も、オークランドのバッパーでの目覚め。
10時にチェックアウトをして、図書館へ行き、手紙をたくさん書いた。
(土壇場になって焦る性格は、相変わらずである。)
今日はこれから、空港へ行く。
そして、空港でステイアップオールナイト。
飛行機のチェックインが朝5時と、だいぶ早朝なので、
前日の晩から待機する作戦である。
絶対に寝過ごしたりしたくない。。。(Touch wood!!)
次に日記を書くのは、もう日本に帰ってからということになる。
「飛行機から降りたら、モワッとするんだろうな~♪」
「どれくらい暖かいんだろ?」
「日本語をいっぱい見られる!」
「また首相が変わりそうだって、どうなってんの!?」
「早くカツ丼食べたいな~。」
「久しぶりに会いたい人が、いっぱいいるな~♪」
「あ、まず、荷物をおろして部屋を片付けなくちゃ。」
「次のガキ使まで、あと6日間もあるじゃん。」
楽しみなこと、気になること、くだらないことが、頭の中にいっぱいだ。笑
今日は、オークランドのOkahu Bayでの目覚め。
昨日の晩聞いた天気予報どおり、朝からちょっと天気が悪く、
小雨がぱらついている。
ラジオで予報をチェックすると、
「月曜日までは、ずっと雨になりそうです。明日は激しく降るでしょう」
とのこと。。。
「参ったな~。最後の最後で、また雨続きかぁ。」
あと2日間、このOkahu Bayでキャンプをして、5日の夜に空港へ行く計画だったけど、
雨が降るのでは、計画を見直さなくてはならない。
雨のキャンプは楽しくないし、濡れたテントを飛行機に積むのもイヤだ。
(持ち込む荷物の重量が、ギリギリなのだ。)
「仕方ない。最後の2日間は、バッパー(安宿)に泊まろう。」
やむを得ず、そう決断。
正直、バッパーのあの雰囲気が好きではない。
(目的もなく、だらだらした生活をしているバックパッカーたちがたくさんいるから。)
でもまあ、たった2日間だし、雨にはまったく濡れずにシャワーも浴びられるので、
考えようによっては、いいかもしれない。
そう考えて、図書館に一番近いバッパーにチェックイン。
10人部屋が、二晩で$38(約2500円)。
思ったよりも安く済んだ。
その後、図書館でメールをチェックすると、
「今、オークランドにいるわ。ケンはどこにいるの?」
と、アマリアから連絡があった。
おお!それは偶然!
「ぜひ会って、旅話しようよ!」
ということになって、アマリアの泊まっている近くのキャンプサイトへ行った。
お互い、会ってないこの10日間ほどの間に、また話したい出来事がたくさんあった。
四時間ほど旅話をし合って、またお別れ。
「オランダにきたら、絶対連絡してね!」
と、強く念を押してくれたのがうれしかった。
【次は、オランダで会おうね!】
旅仲間との再会には、なにか特別なうれしさがある。
だいたい、一緒に過ごした時間はとても短いものだけど、
普通の友達にまた会うのとは違う、強いうれしさ。
たぶん、また会えることの偶然性や難易度(?)が高いからだと思う。
再会がある度に、「旅を続けててよかった~。」と思う。
俺の旅はこれからも、"出会い"と"再会"がテーマだな♪
アマリアとお別れしてからは、閉館まで図書館にいた。
そして、夜はバッパーのシアタールームで映画を3本も見て、久しぶりに夜更かし。
オークランドでは、退屈な日々を過ごすと思っていたけど、
今日は、思いがけない再会のあるいい一日だった。
【走行距離:12km】
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6月4日(土)
今日は、オークランドのバッパーでの目覚め。
外は一日中、激しく雨が降っていた。
そして、特にやることのない一日。
お土産物屋を、少し見て歩いたくらいかな。
と言っても、旅の予算が厳しいので、お土産もほとんど買えない。
(ほんとは、お土産あげたい人がいっぱいいるんだけど…ごめんなさい。)
昨日はすっかり夜更かししたのに、今日はいつもどおり、
早々と7時半には寝てしまった。
【走行距離:なし】
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6月5日(日)
今日も、オークランドのバッパーでの目覚め。
10時にチェックアウトをして、図書館へ行き、手紙をたくさん書いた。
(土壇場になって焦る性格は、相変わらずである。)
今日はこれから、空港へ行く。
そして、空港でステイアップオールナイト。
飛行機のチェックインが朝5時と、だいぶ早朝なので、
前日の晩から待機する作戦である。
絶対に寝過ごしたりしたくない。。。(Touch wood!!)
次に日記を書くのは、もう日本に帰ってからということになる。
「飛行機から降りたら、モワッとするんだろうな~♪」
「どれくらい暖かいんだろ?」
「日本語をいっぱい見られる!」
「また首相が変わりそうだって、どうなってんの!?」
「早くカツ丼食べたいな~。」
「久しぶりに会いたい人が、いっぱいいるな~♪」
「あ、まず、荷物をおろして部屋を片付けなくちゃ。」
「次のガキ使まで、あと6日間もあるじゃん。」
楽しみなこと、気になること、くだらないことが、頭の中にいっぱいだ。笑
5月31日(火)
(その1)
今日は、Mt.Taranakiにあるキャンプハウスでの目覚め。
窓からは、明るい日差しが差し込んできている。
よしよし、いい感じだ!
ラジオで天気予報をチェックすると、
「午前中、にわか雨の可能性がありますが、ほぼ一日晴れるでしょう。」
いいぞいいぞ♪
頂上までの往復コースは、所要時間7~10時間となっている。
でも、きっと頂上まではいけないと思うので、
「俺に必要な時間は、たぶん6時間くらいだろう。」と予想。
それならあんまり急がなくてもいいや。と思い、
一人っきりのキャンプハウスで、くつろぎながらを食べ、
弁当も作ってから、
【午前10時、登山開始!】
雲はかかっているけど、かすかに頂上も見える。
なかなかいい天気になりそうじゃない♪
【始めは、車も通れる砂利道の急斜面が続く】
山は雲に隠れていて、全く見えない。
20分も登ると、暑くなって上着を全部脱いだ。
【あらら?ちょっと雲が増えてきてるけど…】
登山開始から40分。
山にかかる雲が、明らかに増えた。
ラジオの電波塔が、ほとんど見えなくなっている。
登山開始から50分後。
【完全に雲に包まれた。】
「もう11時近いけど…。いつ頃雲が晴れるんだろう?」
疑問に思ってきたとき、11時のラジオ天気予報。
「今日は、一日中雲りになりそうです。明日は、晴れるでしょう。」
オイオイ。
2時間前に聞いた予報と、全然違うじゃんよ!
NZの天気予報がアテにならないのは知ってたけど、
当日の予報すら、こうもコロッと変わってしまうなんて。。。
くっそ~。
(結局、天気は運任せかい!)
って、天気予報にあたってもしょうがないけど、
とにかく、このまま何も景色が見えない登山になると思うと、
かなりガッカリ。
ベンチに座って休憩していると、汗が一気に冷たくなり、急に寒くなる。
道は退屈だし、景色は見えないし、寒いし。
「あ~あ。とんだ期待ハズレの登山になりそうだ。」
なんて、ちょっと辞めたくまでなった。
でも、まだ登れる。
"行けるところまでは行く"
と決めていたので、つまらないけど登り続ける。
登山開始から、約1時間。
【雪がちらほら見え始めた。】
雪、久しぶりに見たな~!
道も退屈な砂利道から、尖った岩登りに変わり、ちょっと楽しい。
そして、岩場の谷から抜けるため、角度の急な木製の階段が現れた。
雲の先が、ちょっと明るい。

【あ!山が見えた!】
岩のごろごろした谷から抜けると同時に、雲の上に出た。
今日の雲は、だいぶ低いところに広がっているらしい。
一日中ずっと、雲の中を登り続けるのだと覚悟していたので、かなりうれしかった。
同時に、山頂もきれいに見えた。
しかも、思ったよりもだいぶ近くにある。
「あれ?テッペンは、もうすぐそこじゃん!あれなら、登頂できそうだな↑↑」
登山開始から、まだ1時間半しか経っていない。
登頂まで、5~7時間って書いてあったけど、
あそこまで行くのに、あと4時間もかかるとは思えない。
時間的にも、大丈夫そうだ♪
いろんな希望が見えたので、一気にテンションが上がる。
山頂までの間に、氷や雪も思ったより見えない。
「山頂から1000m下までは、もう凍っていて登れないよ。」
なんていう話も聞いたけど、ほらやっぱり。
大したことないじゃん。
いろんな人が「危ない」「ムリだ」と言うので、
すっかり諦めていた山頂への道のりが、急に現実味を帯びてきた。
「登ってきてよかった!!」
→(その2)へつづく
(その1)
今日は、Mt.Taranakiにあるキャンプハウスでの目覚め。
窓からは、明るい日差しが差し込んできている。
よしよし、いい感じだ!
ラジオで天気予報をチェックすると、
「午前中、にわか雨の可能性がありますが、ほぼ一日晴れるでしょう。」
いいぞいいぞ♪
頂上までの往復コースは、所要時間7~10時間となっている。
でも、きっと頂上まではいけないと思うので、
「俺に必要な時間は、たぶん6時間くらいだろう。」と予想。
それならあんまり急がなくてもいいや。と思い、
一人っきりのキャンプハウスで、くつろぎながらを食べ、
弁当も作ってから、
【午前10時、登山開始!】
雲はかかっているけど、かすかに頂上も見える。
なかなかいい天気になりそうじゃない♪
【始めは、車も通れる砂利道の急斜面が続く】
山は雲に隠れていて、全く見えない。
20分も登ると、暑くなって上着を全部脱いだ。
【あらら?ちょっと雲が増えてきてるけど…】
登山開始から40分。
山にかかる雲が、明らかに増えた。
ラジオの電波塔が、ほとんど見えなくなっている。
登山開始から50分後。
【完全に雲に包まれた。】
「もう11時近いけど…。いつ頃雲が晴れるんだろう?」
疑問に思ってきたとき、11時のラジオ天気予報。
「今日は、一日中雲りになりそうです。明日は、晴れるでしょう。」
オイオイ。
2時間前に聞いた予報と、全然違うじゃんよ!
NZの天気予報がアテにならないのは知ってたけど、
当日の予報すら、こうもコロッと変わってしまうなんて。。。
くっそ~。
(結局、天気は運任せかい!)
って、天気予報にあたってもしょうがないけど、
とにかく、このまま何も景色が見えない登山になると思うと、
かなりガッカリ。
ベンチに座って休憩していると、汗が一気に冷たくなり、急に寒くなる。
道は退屈だし、景色は見えないし、寒いし。
「あ~あ。とんだ期待ハズレの登山になりそうだ。」
なんて、ちょっと辞めたくまでなった。
でも、まだ登れる。
"行けるところまでは行く"
と決めていたので、つまらないけど登り続ける。
登山開始から、約1時間。
【雪がちらほら見え始めた。】
雪、久しぶりに見たな~!
道も退屈な砂利道から、尖った岩登りに変わり、ちょっと楽しい。
そして、岩場の谷から抜けるため、角度の急な木製の階段が現れた。
雲の先が、ちょっと明るい。
【あ!山が見えた!】
岩のごろごろした谷から抜けると同時に、雲の上に出た。
今日の雲は、だいぶ低いところに広がっているらしい。
一日中ずっと、雲の中を登り続けるのだと覚悟していたので、かなりうれしかった。
同時に、山頂もきれいに見えた。
しかも、思ったよりもだいぶ近くにある。
「あれ?テッペンは、もうすぐそこじゃん!あれなら、登頂できそうだな↑↑」
登山開始から、まだ1時間半しか経っていない。
登頂まで、5~7時間って書いてあったけど、
あそこまで行くのに、あと4時間もかかるとは思えない。
時間的にも、大丈夫そうだ♪
いろんな希望が見えたので、一気にテンションが上がる。
山頂までの間に、氷や雪も思ったより見えない。
「山頂から1000m下までは、もう凍っていて登れないよ。」
なんていう話も聞いたけど、ほらやっぱり。
大したことないじゃん。
いろんな人が「危ない」「ムリだ」と言うので、
すっかり諦めていた山頂への道のりが、急に現実味を帯びてきた。
「登ってきてよかった!!」
→(その2)へつづく