10月23日(土) 【旅 124日目】
今日は、佐原市の公園での目覚め。
昨日は体調が優れなくて、全然進めなかったけど、
今日はバッチリ体力が回復していた♪
今日も北東の風が強くて、向かい風の利根川沿いを走るのはちょっと大変だったけど、
ちゃんと脚に力を入れられるので、銚子まで順調に進めた。
銚子でお昼を済ませると、向きを南西に変えて、いよいよ九十九里浜を走り始める。
さっきまで"敵"だった北東の風が、今度は強い"味方"となる。
九十九里町まで続く海岸沿いの自転車道を、風に乗って気持ちよく飛ばして走った。
この海岸は、関東地方のサーフィーンのメッカである。
土曜日だけあって、たくさんのサーファー達が海に浮かんでいた。
波は、「胸 ~ 肩」くらいかな。
サーフィンは見ているだけでも楽しいけど、
やっぱり見ているとやりたくなってくる!!
(考えてみれば、最後にやったのは1年以上前だった。)
暗くなった頃に、東金市に到着。
ここは、東京から126号線を通って、いつもサーフィンをしに来ていた場所だ。
「房総半島を走るのやめて、ここから急いで帰ってサーフィンしに来ようかな…。」
もう、一日で帰れる距離の場所にいるので、地図を見ながら本気で悩んだ。
いかんいかん。
最後の最後でショートカットして帰りを急ぐなんて、なんかみっともない。
房総半島は走ったことがないし、ちゃんと行って来よう。
そう思いなおして、明日からも南下を続けることにした。
サーフィンは、ちゃんと帰り着いてからのお楽しみだ☆
【走行距離:115km】
10月21日(木) 【旅 122日目】
今日は、宇都宮市の公園での目覚め。
6時半頃目が覚めて、テントを撤収すると雨が降ってきた。
今日は、つくば市まで80kmくらいの移動だったので、時間的には余裕がある。
公園内の東屋でパンケーキを作って食べ、しばらく雨宿り。
が、しとしとと降るこの雨は、なかなか止みそうになかったので、
雨は我慢して、9時に宇都宮を出発した。
今日のルートは、R408とR294。
勾配が全くない真っ平らな直線道を、ただ南へ進む。
天気が良ければ気持ちよく走れるんだろうけど、
弱い雨に打たれ、濡れながらの走行は若干寒いし、退屈だった。
ちょくちょく休憩をとりながらのんびり走って、
18時過ぎに、待ち合わせ場所のコンビニに着いた。
すると、友人はもう中で待っていて、一年半ぶりの再会!
今日は、友人の寮に泊めてもらうことになっていたので、
荷物を置きに行って、早速飲みに出かけた。
高校時代にも大学時代にも、バイクや車でいろいろ一緒に旅もしたし、
一番の麻雀仲間でもあった友人とは、話の話題が尽きない♪
研究者として働く友人の、仕事の話もおもしろかった。
すっかりご馳走になって、友人の寮へ戻る。
風呂に入って、メロンにヨーグルトにてん茶など、
またいろいろご馳走になって、いい気分で眠れた☆
"持つべきものは友"
だなっ↑↑
いろいろ、ありがと~!! (^~^)/
【走行距離:88km】
--------------------------------
10月22日(金) 【旅 123日目】
今日は、つくば市の友人宅での目覚め。
朝ごはんもご馳走になって、のんびりして、
9時過ぎに、出社する友人と一緒に出発。
高校時代からずっと変わらず、おもしろくていいヤツだった♪
(またいつか、東京で集まろうなー!)
友人とお別れをして、今日は100km先の銚子を目指す。
が、
今日はなぜか、身体の調子が良くない。
(昨日は、たくさん食べて布団でよく眠れたのに…。)
脚にしっかりと力が入らず、すぐに疲れてしまう。
(たまにあるんだよなー、こういう日が。。。)
しかも、今日は向かい風がビュービュー吹いていて、
ルートは霞ヶ浦と利根川沿いだったので、風の影響がとても強かった。
50km走って佐原市に着いたときは、もうバテバテ。
「ムリして銚子まで走る必要もないし、今日はもう移動終わり!」
ということにして、マックやショッピングセンターで休憩しながら、
辺りが暗くなるのを2時間ほど待った。
早めに夕飯を食べ終わると、急激に眠くなり、
利根川近くの公園にテントを張って、18時には就寝。
明日は、身体がスッキリしているといいなぁ。
【走行距離:52km】
10月20日(水) 【旅 121日目】
今日は、会津若松の住宅街にある公園での目覚め。
今日の目的地は、160km先の宇都宮だ。
【すぐに出発できるよう、ベンチで寝た。】
まずは猪苗代湖へ向かって、山道を上る。
本当は、
猪苗代湖 → 郡山 → 白河
というルートで進むつもりだったけど、
そのルートだと、宇都宮までは180kmになってしまうので、
猪苗代湖と郡山へは寄らず、ショートカットして白河へ向かった。
白河まで続くR294は、交通量の少ないのどかな田舎道。
両サイドに広がる田んぼの稲は、もうほぼ全て刈り取られていて、
季節の移ろいをまた感じさせられた。
それにしても、田舎で見るのは腰の曲がったじっちゃんばっちゃんだけだ。。。
あと10年もしたら、こういう田舎の集落は一体どうなってしまうんだろう??
田舎道を走るたびに、いつもそう思う。
仕事がなきゃ住めないし、難しい問題だよなぁ。
(「今の農業は、ボランティアみたいなもんだよ。」って、地元の人が言ってた。)
午前中に80kmほど走って、白河に着いた。
観光は全くせず、自炊もせず、ただコンビニのカツ丼を食べて、
今度はR4を走る。
さっきまでの田舎道と違い、R4はトラックだらけ。
でも、路肩や歩道が広く取られているので、まだいい。
(日本で一番危ない道は、山陽を走るR2だ。)
2号線に比べたらマシだけど…
後ろからガンガン迫ってくるトラックには、いちいちヒヤヒヤさせられる。
残りの80kmを、暗くなるまで走った。
午後7時、ようやく宇都宮に到着!
160kmがんばったご褒美に、餃子を食べに行った。
【みんみん本店へ】
【餃子、おいしいね!】
これで、友人のいるつくば市まではあと80km。
明日は天気が悪そうだけど、ここまで来たらもう余裕だ♪
【走行距離:165km】
10月19日(火) 【旅 120日目】
今日は、桧原湖近くの駐車場での目覚め。
ここは、標高825m。
空がどんよりと曇った朝は、かなり寒かった。
パンケーキに飽きてしまったので、久しぶりにコンビニでパンを買って食べた。
いつからだろう。。。
コンビニで120円のパンを買うのが"贅沢"だと思うようになったのは…。
今回のビンボー旅のおかげで、金銭感覚がだいぶ変わったようだ。
今日はまず、朝から『五色沼』へ散策に出かけた。
テクテクと往復1時間の散策をして、気分よく身体も温まった。
見に行ってよかった!!
五色沼を堪能したので、裏磐梯高原を出発。
標高900mの地点から標高250mの喜多方市街まで、
ビューンと一気に15kmの下り坂。
昨日まで、がんばって上った分の努力が報われる、楽しい下りでよかった!!
喜多方に着いて、まずは観光案内所へ行き、ラーメン屋情報をチェック。
地元で人気があるという、「まこと食堂」へ。
1日千円生活の今、一杯600円のラーメンはかなりの贅沢だけど、
ラーメン大好き人間としては、「日本三大ラーメン」の肩書きの実力を確かめずにはいられなかった。
予想以上においしかった"喜多方ラーメン"は、三大ラーメンとして合格だな。
食べてよかった!!
「蔵のまち」としても有名な喜多方の街。
なぜか、自転車屋が多かったな。
(羅臼には一軒もなかったのにー!!)
そんな感想。
次は20km先の会津若松市へ。
まずは、鶴ヶ城へ!
行ったんだけど…
ちゃんとしたお城の外観を見たかったけど、
これはこれでおもしろかったので、ま、いいか♪
仙台を出てから、風呂に入ってないのはたった3日間なのに、
(↑この感覚も、だんだんおかしくなってきた。笑)
ちょっとさっぱりしたくなり、ネットで調べてみると、
会津若松駅の隣にとてもいいスーパー銭湯があったので、行ってみることにした。
【このスーパー銭湯、すごかった!!】
写真を撮れなかったのが残念だけど、中がめちゃ広。
10種類以いろんな種類の風呂があって、全部で200人以上入れそう。
"竜宮城"まであった!笑
しかも、390円。
行ってよかった!! (ここはオススメです♪)
で、夜。
茨城で仕事をしている高校時代の親友に、突然電話をしてみた。
ちゃんとつながって、2日後につくば市で久しぶりに会うことになった♪
楽しみだ~☆
と思って地図をよく見てみたら、
会津若松市からつくば市まで、260km以上あったし。。。
ヤベッ!
と思ったけど、しばらく長距離の移動をしていなかったので、
いい機会だと、ちょっと頑張ってみることにした。
明日の朝は、さっさと出発しなきゃと思い、
今日はテントを張らず、公園のベンチで寝袋に入って就寝。
なんか、ホーム○スの日記みたいだな。
駄文ですみません。
【走行距離:68km】
10月18日(月) 【旅 119日目】
今日は、道の駅「つちゆ」での目覚め。
昨日は、午後3時くらいから桧原湖を目指して山上りを始めたけど、
標高760mのこの道の駅までなんとかたどり着いたところで、日が暮れたのでストップ。
夜はめっちゃ寒くて風もあり、とても晩飯を外で作る気にはならなかった。
昼に公園で会ったおばあちゃんにもらった、肉団子があってよかった。
肉団子を一気に食べて、質素な夕食が終了。
寒かったので、寝袋に入ってさっさと就寝。
めっちゃ疲れたのに、晩飯をろくに食べずに寝ると…
朝は身体がダルッダル。。。
いっぱい寝たのに、全然体力が戻っていない。
(やっぱり、栄養は大切なのねー。)
あまりに身体がダルいので、なかなか起きられず、
ようやくテントから出られたのが朝の9時だった。
「とりあえず、栄養取らなきゃ!」
と思い、パンケーキを大量に焼いて食べる。
身体が重い。
10時を過ぎ、ようやく出発。
R115の峠(標高1100m」)は、3kmもの長さのトンネルになっている。
「あとちょっと上ったら峠だ!」
と思って出発すると、すぐに現れた
"自転車通行不可"
の標識。
(ヒドイヨー!!)
仕方なく、トンネルを迂回して旧道を走る。
旧道は、紅葉を見ながら走れるドライブスポットらしく、
平日なのに交通量がかなり多かった。
【キツイ代わりに、景色がよかった!】
峠を越えて山道を下ると、桧原湖へ向かうためにR115から県道70へ入り、
「磐梯吾妻レークライン」へ入る。
【ここも、秋の湖の景色がよかった!】
一日中、景色はよかったけど、俺の体力はもうスッカラカン。
今日は、喜多方まで走るつもりだったけど、体力的にも時間的にもムリだったので、
桧原湖に着いたところでストップ。
ご飯を食べ、テントを張って寝袋に入ると、まだ18時だった。
疲れていたのでそれでも眠れて、次に目が覚めたのが20時。
「あれ?2時間しか寝てなかったのか…?」
それから目を閉じても、4時間も眠れなかった。
原因は、きっと紅葉のせいだ。
今日は一日中、きれいな紅葉を見たけど、
紅葉って、一人で見るもんじゃないと思う。
「きれいだなー。」
と思うたびに、
「俺、なんで一人でこんな景色見てんだろ…。」
って、なんだか物悲しくなる。
春や夏の景色と違って、
紅葉を見ると、"哀愁"を感じてしまう。
眠れない4時間の間、いろんな思い出が頭の中でリプレイされ続けていた。
今の自分が見るべき景色じゃないな…。
日光に、紅葉見に行くのやめよっと。。。(~.~;)
【走行距離:48km】