前回の続き
今回も、写真はちょっと刺激が強めなので注意。
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【皮を剥がされた牛。このあと、しっぽと頭を取られた。】
牛の身体についている黄色い物は、脂肪。
脂肪の色が黄色いのは、"ジャージー牛"の特徴だという。
ジャージー牛は、この脂肪の色のせいで肉牛としては人気がなく、
子牛の値段が一頭$2~10だとか。
安~っ。
でも、この牛はジャージーと何かの交配種らしく、肉はおいしいとのこと。
その後、いろんな部位がお腹から取り出されていった。
【心臓、デカ~!】
タンやレバーも、ずっしりと重たかった
牛の腹に腕を入れて、もぞもぞと探ってから業者の人が、
「お腹に子牛がいるぞ。」
と言っていた。
【ほんとにいた。】
なるほど、牛っぽい形。
この子牛の胎児は、犬のえさにすることになった。
内臓以外の部分は、一度業者の人が持って帰って、
冷蔵庫で一週間熟成させたあと、切り分けられてまた戻ってくるとのこと。
使わない内臓や頭部は、その場に穴を掘って埋めることになった。
【捨ててしまう部分。】
腸には全く手をつけずに、全て捨ててしまう。もったいないなー。
【牛の胃の中身。】
何個目の胃かはわからないけど、草でパンパンになった胃を切ってみると
胃の内側は真っ黒で毛のようなものが生えており、何層にもわかれていた。
牛の屠殺("解剖"に近いな)は、とても興味深く、勉強にもなった。
今回も、写真はちょっと刺激が強めなので注意。
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【皮を剥がされた牛。このあと、しっぽと頭を取られた。】
牛の身体についている黄色い物は、脂肪。
脂肪の色が黄色いのは、"ジャージー牛"の特徴だという。
ジャージー牛は、この脂肪の色のせいで肉牛としては人気がなく、
子牛の値段が一頭$2~10だとか。
安~っ。
でも、この牛はジャージーと何かの交配種らしく、肉はおいしいとのこと。
その後、いろんな部位がお腹から取り出されていった。
【心臓、デカ~!】
タンやレバーも、ずっしりと重たかった
牛の腹に腕を入れて、もぞもぞと探ってから業者の人が、
「お腹に子牛がいるぞ。」
と言っていた。
【ほんとにいた。】
なるほど、牛っぽい形。
この子牛の胎児は、犬のえさにすることになった。
内臓以外の部分は、一度業者の人が持って帰って、
冷蔵庫で一週間熟成させたあと、切り分けられてまた戻ってくるとのこと。
使わない内臓や頭部は、その場に穴を掘って埋めることになった。
【捨ててしまう部分。】
腸には全く手をつけずに、全て捨ててしまう。もったいないなー。
【牛の胃の中身。】
何個目の胃かはわからないけど、草でパンパンになった胃を切ってみると
胃の内側は真っ黒で毛のようなものが生えており、何層にもわかれていた。
牛の屠殺("解剖"に近いな)は、とても興味深く、勉強にもなった。
*今回の写真は、ちょっと刺激が強めなので注意。
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5月3日(火)
今朝は、天候が落ち着いていて、牛の屠殺は予定通り行われることになった。
(もし雨だったら、また延期になるところだった。)
ファームへ行って、ターゲットの牛をストックヤードに隔離。
30分ほど待つと、業者の人が二人、トラックに乗ってやってきた。
早速、作業に取り掛かる。
【銃で頭部(脳)を撃ち、息の根を止める】
が、ここで、牛がフェンスを越えて逃げ出すというアクシデント発生。
(あの巨体が、130cmくらいあるフェンスを飛び越えたのにびっくり。)
横にいたほかの牛の群れに戻ろうとしたんだろうけど、
これから殺されるのがわかって、必死に逃げ出そうとしたようにも見えた。
「もし自分が牛で、そこまで考える知恵を持っていたら、俺も必死で逃げるな。」
なんていうことを考えた。
でも残念ながら、それも「無駄な足掻き」なわけで…

【眉間を打ち抜かれた牛は、"ドスン"と音を立てて崩れ落ちた。】
牛を撃ったあと、業者の人は急いでナイフで喉の辺りを裂き、
心臓のすぐ近くで動脈を切った。
魚を釣ったときと同じように、殺したらすぐに"血抜き"をしないと、
肉が血を含みすぎて、マズくなるということだった。
次は、仰向けになるように固定して、ナイフで皮を剥ぎ始めた。

【男二人がかりで、約10分。】
牛の皮は、ポッサムの皮のように簡単に、
"服を脱ぐみたい"には剥げないようだ。
皮を剥ぎ終えると、
【逆さまに吊るして腹を切り、内臓を出す。】
腹を開いても、生臭い臭いはそれほどしなかった。
牛の内臓(主に胃)は、想像通りかなりデカい。
パンパンになった胃が、うっすらと緑がかって見えるので
中は草でいっぱいなんだとわかった。
胃もデカければ、中に入っている草の量も相当なもんだ。
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ちょっと時間がないので、続きはまた明日。
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5月3日(火)
今朝は、天候が落ち着いていて、牛の屠殺は予定通り行われることになった。
(もし雨だったら、また延期になるところだった。)
ファームへ行って、ターゲットの牛をストックヤードに隔離。
30分ほど待つと、業者の人が二人、トラックに乗ってやってきた。
早速、作業に取り掛かる。
【銃で頭部(脳)を撃ち、息の根を止める】
が、ここで、牛がフェンスを越えて逃げ出すというアクシデント発生。
(あの巨体が、130cmくらいあるフェンスを飛び越えたのにびっくり。)
横にいたほかの牛の群れに戻ろうとしたんだろうけど、
これから殺されるのがわかって、必死に逃げ出そうとしたようにも見えた。
「もし自分が牛で、そこまで考える知恵を持っていたら、俺も必死で逃げるな。」
なんていうことを考えた。
でも残念ながら、それも「無駄な足掻き」なわけで…
【眉間を打ち抜かれた牛は、"ドスン"と音を立てて崩れ落ちた。】
牛を撃ったあと、業者の人は急いでナイフで喉の辺りを裂き、
心臓のすぐ近くで動脈を切った。
魚を釣ったときと同じように、殺したらすぐに"血抜き"をしないと、
肉が血を含みすぎて、マズくなるということだった。
次は、仰向けになるように固定して、ナイフで皮を剥ぎ始めた。
【男二人がかりで、約10分。】
牛の皮は、ポッサムの皮のように簡単に、
"服を脱ぐみたい"には剥げないようだ。
皮を剥ぎ終えると、
【逆さまに吊るして腹を切り、内臓を出す。】
腹を開いても、生臭い臭いはそれほどしなかった。
牛の内臓(主に胃)は、想像通りかなりデカい。
パンパンになった胃が、うっすらと緑がかって見えるので
中は草でいっぱいなんだとわかった。
胃もデカければ、中に入っている草の量も相当なもんだ。
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ちょっと時間がないので、続きはまた明日。