いかんいかん。
昨日は、夕方にヴィサーカーパトナムを出発するつもりだったのに、
昼寝をしたら、チェックアウト時刻を寝過ごしてしまった。
久しぶりの移動生活で、意外と疲れが溜まっていたのかもしれない。(^^;)
ともかく、一泊Rs500(800円)もする宿にもう一泊するハメになり、
出発は今日の夕方、これから。
と言っても、
街から10kmも離れれば、安全なキャンプサイトはいくらでも見つかるので、
今日も休憩日みたいなものだけど。
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ちょっと時間があるので、インドのすすめ。
(お食事中の方は、ここで読むのをやめてください。)
誰でも、インドを旅すると、驚きや新しい発見がたくさんあるはず。
日本の常識とは全く違う常識が、インドにはたくさんある。
だから、インドの旅は楽しい。
ここで、
日本にいても簡単にできる、"プチインド体験"を2つ紹介したい。
一つは、手食文化(てしょくぶんか)と言われる食事法。
インドでは、スプーンやフォークを使わず、右手を使ってごはんを食べる。
その理由は、Wikipediaによると、
「手食文化圏においては食べ物を口に入れる前に手(指先)で味わうことから、
道具を使用した食事方法よりも優れているとされ、
また、道具(食器、食具)よりも良く洗った手の方が清浄であると考えられている。」
ということらしい。
【俺も、インドではいつも手で食べている。】
なるほど。
確かに、指で感じる温度と、口で感じる温度は違うし、
「舌触り」と「指ざわり」という感覚も、やっぱりちょっと違う。
口で感じる味や食感だけでなく、指で感じる"温度"や"触感"も、食事の楽しみに加わる。
「手で食べた方がおいしいよ。」
なんてことは、これっぽっちも思わないけど、
「食事がさらに楽しいものになる。」
という理由で、オススメしたい。
きっと、一度試してみるとおもしろい体験だと思う。
どうせなら、次にカレーを食べるときなどに、ぜひやってみてほしい。
きっとなにか、新しい発見があると思う。
「できたての料理は、指で触るとマジで熱い!」とかね。笑
もう一つのオススメ"プチインド体験"は、トイレ。
【今泊まってる宿のトイレ】
インドの人たちは、トイレットペーパーを使わない。
トイレには蛇口とカップがあり、カップに水を入れて、
その水を右手でかけながら、左手でゴシゴシ。
(俺は"前からかける派"だけど、一般の人がどうやってるのかは知らない。)
あっという間に、信じられないくらいすっきりと、きれいになる。
拭き残しなど一切ない。
自分のコウモンに直接触れるので、おしりの健康状態がわかったりもする。
汚物をあまり汚いと思わなくなる。
自然に左手では、食べ物を食べなくなる。
簡単で、とても合理的な方法だと思う。
おもしろいうえにいろいろ納得することがあるし、インドの文化を理解するのにも役立つ。
一度試せばきっと、紙を使うのが馬鹿馬鹿しくなる人もいると思う。
今すぐにでもできる2つの"プチインド体験"。
多少抵抗のある人もいるとは思うけど、ほんとにオススメなので、
ぜひ、一度だけでもトライしてみてほしい。
きっと、いい刺激になると思う。
インドには、笑いと驚きがいっぱいです♪
勝手に、「今日のおっちゃん」コーナー↓
【ヴィサーカーパトナムの、飯屋のおっちゃん】
英語が堪能な人だったので、インドで感じた「?」について、いっぱい教えてもらった。
安くておいしい飯屋があると、その街の滞在がグンと楽しくなる。
さぁ~て。
今日はどこまでいこっかな。
今日はどこまでいこっかな。
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1月19日(土) 【旅509日目 インド52日目】
昨日は、Srikakulamという街の10km手前、
【岩場の陰でキャンプした。】
キャンプ生活のときは、いつも日の出とともに目が覚める。
早寝早起き。
健康的で、明るい時間を長く使える。
早起きをしたので、
今日は、100kmちょっと先の街Visakhapatnam(ヴィサーカーパトナム)まで行くことにした。
まずは、Srikakulamの街で朝食。
【最近、ドーサーをよく食べるようになった。】
ドーサーは、南インドの料理。
パリパリした、大きなクレープの皮みたいなもの。
ほんとは朝から白飯をバクバクいきたいけど、
この辺じゃ、朝はドーサーやプーリーしか扱っていない店が多い。
そして、食後にはいつもチャイを飲む。
【大勢に囲まれながら(^-^;)】
オリッサ州を出て、Andhra Pradesh(アーンドラ・プラデーシュ)州に入ったので、
いつも、
「オリアー語、わかるか?」
と聞かれていたのが、
「テルグー語、わかるか?」
に変わった。
でもどちらにしろ、こちらの返事は、
「わからない。I'm sorry.」
で変わらない。
「じゃあ、ヒンディー語は??」
…わからない。(^.^;)
毎日、散々いろんな人たちに話しかけられるけど、
とりあえず今は、英語と笑顔だけで、浅いコミュニケーション。
「テルグー ナヒーン。ヒンディー ナヒーン。」
もうちょとがんばって、言葉覚えなくちゃ。
【今日も、5号線はひたすら真っ直ぐ。】
けど、地味なアップダウンがある。
鈍りきった脚には、そのわずかなアップダウンが意外とこたえる。
【昼食はプーリー(Rs30)】
プーリーもおいしいけど、やっぱり米を思いっきり食べたい。
【ざくろ&パインのシェイク】
初めて飲んだけど、これが感動の味だった。一杯RS10。
これからのインド走行の、いいエネルギー源になりそう♪
【休憩すれば、人だかり】
この人たちの仕事は、いったい何なんだろう??笑
【チェンナイまで、縁起のよさそうな距離】
今日は、久しぶりの100km越え走行だったうえに、向かい風。
パンクもしたので、結構疲れた。
それでもなんとか予定通り、
16時前には、ヴィサーカーパトナムに到着。(110km)
アーンドラ・プラデーシュ州で2番目に大きな都市らしく、
かなり賑やかな街だった。
路上は特にごちゃごちゃしていて、コルカタ並みの走りにくさだったけど、
久しぶりの都市らしい雰囲気に、わくわく。
さっそく宿探し。
Ryoichiくんに教えてもらった、
【大部屋の格安ドミトリー型の宿(Rs60)はすぐに見つかったけど】
(なんで"BOYS HOSTEL"なんだろ??最初、アブない宿かと思った。)
自転車を安全に置いておける場所がなかったし、ローカルインド人とのドミトリーに抵抗があった。
絶対、大勢にからまれて質問攻めにあうだろう。
(^~^;)キョウハモウツカレチャッタヨ~
…で、別の宿を探すことにした。
夜くらい、落ち着いてすごしたいのである。(^^;)
しかし、他に宿を5軒ほど回ったけど、どこも安くはなく、
もうクタクタだったので、一泊Rs500の宿で妥協した。
【夜は、ヴィサーカーパトナムの街を徘徊】
今までの街とは違うところがたくさんあって、おもしろかった。
南下してきたので、ちょっとずつ雰囲気が変わってきた気がする。
【辛~いチキンカレーと白飯を腹いっぱい食べて】
もう、今日は満足満足。
明日は、夕方くらいまでゆっくりしてから出発しよっと。