2日~6日の旅の様子を、さらっと書きます。(^^;)
(時間があったら、日記も載せます。)
8月2日(月)【旅42日目】
朝、ともと別れて、秋田県大館市まで走った。
前に、「東北地方の人は冷たい。」なんていう話を聞いたことがあったけど、
ここまで、そんなことを思うような経験は全くなく、
むしろ、たくさんの人が声をかけてくれて、親切にしてくれている☆
予想以上に、心の温かい人が多くて、いいところだと思った♪
8月3日(火)【旅43日目】
弘前市まで走って、夕方、福井県で出会った旅人、かりこと再会☆
一緒にねぷた祭を見に行って、キャンプをして楽しかった♪
【弘前市のねぷた祭】
走行距離:52km
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8月4日(水)【旅44日目】
青森市まで走って、かりこ、たいきと合流!
3人で一緒に、青森市のねぶた祭を見に行った☆
【青森市のねぶた祭】
たいきが、バイクの後ろに乗せてくれると言うので、
明日は、3人で200km南にある秋田市の"竿燈祭"を見に行くことになった☆
竿燈祭はとても見たかったけど、遠くて諦めていたので、
見に行けることになって、本当にうれしかった♪
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8月5日(木)【旅45日目】
たいきのバイクの後ろに乗せてもらい、秋田県秋田市まで、
竿燈祭を見るために、3人で約200kmのツーリングをした。
5時間もかけて、ようやく夕方、秋田に到着し、
と~っても見たかった、竿燈祭を見ることができた☆
すごい迫力だった!!
200本以上もの竿燈が、提灯を光らせながら一斉に立ち上がる光景は、
正に圧巻!!
本当に、見に来られてよかったと思った☆
【一斉に竿燈が立つと、迫力があるなぁ。】
【竿燈をいろんな持ち方で支え、バランスをとっている。すごいっ!】
夜は、3人で浜辺へ行き、キャンプファイヤーを囲みながらのキャンプ♪
竿燈祭に感動し、旅仲間と楽しく過ごせて、大満足な一日だった♪
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8月6日(金)【旅46日目】
秋田から、たいきのバイクに乗って、再び青森市へ。
今日は、ちゃんと衣装を借りて、"跳ね人"として踊りながら、ねぶた祭に参加した!
約2時間、ピョンピョンと跳ねまくったので、脚がほんとに疲れたけど、
「らっせら~!らっせ~らぁ!!」
と、ひたすら声を張り上げながら、
みんな一緒に全力で動き、楽しんだので、最高だった☆
祭って、やっぱりおもしろいなぁ!
【最後まで、全力を出し切った!】
青森県に入ってからは、毎日楽しい仲間と、賑やかに祭三昧な日々だ☆
8月1日(日)【41日目】
(その2)
あのトホダーの人、外国人みたいだけど、
挨拶はとりあえず「Hello!!」でいっかな♪
そんなことを思いながら、Uターンをしてその旅人に接近。
むこうも、こちらを見ている。
すると…
「こんにちは。」
むこうから、先に挨拶をしてきた♪
しかも、「コンニチハ。」ではなく「こんにちは。」である。
(流暢な日本語だった。)
あれ??この人、ずいぶん日本語が上手だな~。
ますます、おもしろそうである☆
彼の名は、とも。
見た目が外国人に見えるのは、彼が日本とスイスとのハーフであるからだった。
(日本での暮らしが長いので、ふつうに日本語をしゃべれる。)
ともは現在、ヨーロッパを2年、日本を10ヶ月間、
徒歩で旅している、ベテラン旅人だった。
(すでに、10000km以上歩いている!!)
俺とは、"旅人"という共通点のほか、同い年であり、誕生日も10日しか違わなかったし、
地元がとても近かったということもあって、
とても気の通い合った話ができたので、出会ってすぐに意気投合♪
出会ったのは、まだ午後2時頃だったけど、
立ち話 → 座り話 → 「今日、一緒にキャンプしない?」
という、よい出会いの王道の流れで、一緒にキャンプすることが決定。
(そして、俺の今日の移動も終了!!笑)
トホダーのともと一緒に歩いて、近くにテントを張れる場所を探し、
3kmほどでいい場所を発見できたので、それぞれテントを張った。
それから午前0時まで…
約10時間、ひたすら二人で会話をした。
ともの生き方は、俺にとってとても興味深いものだったので、
それでも、まだまだ話したりないくらい。
友の旅と俺の旅では、大きく違うことが2つあった。
一つは、ともは無銭の旅をしているということ。
(つまり、持ち金がゼロ。)
「お金を持たずに世界を旅している人がいる。」
という話を、前にどこかで聞いたことがあったけど、
ともは、まさにそんな旅をしていて、今もそれを続けている。
「え!?お金がなくて、どうやって食べていくの!?」
交通手段が徒歩なので、交通費はかからないとして、
"食べる"ということに関しては、どうしてもお金がなくては無理だろうと、誰もが思う。
でも、ともはそれを可能にする、驚くべき方法をとっていた。
(これ、ほんとにおもしろいけど、ここでは書きません。)
二つ目の違いは、
「ともは、旅を楽しむために旅をしているわけではない。」
ということ。
俺も含め、きっと旅人の大半は、"旅をしたいから旅をする"のであり、
旅することに対して、なんらかの楽しみや目的を持っているものである。
でも、彼は違った。
ともにとって、旅は"目的"ではなく"手段"であり、
彼は彼の求める真理の追究のために、旅をしている。
だから、普通の旅人とは根本から違っていて、
"楽しく旅をしたい!"
なんていう浮かれた意識が全くない。
俺にとって、初めてのタイプの旅人だった。
数時間に及ぶ、ともとの会話から得た彼の"旅の目的"について、
ここですべて説明するのは難しいけど、
簡単に概要を言うと、
ともは、「不食」という生き方を、自分の人生を懸けて体現しようとしている。
(不食="人間は食べなくても生きていける"という考え方。)
つまり、彼は、断食の日々の連続で旅をしているのだ。
「そんなの、ムリに決まってるじゃん!自然の摂理だもん。」
普通の人は、きっとそう思う。(もちろん、俺も思う。)
でも俺は、どんなことも頭から否定して耳を傾けないということは絶対にしたくない。
世の中、「何ができて何ができないか。」なんて、誰にもわからないと思うから。
人類が知っている、"自然の摂理"(世界のルール)なんてものは、
絶対に全てじゃないはずだ。
そう思っている自分が、大真面目にともの話を聞いていると、本当におもしろかった。
(簡単に説明できないから、内容はここで終わります。)
興味のある人は、とものブログを見れば、ものすごい字数でいろいろ書いてあります。
(俺は、「おもしろ~っ!」って思った♪)
「とものきせき」
http://tomo-is-writing2900.blogspot.com/
ともとの出会いは、とても楽しく刺激的で、自分にとって"いい経験"でもあった。
今日も、いい友達ができた☆
今日の出会いと、楽しい時間に感謝!
8月1日(日)【旅41日目】
(その1)
今日は、道の駅「てんのう」の隣にあるドライブインでの目覚め。
7時半を回っていたので、もうドライブインのお店は開店していた。
屋根のある自動販売機の横にテントを張らせてもらっていたから、
「まずい!迷惑かけちゃう。。。」
と思い、急いでテントを撤収。
【撤収後の様子】
すると、お店からおばちゃんが出てきた。
「謝らなくちゃ。」と思いつつ、
いつものように
「おはようございます!」
と、笑顔で挨拶。
(↑これが、とても大切。)
すると、おばちゃんが
「いいのよ、ゆっくりしていてね。どこからきたの?」
と、優しく返してくれた♪
その後、旅の概要を話すと、
「すごいわねぇ。がんばってね!」
と、お店にあるお菓子や飲み物までくれて、応援してくれた☆
旅をしていると、
こんな風に、自分のことを応援してくれる人や、
「すごいね。」と言ってくれる人が、よく声をかけてくれる。
けど、
正直、自分には心苦しい部分がある。
(もちろん、うれしいんだけど♪)
俺は、自分のやっていることを少しも「すごい。」だなんて思っていないし、
むしろ、社会の役に立とうとせず、思いっきり自分のやりたいことをやっているだけだから、
真面目に毎日仕事をして、人の役に立ったり、
人に喜ばれたりしている人の方が、よっぽどすごいに決まってる。
(しかも、俺は自分を"世界のカス"だと思っているし。)
「すごいね。」ではなく、「おもしろいね。」なら、素直に喜べるんだけど。
でも、ドライブインのおばちゃんが、最後に
「あなたみたいな若者を見ると、私も元気をもらえるわ。」
と言ってくれたので、
「俺も、少しは役に立てたかな?」
と、俺の心も救われる♪
こういう小さな出会いや親切が、旅の大きな魅力の一つだ
☆
親切にされたり、応援されたりするという経験は、
自分の在り方を、良い方向に向かわせる原動力になる。
自分で言うのもなんだけど、
今の自分は、旅に出る前の自分よりも考え方がオープンだし、
人にも親切にできるようになったと思う。
もちろん、まだまだ勉強が必要だけど。
で、今日の話。
8時半頃出発して、今日は秋田県大館市を目指して北上。
驚いたことに、今日はめちゃくちゃ脚の状態がいい☆
(疲れがスッキリとれていて、フルパワーでこげる!)
きっと、昨日、温泉にゆっくり浸かったおかげだろう♪
(温泉回復パワー、スゴッ!!)
あ、それと、もう一つ驚いたことに、
昨日、40日ぶりに体重計に乗ったら、
体重が4kgも減っていた。
無駄な脂肪が落ちたのはいいけど、
痩せたくはないので、もっと食べて鍛えなくちゃいかんね~。p(^へ^)q
干拓で有名な八郎潟を過ぎ、もうすぐ能代市に着くというあたりで、
歩道を歩いているトホダー発見!!
(100Lのどデカいバックパックを背負っているので、すぐにわかった。)
よく見ると、どうやら外国人のようだ。
「これはっ!おもしろい話が聞けるかも!!」
と思い、引き返して話しかけることにした。
→つづく。
【走行距離:41km】
7月31日(土)【40日目】
今日は、道の駅「岩城」での目覚め。
昨日の夜出会った、トホダーのおっちゃんと朝食を食べ、
9時頃までおしゃべりをして出発した。
ここのところ、移動距離が短い割に、脚の回復が悪い。
しっかり眠れていないんだろうか…?
出発後、20kmほどで秋田市に到着。
地元のラジオでは、2日から始まる"竿燈祭り"の特集がやっていて、
秋田市に入ってそれを聞いていたら、ますます竿燈祭りを見てみたくなったけど、
自転車の移動力で、青森のねぶた祭りと両方を楽しむには、
体力的にもスケジュール的にも、ちょっと厳しい。
悔しいけど、
「また秋田に来る理由ができた。」
と納得することにして、秋田市を出発。
少し走ってから、コンビニで休憩していると、一台のバイクがやってきた。
ライダーは、登山用の大きなバックパックを背負っている。
「こんにちはー!」
爽やかに挨拶をしてきたライダーは、けいすけさん。
日本一周の旅をしている最中だと言う。
【日本一周ライダーけいすけさん】
彼のバイクにはとても個性があり、こだわりが感じられる。
話してみると、やはりとてもおもしろい人だった☆
彼の趣味の一つに、サーフィンがあるらしく、
俺が今までお世話になったサーファーの人たちと同じようなオーラを感じる。
(おおらかで明るく、自然を愛している感じ。かな♪)
短い時間の出会いだったけど、俺の"好きなタイプの旅人"との出会いは、
とても元気をくれる♪
加えて、けいすけさんから、おもしろい情報を聞いた。
「昨日、一緒にキャンプをしたおもしろいチャリダーのおっちゃんが、きっとこの先の道の駅に来るよ。」
だって。
この先の道の駅「てんのう」には温泉が併設してあり、
ドンさんというチャリダーのおもしろいおっちゃんが、そこを今日の目的地にしているらしい。
「そりゃあ、ぜひ会って話を聞きたいな~!!」
今日は、もうちょっと先まで進むつもりだったけど、
いい出会いが待っているなら、迷わずそこに行こうと思った。
17時頃、道の駅に着き、旅の自転車を探してみたけど、
どうやらまだドンさんは着いていないらしい。
近くにマックがあったので、ネットにつないで時間をつぶし、
18時になったので行ってみたけど、それらしい自転車はなし。
「せっかくだから、温泉に入って待つか~。」
今回の旅は、「ビンボー旅にするぞ!!」と決めていたので、
今まで、お金のかかる湯には入ってこなかったけど、
「たまにはいっか♪」
と、温泉に入って待つことに。
(400円でめっちゃいい湯だった☆)
温泉の入り口付近に、目立つようにドーン!!とアイボーを停めて、湯に入ってさっぱり♪
21時半まで休憩室で待ったけど、ドンさんらしきおっちゃんは現れず。。。
閉店時間になったので、ドンさんとの出会いは諦めた。(:_;)ザンネン!
道の駅には屋根のある場所が見つからなかったので、
今日は近くのドライブインにある、屋根つきの自動販売機の横にテントを張らせてもらった。
久しぶりに温泉に入ってくつろげたので、とても気持ちよく眠れた☆
やっぱり、日本の温泉はいいね~♪♪♪
【走行距離:53km】