と、R247を北上して、今は旭川。
今日はこれから、R12を札幌に向かって南西に走る。
昨日は、ライダーハウス「蜂の宿」のメンバーと一緒に
大雪山(旭岳)へ登って…
【朝5時から、登山開始】
【8時には、山頂に到着!】
【その後、間宮岳へ縦走して。。。】
【秘湯に入った♪】
めっちゃ楽しかったー!!
ここまでの北海道の旅の中で、一番楽しい思い出ができた☆
予定外の楽しい登山のおかげで、ウィルとの合流に一日遅れることになっちゃったけど、
「大丈夫。ゆっくり来てくれよ!」
と言ってくれたので、よかったー!
明日は、ウィルと再会したあと、一緒にとしあきさんのお宅へ行くので、
また楽しい夜を過ごせそうだ☆
とりあえず、旭川→札幌間の120kmを、がんばってこぐぞー!!
8月16日(月)【旅56日目】
今日は、小樽の海辺の公園での目覚め。
テントをたたみ、晴れていたので、たまっていた洗濯をした。
「公園で、ヒゲ面の男が洗濯をしている。」
(1ヶ月以上剃っていないので、今は口ひげも濃い。)
あまりきれいとは言えない光景だけど、
通る人と目が合ったら、笑顔で
「おはようございます。」
と言う。
いぶかしげに俺の様子を見ていた人も、それだけで、
大概の人は笑顔になり、ちゃんと挨拶を返してくれる♪
"笑顔"と"あいさつ"
楽しく旅をするには、欠かせない大切な要素だ☆
今日もそんな事を感じさせる朝だった。
掃除のおっちゃんは、
「あっちの水道の方が、水がたくさん出て洗濯しやすいよ。」
と教えてくれ、
散歩のおじいちゃんは、
「車に飲み物があるから、ちょっと待っといて。」
と、栄養ドリンクや水をわざわざもって来てくれた♪
北海道の人も、とても温かい☆
洗濯が終わり、のんびりもしたので、9時過ぎにようやく出発。
でも、小樽にはマックがあったので、電池の充電&更新をしていると、
もうお昼を過ぎてしまった。
マックでメールを見ると、かりこから連絡があって、
「富良野か美瑛あたりで合流しよう!」
ということになった(^-^)v
今度は、かりこが知り合ったチャリダーのふみやくんも一緒だ♪
ウィルと合流する20日までに、また一つ楽しみが増えた☆
札幌まで40kmほど走り、
途中にあったイオンモールで、欲しかった"パティカ"という楽器をGET!
こいつは片手で使えるし、リズムも楽しげなので旅のお供になかなかよさそうだ☆
札幌にはまた20日に戻ってくるので、観光はせずに素通り。
(もう何度か来たことがあるので、特に見たい場所もないけどな…。)
なんて思っていたら、札幌駅のバカデカさに驚いた!
札幌、めっちゃ都会だな。笑
まだまだ、札幌にも見るところがありそうだ♪
またマックがあったので、メールをチェックして、20時に札幌を出発。
今日は夕張を目指していたけど、もう時間がかなり遅かったので、
40kmだけ走って、道の駅「マオリの丘公園」でストップ。
テントを張る場所を探していたら、大きな屋根の下に、自転車とテントを発見。
「おっ。ここにもチャリダーが!」
朝、話しかけよっと♪
そう思って、同じ屋根の下にテントを張って、午前0時に就寝。
今日は、遅くまで走ったなぁ。
【走行距離:79km】
8月15日(日)【旅55日目】
今日は、道の駅「岩内」での目覚め。
朝7時過ぎに起き出して、朝食の準備をしていると、
「おはよう!」
正面から、笑顔で見覚えのある人が来た。
あ、としゆきさん!!
道の駅のお店に朝食を食べに来たところで、俺の自転車を見つけて探してくれたみたい。
「朝食、一緒に食べないかね?」
そんなお誘いをいただいたので、喜んでご一緒させてもらうことにした♪
おいっしい"ほっけ定食"をいただきながら、としゆきさんご夫婦と3人で、
9時まで楽しくおしゃべりして過ごした♪
話の中で、20日は、ウィルと一緒に別荘でお世話になり、
そのあと、としゆきさんの作っているキャンプ場でもお世話になることになった。
「謙太朗くんが、お客さんの第一号ってことになるな!」
やったぜぃ♪(^へ^)v
光栄であります☆
「タダでいいから、代わりに畑のジャガイモでも掘ってもらおうかな。たくさんあるよ~。」
と、としゆきさん。
キャンプ場には畑があると聞いて、俺もちょうど「手伝いたい!」と思っていたところだった♪
いや~、楽しみだなー!
20日の再会を約束して、ご夫婦とお別れをした。
朝から、楽しみが膨らんだところで、岩内を出発。
今日の目的地は、小樽。
二日前のラジオで、
「今週の土日、小樽では盆踊り大会が開催されます。」
と、チラッと耳にした。
昨晩の岩内の盆踊り大会は楽しかったし、
小樽ならもっと大きな規模で、ますます盛り上がりそ~!!
と、期待していた☆
でも、昨日は予定よりも50kmも手前でストップしたため、
その分、今日は頑張ってこがなくては。
ということで今日は、積丹半島をぐるっと回って小樽まで、約130kmの道のり。
積丹半島は断崖絶壁の海岸が続くけど、トンネルがしっかりと掘ってあって、
海岸線の道はとても平坦で走りやすかった♪
突端近くの神威岬まで、気持ちよく走ることができた♪
ただし、天気は曇り&若干の雨…。
積丹半島の海は、「積丹ブルー」と形容されるほどきれいな海で、
絶対泳ぐぞ~!
と思っていたんだけど、
北海道はもう、雨の日は寒い。
海に入っても、ますます寒くなって気持ちよくなさそうだったし、
今日はまだまだ長い道のりだったので、
「積丹ブルー」を堪能するのは諦めた。
【諦めた、しゃこたんぶるーの海】
神威岬の辺りなんか、海はとってもきれいだったのに、もったいないなー。
(まあ、きれいな海は、まだまだこれからあるだろ♪)
積丹半島の折り返しになり、山道に入ると…
【ああ、おそろしや。】
注意はしても、出没されたらどうすりゃいいんだ。
(コンロの燃料のガソリンまいて、火をつけるか!笑)
"出会い"を楽しむ旅だけど、
ヒグマさんには、出会いたくない。(~.~;)
どんよりした天気の下、積丹半島を回り終え、
【積丹半島の海には、奇岩がたくさんあった。】
夕方18時過ぎに、余市に到着。
小樽までは、あと25kmくらいだ。
走行距離が100kmを越え、だいぶ疲れてきたけど、
「盆踊りしてぇ~!」
という変なパワーが身体にみなぎっていた。
あんことバターをたっぷり付けた食パン(←旅の友)を2枚食べ、
盆踊り大会のため、残りの道のりを急いでこいだ。
そして8時過ぎに、ようやく小樽に到着!
「盆踊りの会場、どこだっ!?」
ラジオでチラッと聞いただけだったので、
肝心の盆踊りについて、日程以外は何も知らなかった。
すると…
ドン!ドン!
遠くで、花火の音がした。
「きっと、あそこだ!」
花火の音と光を頼りに、20分くらいかけて会場へ行った。
が。
それは、「盆踊り大会」ではなく、
「花火大会」だった。
「あらまー。ここじゃなかったのね…。ま、いっか!」
時刻はもう20時半になっていたので、
今からまた会場を探しても、きっともう盆踊りは終わってしまう。
それよりは、この花火大会を最後まで楽しもうと思った☆
青森のねぶた祭で見た花火より、近くで見られたので迫力があったし、
スイカやら、りんごやら、メロンやら…
初めて見る、変わった花火も見られたので、意外と楽しめた♪
(特に、スイカは半月形で、おもしろかった。)
花火大会のあと、ご飯を食べて、今日は海辺の公園でテントを張って寝た。
今日は結構疲れたなぁ~。
【走行距離:136km】
北海道には、ネットにつなげるところ(主にマック)が少ないので、
ブログの更新は、できるときにまとめてしていきます!
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8月14日(土)【旅54日目】
今日は、道の駅「黒松内」での目覚め。
今日の目的地は、約130km先にある、積丹半島のほぼ突端の無料キャンプ場。
昨日も110km走ったけど、身体のコンディションはいい♪
「今日も走るぞ~!!」
と、気合を入れて出発。
まずはニセコ、羊蹄山を目指し、快晴の空の下を順調に走った。
【羊蹄山が見えた!】
が、
海岸線を走っていた昨日とは違い、今日の道は山道でアップダウンの連続。
ようやく30km先のニセコに着いたのがお昼で、
時間も体力もだいぶ消費してしまった。
「こりゃ、今日は130kmムリ。」
目標の長距離RIDEには早めに見切りを着け、のんびり走ることにした♪
午後3時過ぎに、倶知安(50km地点)というちょっと大きめの町を過ぎ、
今日は、次の大きな町「岩内」(いわない)の道の駅を目的地にした。
午後5時過ぎ、岩内に到着。
国道の交差点である岩内は、想像以上に大きな町だった♪
街の様子を偵察していると、浴衣を着た女の人を発見!
あっ!もしかして、お祭があるのか!?
期待を膨らませて、
「今日はお祭ですか?」
と聞くと、
「裏の広場で、盆踊り大会があるんですよ。」
となっ♪
で、
"裏の広場"とやらに行ってみると…
【おお!大きくて立派な会場!】
今日は、盆踊り会場の横で、
ビールを飲みながら、お好み焼き&たこ焼きを食べることに決定☆
酒を買いに行って、調理を開始すると、
「お兄さん、どっから来たの?」
おばちゃんに声をかけられた。
お好み焼きの準備をしながら、札幌から来たそのおばさん(夫婦)と楽しく話していると、
「お兄ちゃん、今日はここに泊まるの?」
今度は、サイドカーをつけたでっかいバイクに乗ったおっちゃん登場。
おっちゃん(ほんまさん)は、横浜から来た旅人だった。
ほんまさんも、
「俺もここでお酒飲もうかな。」
ということになり、盆踊りの音頭を聞きながら、一緒に酒を飲んだ♪
【気のいいおっちゃん、ほんまさん♪】
飲み&食べ終わり、札幌のご夫婦とお別れをし、
ほんまさんも寝床を探しに行ったので、俺は盆踊りの会場へ。
すると、
「お兄さん、どこから来たの?」
また、ご夫婦に声をかけられた♪
(よっぽど目立つんだな。笑)
このご夫婦の旦那さん(としゆきさん)がとても旅好きな人で、
退職後に、海外を何度も一人旅で旅しているという。
「旅人は、旅人に優しい」
当たり前のようだけど、旅が好きな人同士は、お互いすぐに打ち溶け合える☆
としゆきさんご夫婦とおしゃべりをした後、俺はいよいよ盆踊り会場へ。
「せっかく来たから、俺も踊りたい!」
そう思ったので、見よう見まねで一緒に参加させてもらった♪
(めっちゃ楽しかった!)
「ああ、いたいた!」
会場で、としゆきさんがまた声をかけてくれた♪
としゆきさんは、とても活動的な人で、
現在、札幌の郊外に、旅人のための無料キャンプサイトを手作りで作っているという。
「まだ作ってる最中だけど、OZのお友達と一緒にそこに来ていいよ。」
そんな話になった☆
さらに、
「違うところに別荘があるから、まずはそこに一緒に来ればいい。」
なんていううれしいお話まで!(^0^)/
そんな流れで、20日は、
ウィルと合流してから、としゆきさんの別荘へお邪魔することになった♪
盆踊りは楽しかったし、今日もいい出会いがたくさんあった☆
北海道の旅も、ますます楽しくなってきたー!!
【走行距離:82km】
8月13日(金)【旅53日目】
今日は、大沼公園のベンチでの目覚め。
久しぶりに、テントを張らずに寝たけど、よく眠れてスッキリした♪
しかし、寝袋も荷物も、夜露でビッチョリ濡れている。
やはり噂通り、北海道の朝晩の冷え込み方は激しいようだ。
朝食に、昨日の残りものでお好み焼きを作ろうと思ったら、
豚肉が消えていた。
どうやら、猫に持って行かれたようだ。。。
(遠くに、ボロボロのトレーが落ちてた。)
食材の管理は、もうちょっとしっかりしなくちゃな。
(熊が来たらヤバいし。。。)
いつも通りの、"カフェオレ&小倉トースト"の朝食を食べ、出発。
今日の天気は快晴!!
R5を、ひたすら走る。
広大な北海道を走る道路は、路肩が広くて、自転車にはとてもありがたい♪
お盆で車の交通量は多いものの、R5はとても走りやすかった。
今日の最高気温は、約30℃。
地元の人は、
「今年は、とっても暑いわ~。」
と言ってイヤがっていたけど、
これからの寒さに怯えている俺には、
「まだ30℃まで、気温が上がってくれるんだ♪」
と、ちょっとホッとした♪
お昼過ぎ、黒岩というところへ着いたとき、
地図に"奇岩"と書いてあったので、
どんな岩なのか見に、海へ行った。
が、場所を間違えたらしく、
だだっ広いビーチに来てしまった。
でも、解放感がハンパじゃなく、人っ子一人いない。
「うぉ~!こりゃ、泳ぐっきゃないっしょ~~!!」
泳ぐ気満々になったが、身体を洗うだけの水を持っていなかったので、
浜辺の民家で、水をもらった。
これで、準備OK!
フィンとシュノーケルを付け、海へ駆け込むと、
海水は予想以上に冷たく、
しかし、ひんやりとして気持ちがいい☆
水は濁っていたけど、泳いでさっぱりするには十分快適だった♪
水を分けてくれた上に、浜に降りるハシゴまでだしてくれた民家の人に、お礼を言いに行った。
すると、
「気持ちよさそうに泳いでいたわね~。冷や麦があるけど、食べていかない?」
と、おばちゃんからのうれしいお誘い♪
"出会った方からのご厚意には甘えろ"
が信条の俺は、もちろん
「いいんですか!?ありがとうございま~す!!」
と、喜んでお家にあがらせてもらった♪(^-^)v
冷や麦にご飯に、明太子に"丘ひじき"という地元の人の食べ物まで、お腹いっぱいごちそうになった☆
その後、結局午後3時まで2時間ほど、
おしゃべりをしながら、楽しく過ごさせてもらった。
北海道に来て、初めて地元の人と触れ合えた♪
【ごちそうさまでした!!】
人の優しさと親切にふれた後は、気分がとてもいい☆
黒岩を出て、快調に長万部に到着。
さて。
R5とR37の交差点で、進路をどうしようか迷った。
積丹半島を回るか、洞爺湖・支笏湖方面へ行くか…。
地図を見て迷っていると、隣にヒッチハイカーの若者が登場。
外国人だ!
もちろん、話しかけた♪
アメリカから来たという彼は、マーク。
全財産をバッグ一つにいれ、日本から放浪の旅を始めたらしい。
そして、なぜか裸足。
「なんで裸足なの?」
と聞くと、
「自分を鍛えるためだよ。」
だって。
おもしろいじゃん♪♪(^m^)
(いろんなやつがいるなー!笑)
マークとは30分ほど英会話を楽しみ、
俺の進路も決まったので、さよならをした。
洞爺湖・支笏湖は帰り道に通れるので、
まずは積丹半島を回ることにした。
海岸線から山道に進路を変え、またR5を走る。
熊がいるんじゃないだろうか…?
と思ってしまうような山道を、歌を歌いながら2時間走った。
そして、ようやく目的地の道の駅「黒松内」に到着。
ここの道の駅は、きれいだしテントも張りやすくて、いいところだった。
おかげで今日も、流星群を見ながら、のんびりと夜を過ごせた☆
【走行距離:110km】