10月8日(金) 【旅 109日目】
今日は、花巻市にある城跡公園での目覚め。
R4を外れ、山へと向かうR283を遠野へ向かって進んだ。
「イギリス海岸」を見て、「めがね橋」の隣で昼食を食べた。
先日もらったマツタケを、全部食べずにとっておいたので、
でも、やっぱり俺には普通のキノコ…。
(エリンギと大して変わらないよーな…。)
どうやら未熟な俺の舌では、マツタケの良さがまだわからないらしい。
遠野への道は、田んぼがいっぱいの、のどかな田舎道だった。
【実るほど 頭をたれる 稲穂かな】
3時頃、遠野に着いたけど今日は観光せず、遠野の情報収集だけをして、
明日は一日かけて、ゆっくり遠野観光をすることにした。
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10月9日(土) 【旅 110日目】
今日は、遠野市にある橋の下での目覚め。
午後からは天気が崩れるという予報だったので、
まずは「かっぱ淵」、そして「遠野ふるさと村」へ行くことにした。
【ここには、かっぱがたくさん住んでいた】
【ふるさと村の"曲がり家"】
ふるさと村で、日本の古民家に住みたくなったので、
「いつか、こういう家に住んでみたいですねー。」
地元の人にそう話してみると、
「大変だぞ~。冬は寒いし、萱の葺き替えには、立派な家が建つほど金がかかるんだ。」
だって。
葺き替えにお金がかかるのは知ってたけど、まさか何千万単位だとは…。
そりゃあムリだな~。
日本の伝統的なこういう家がなくなっていくのも納得だ。
お昼にふるさと村を出て、遠野の中心街へ行くと、「遠野市産業まつり」がやっていた。
地元の小学6年生が、"薬研太鼓"の発表をするというので見に行った。
とてもいい演奏だった。
「先生、どんな風に指導したんだろうなー?」
とか、
「もうちょっと、ここをああ指導したらおもしろそうだなー。」
とか、
久しぶりに教員目線で子どもを見ていた。
小学生を見ると、とても懐かしい。
精一杯の拍手を送ってあげた。
その後、語り部館へ行って、地元のおばあちゃんによる民話語りを聞きに行った。
【これもよかった!】
もう、夕方になってしまったので、
今日行けなかった遠野博物館へは、明日行くことに。
遠野の民話の世界に、どっぷりな一日だった♪
10月7日(木) 【旅 108日目】
今日は、盛岡市の運動公園での目覚め。
6時にテントをたたんで、
散歩のおっちゃんと話しながら、パンケーキの朝食。
出発してすぐ、ヒッチハイクをしている女の人を発見。
もちろん、声をかけてみた。
中南米をバックパッカーとして旅したというその人と、
「東北の人って、温かいですよね!特に青森がっ☆」
なんていう話題で盛り上がり、朝から楽しいおしゃべりだった♪
盛岡市内をぶらぶらしているうちに、お昼になってしまった。
市内にある「高松公園」という大きな公園で昼飯を作って食べ、
さあ出発!
と思ったところで、かわいい双子ちゃんを散歩していたお母さんに話しかけられた。
岩手県の話をいろいろ聞かせてもらい、
「感じのいいお母さんだなー♪」
と思っていたら、お母さんの出身地は青森だった。
やっぱり、青森の人はとっても感じがいいな~☆
午後1時頃、ようやく盛岡を出発した。
今日は、80km先の遠野市を目指すつもりだったけど、
時間的にちょっと厳しかったので、目的地を花巻に変更。
40kmを楽々走って花巻市に着き、
城址公園にテントを張って、ゆっくり休んだ。
明日は、民話の里「遠野」へ行くのが楽しみだ♪
【走行距離:51km】
昨日は、道の駅の休憩所で寝ようと思って準備をしていると、
地元のおっちゃんに、
「ここで寝るべか?んだらおめぇ、うちさ泊まってけぇ。」
って声をかけてもらい、家に泊めてもらった。(^-^)v
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10月6日(水) 【旅107日目】
今日は、久慈市にある地元のおっちゃんの家での目覚め。
昨夜は、おっちゃんに久慈市を案内してもらったり、
おいしいカレー屋さんに連れて行ってもらったりして、
8時過ぎに久慈を出発して、今日は120km先の盛岡を目指す。
海沿いにある久慈の街からだと、大きめの峠が2つあり、
午後からは天気が崩れる予報だったので、気合を入れて出発。
景色のいい「久慈渓流」沿いを走るR281は、
傾斜も緩やかで走りやすく、いい道だった。
【そして、午前中はいい天気☆】
地元のラジオを聴いていると、
「今年はマツタケがよく採れるもんで、もう食べ飽きちゃいました。」
という地元リスナーからの声が紹介されていた。
(今年は、マツタケがたくさん採れているらしい。)
そういえば、岩手県はマツタケの産地だったような…
「そんなにマツタケを食べられるなんて、うらやましいなー!」
そんなことを思いながら、R281沿いの道の駅に行くと、
【確かに、一般的な価格よりもだいぶ安い。】
マツタケっていうものを、俺は食べた記憶がない。
(せいぜいスーパーの「マツタケ弁当」くらいかな。)
しかし安いとはいえ、一日の生活費1000円の俺は、
2日分の生活費に相当するマツタケを買う気にはならなかった。
「ま、日本にいれば、そのうちきっと食べる機会があるでしょ。」
と、スルー。
すると、
一つ目の平庭峠(743m)を越え、昼食を作っているときに、
八戸から来たライダーのおっちゃんが、
「兄ちゃん、これ食べてがんばってな!」
って、マツタケをくれた。
岩手県に入っても、まだ青森の人の親切に触れられた♪
(青森の人には、ほんとお世話になってる。)
雨には降られずに済んだので、今日は山道を順調に進み、
暗くなる頃に、盛岡に到着できた。
夜は、テントを張ったあと、マツタケを焼いてビールで乾杯!
初めて味わう"焼きマツタケ"は、
正直、想像したほどおいしいものじゃなかったけど、
【穴の開いた焼き網で、マツタケ焼いた。】
今日も、地元の人たちといろいろ話ができて、いい一日だった♪
本州に入ってから、地元民との会話の機会がますます増えて、
毎日楽しいわー☆
【走行距離:124km】
今日は、八戸にある公園での目覚め。
昨日の夜は、温泉に入ってさっぱりし、身体も温まったのでよく眠れた♪
(目が覚めたら、もう7時半だった。)
八戸からは、県道1号線を使って、海岸線を走った。
【今日は、いい天気で気持ちよかった♪】
やっぱり、自転車は晴れの日に乗るのが最高!
(昨日、おとといと、天候の回復を待ってよかった♪)
【3時過ぎに、楽々と久慈市まで来た。】
久慈市に着くと、
地元のおじいちゃんが、わざわざ反対車線の歩道から道路を渡って近づいてきて、
「がんばってな!」
って、ジュースをくれたり、
道の駅にいた旅のおっちゃんがバナナを買ってくれたりして、
今日もいろんな人の親切に触れられた♪
こんな外見の俺に話しかけてくる人は、
大体みんな、とてもおもしろい人か、とてもいい人だ☆
【毎日が、出会いと感謝の連続だ♪】
"人を見た目で判断しない"
ということ。
とても大事なことだと、自分は思う。
でも、
それが、なかなかまだできていない、未熟な俺。
見た目から、どうしても変な偏見を持ってしまうのが、自分の欠点だと思う。
自分の嫌いなところの一つだ。
旅の中で、そうでない人たちから、たくさん勉強をさせてもらっている。
まだまだ修行不足。
でも、旅の経験が、きっと自分を変えてくれると信じている。
明日は、盛岡を目指して、山を上りだ。
【走行距離 : 70km】
昨日の午後から、青森県は雨が続いている。
北海道を出て青森県に入ってから、少し気温が上がった♪
なので、雨でも進もうと思えば進めるんだけど、
東京までの残りの距離が、思いの外短かったので、
無理をしないで、天気の回復をのんびり待つことにした。
そういうわけで、
昨日は午前中で移動を終了し、十和田市のイオンで夜まで雨宿り。
今日は八戸まで移動して、イトーヨーカドーで夜まで雨宿り。
そんな、"ショッピングセンターの住人"と化した2日間を過ごしている。笑
でも、
おかげでホームページの更新は少し進んだし、
次の旅へ向けての情報収集も進んだ♪
(どっちも、まだまだ終わらないけど…。)
とりあえず、ケアンズにいるイアンさんとジェニーさんの二人と連絡が取れたので、
11月には、二人との再会ができそうなのがうれしい!!
【とても親切にしてくれた、二人との再会が楽しみだ☆】
(ウィルも、無事に大阪にたどり着いて、明日の飛行機で帰るらしい♪)
それに加えて、新しい計画も思いついた。
オーストラリアのビザが切れるのが2月中旬。
まだ、日本に戻ってきても北半球は寒い時期なので、
8月くらいまで、またニュージーランドへ、
今度はワーホリで行こうかと検討中。
ニュージーランドなら牧場での仕事が見つかるかもしれないし、
今度は、北島も旅してみたい。
そのためには、早くレントゲン写真を撮って、送らなくちゃならない。
東北地方で認定されている病院は仙台にしかないようなので、
仙台までは、またちょっと急ぐかも。。。
(ま、まだ仮の計画だけど。)
そんな状況であります。
ところで!
俺は、青森県が好きです☆
青森県の人は、やさしい!
(いろんな人が、温かい声をかけてくれるんだ♪)
そしてそのせいか、
"津軽弁"っていうやつが、とても温かい響きを持っているように思う!
個人的には、今まで全然馴染みのない県だったけど、
今回の旅で、青森がとても好きになった!
以上、近況報告でした。
明日からは晴れが続くようなので、
また張り切って南下しまーす!(^0^)q