工場の長であるケビンさんは、一番職員の中では年輩で、たぶん50代後半。 彼の見た目は、サザエさんの父"波平"をオージーにした感じ。笑 別にハゲてもないし、髪の毛が一本チョロっと伸びてるわけでもないけど、 工場の長であることの貫禄と人柄が、どうしても俺の中で波平さんとかぶる。 ケビンさんも、"ザ・オージー"っていう感じ 冗談好きな大らかな上司で、とてもいい♪ で、俺の直属のボスは、デボラさん。 人事や総務の担当のデボラさんは、俺を雇ってくれた人。 ワイルドなおばちゃんで、この仕事の前は、 一家でカンガルーハンティングを生業にしていたらしい。 アウトバックでの狩りの写真を見せてもらい、とても興味深かった。 デボラさんは、ラピュタに出てくる盗賊のボスのおばちゃんみたい。 休憩時間には、タバコをふかしながら、オージースラングでみんなと冗談をとばし合う、 これまた陽気なおばちゃん♪ 俺にとてもよくしてくれる、いいボスだ☆ 外でパイナップルの収穫をするときのボスは、デボラさんの旦那さんのダレンさん。 身長190cmくらいのダレンさんは、めちゃワイルドでボスって感じ。 カンガルーハンティングしてたっていうのも、納得できる。 でも、彼の話の半分くらいは冗談。 とっても笑い好きな、でも厳しさも持っている、おもしろい人。 同じキャラバンパークに住んでるジョージは、雨の日は車に乗せてくれるし、 他のオージーたちも、みんな笑い好きで、 外でパイナップルを収穫するときは、 もぎとったトップの部分をお互いに投げ合って遊びながら働いている♪ 「オーストラリア人は、あまり働かない」 っていう話も聞くけど、 うちの農園で働いているオージー達は、みんな働き者で楽しい人たちばかりだ☆ みんな親切にしてくれるし、いい環境の職場に巡り会えたと思う♪
俺が働いているパイナップル農園には、現在、だいたい30人ちょっとの従業員がいる。 そのうちの半分くらいがオージーで、 残りの半分が、海外からのバックパッカーたち。 仕事は大きく2種類に分かれていて、 畑でパイナップルの収穫をする人間と、 工場でパッキングをする人間がいる。 俺は、どちらにもかり出されるんだけど、最近は工場の中での作業が多い。 中で働く場合、俺の役割は、パイナップルの詰まった箱をパレットへ運ぶこと。 その前に、パイナップルにのりを付けて、商品のタグもつける。 一番運動量の多い役割だけど、 他のポジションと違って、同じ動作の繰り返しばかりではないので、 きっと一番退屈しなくていい仕事だ♪ 今日は、いつも俺と一緒に働いているオージーの先輩、スティーブンについて。 彼はスキンヘッドで髭をたくわえ、身体のあちこちにタトゥーが入っていて、 見た目ちょっと怖そうな兄ちゃんだけど、とても陽気な働き者である。 手話を教えてくれたり、いつも笑顔で働いて冗談をかましてくれたりもするので、 とてもいい先輩だ。 バイクで通勤しているスティーブンは、自転車で通勤している俺の横を、 YMAHAのR1で時速230kmものスピードで追い抜いていく。笑 そして彼は、聾者で双子。 今週の月曜日から、彼の双子の兄弟マイケルがやってきて、 今は3人で一緒に働いている。 ほんとにそっくりでびっくり。 マイケルも聾者で、耳がよく聞こえない。 でも、やっぱり陽気な働き者で、今は一緒に働いていて楽しい☆ この前まで、いろんなバックパッカーと3人で働いていたけど、 みんな腹が立つほどの怠け者達で、あまりにも簡単に辞めていくのでびっくり。 いつも新人がきては、 「チキショ~。こいつも全然働かねえなぁ!」 って、ストレスばっかりだったので、 マイケルがきてくれたのはほんとにうれしい♪ 二人の写真は、撮る直前にカメラが壊れたので、 また今度撮ったら紹介します。(:_;)
マリーバは、どちらかというと田舎町なんだろうけど、 それでもスーパーは2つあるし、 俺が前の旅のときに通ったほんとに小さな町よりは、そこそこ規模が大きい。 (スーパーは、IGAとColesの2つで、俺の好きなWoolworthはないのが残念。) この町は、20年くらい前までは、オーストラリアのタバコ産業の中心地だったらしい。 でも、タバコに対する規制が厳しくなって以来、タバコ産業はすっかり廃れてしまい、 今はタバコ畑はどこにもない。 (オーストラリアでは、タバコ1箱(25本入)が$15(1200円)もする。) それでも、喫煙者はかなり多い。 職場の人たちは8割くらいが喫煙者。 「日本では$5で買えるよ」 って言ったら、 「安くていいなぁ!!」 ってうらやましがられる。 タバコ畑がなくなった代わりに、 今はマンゴー・ライチ・バナナ・パイナップル・コーヒー・ライムなど、 たくさんの果実農園がある。 俺の住んでいるキャラバンパークには、いろんな農園で働いている隣人達がいるので、 俺がパイナップルをあげると、代わりに、彼らの働いている農園の果物をくれる。 ということで、フルーツには不自由していない。 小さなお店とスーパー以外には何もないマリーバだけど、 かろうじてネットカフェが一つだけあってよかった♪ ほんとのカフェにパソコンがおいてあるだけだけど、 いつもこうして日記の更新やメールのチェックができるのでありがたい。 ほんとは、もうちょっとマリーバの町も散策してみたいんだけど、 朝6時から夕方5時まで働いていると、町に帰ってきたときはもう、 スーパーとファーストフード店(SUBWAYやケンタッキー)以外は閉まっている。 ということで、住み始めてからから1ヶ月経ったけど、 この町で俺が知っているのは、まだスーパーとこのネットカフェだけ。 (ま、小さなお店がやってても、そんなに見るものはなさそうだけど。) 明日は、仕事仲間について、ちょっと書こうかな
楽しくのんびりしたケアンズでの週末が終わり、 今日からまた忙しい毎日が始まった。 そういえば、 東京で働いてたときも、こんな生活だったよなぁ。 って、ふと思い出した。 特に今の時期は、通知表でヒィヒィ言ってたっけ。 締め切りは、きっと今日か先週の金曜日だったんだろうなぁ。 教員のみなさん、お疲れさま! ところで… もう12月も20日だって!? 時間が経つのが早すぎる…。 (この前、「もう12月になった!」ってびっくりしたばっかりなのに。。。) 日本でも、お店やテレビなんかででクリスマスソングが流れたりして、 もうクリスマスムードがたっぷりなんだろうなぁ。 オーストラリアでも、それは一緒。 スーパーとかラジオとか、いろんなところでクリスマスソングが流れている。 ただ、日本と違うのは、 この暑さ! こっちは、気温33℃とかで、ほんとに暑い。 (でもサンタはやっぱり厚着をしてるから不思議だ。。。) こっちのクリスマスは、日本よりもやっぱり本格的な"お祝い事"で、 宗教的な感覚が強い。 離れて暮らしてる家族なんかもみんな集まって、 一緒にごちそうを食べる一大イベントみたい。 年賀状がない代わりに、"クリスマスカード"を友人達に送るのもおもしろい。 (←若い人はあまりやらなくなってきてるみたいだけど。) 俺はというと、クリスマスはケアンズのイアンさんの家で、 日本人の友人の方達と一緒にパーティの予定。 今週もがんばって、あと4日働くぞ~! ---------------------------------------------- 今日も、思いついたことを10分で書けるだけ、書きました。 明日もまた何か書きます。