今日は名護市の漁港での目覚め。
そろそろ移動距離を伸ばしていきたいんだけど、その前に…
名護市以北にはネットにつなげる環境がなさそうなので、たまっていた日記とホームページの更新のためマックへ。
全部書き終えて、13時半にようやく出発した。
今日は本島最北端の「辺戸岬」くらいまでは行きたいところだけど、
その前に、"海洋博公園"と"今帰仁城跡"にも行っておきたい。
(海洋博公園には二日市前にも行ったけど、"イルカショー"をもう一度観たいのと"マナティ"を見に行きたい。)
ということで、まずは海洋博公園へ。
厳しい日差しの下を2時間こいで到着。
"イルカショー"も"マナティ"も見ることが出来て満足したら、なんかどっと疲れが出てきた。
今日もたいした移動はしてないんだけど…
やはり、炎天下の中自転車をこぐのは、予想以上に体力を使うらしい。
クーラーの効いた部屋のベンチで、グッタリと1時間近く寝てしまった。
17時半頃、目が覚めると共に、一通のメールが届いた。おととい沖縄で再会した先輩からだった。
「今から美ら海水族館に行きますよ。」
え!?w(゚o゚;)w
「僕は今、美ら海水族館にいますよ!!」
(だいぶグッタリですけど…)
ってことで、先輩と再び、まさかの再会☆
笑っちゃったけど、また会えてうれしかったな♪
美ら海水族館の前で一緒に記念写真を撮って、お別れをした。(^0^)/
水族館を出たのがもう19時近くだったけど、今日は全然進んでないから、
「まだまだ気合い入れて進むぞー!」(^へ^)q
…と思ったのもつかの間。
ほんの数キロ進んだ『今帰仁城跡』に着くと、
スーパーもあったし観光もしたかったので、
移動終了。笑
(まあ、真っ暗で景色すら見えない道をひたすら距離だけ稼いだって、何の意味もない旅になるだけだ。時間をかけて、のんびり進むのが、今の俺の旅には合っている♪)
『今帰仁城跡』は世界遺産だけあって、
駐車場やトイレなどの周辺施設がかなりきれいだし、
人っ子一人いなかったので、かなり快適だった。
そのうえ、山の上で真っ暗だから星がよく見えた☆
バス用の広~い駐車スペースのど真ん中に大の字で寝転び、
ハーモニカを吹きながら星を眺めていた♪
………
Zzzzz...
午前2時。
何かの夢を見ていたけど、
ふと目が覚めると…
若い男が、
俺の右腕を掴んで持ち上げていた!(゚o゚;)
!!!?
→続く。
8月15日(土) 【旅105日目】
今日はおとといと同じ、残波岬にあるバーベキューサイトでの目覚め。
夜中に、突然大雨が降ったのでテントの下が若干濡れていた。
屋根があるところに寝ててよかった♪
テントを乾かしながら、しばらくボーっと過ごす。
「んー。なんか今日は身体の調子がよくないな。」(~_~;)
昨日はシュノーケリングを2時間ほどしたけど、
自転車での移動距離はたいしたことなかったから
あまり疲れてはいないはずなんだけど…
たまーにあるんだよなぁ、こういうダラッとした体調の日。
(沖縄に来てもう2回目だな。暑いから体力の消耗が思ったより激しいのかな??)
今日寝たところは広いし、のんびりしてても人の迷惑にはならないところだったので、
もう少しゆっくりすることにした。
Zzzzzz...
目が覚めると、もう12時を過ぎてた!(~o~;)
でも、まだ身体がダルい。。。
お腹が空いたけど、食材を買いに行く元気も調理する元気も出なかった。
仕方なく、お湯だけ沸かしてスパゲッティーをゆで、
"こういうときのため"に持ち歩いていた、ミートソースのレトルトパックをかけて
質素な食事を済ませた。
でも、まだ元気が出ない。
昼の14時くらいまでは日差しがガンガンでうだるような暑さだから、
こんなときに出発したらすぐダウンしてしまうだろう。
ちょうど洗濯物も2日分たまっていたので、洗濯をして乾くまでまたのんびりした。
で、よ~やく出発する元気が出たのが15時半。
日差しも落ち着いてきたし、身体に力も入るようになってきた。
「また海洋博公園に行って、"イルカショー"をもう一回観たいなー♪」
なんて、昨日は思ってたんだけど、こんな時間に出発したのではとても間に合わない。
とりあえず、名護市のマックまで行って、更新途中だったホームページを整備することにした。
18時に名護市のマックに到着。
やっぱり今日は体調が芳しくない。50kmの移動でも相当疲れていた。
「もう今日は、移動するのやめとこう。」
と考え、快適なマックで記事の更新をしたり、旅の情報検索をして過ごした。
午前0時半。
やべっ。ネットサーフィンにはまりすぎて、長いし過ぎちゃった。。。
いつの間にかもう"ねむねむ"な身体を何とか動かして、すぐ近くの漁港へ。
名護の漁港には広ーい駐車スペースがあったので、隅のほうならどこでもテントを張ることができた♪
今日は風がほとんどなくて、テントの中は熱帯夜だったけど、
汗びっしょりかきながらも何とか眠ることができた。
"沖縄本島一周の旅"は、なかなか進まないなぁ。笑
走行距離:52km
8月14日(金) 【旅104日目】
今日は朝6時に、『万座毛』で目覚めた。
空はようやく明るくなり始め、朝焼けで少し赤みがかっている。
観光地だけど、早朝だから人っ子一人いない静かな朝だった♪
『万座毛』に来るのは初めてだったので、日の出で明るくなり始めた岸壁の上を一人プラプラと散歩して景色を楽しんだ。
さて、今日は真栄田岬に8時45分集合してシュノーケリングだ☆
ウェットスーツを着てフィンとシュノーケルを持ち、
ガイドさんについて、歩いて洞窟まで行った。
洞窟へ入り、中から外へ向かって水面を見ると、水が鮮やかな青色に見える♪
こりゃ、確かにきれいだ☆(゚▽゚)!
洞窟から出て、今度はたくさんの魚たちが泳ぐ海へ。
そこには、昨日、美ら海水族館で見た魚たちがたくさん泳いでいた♪
お~!魚、たくさんいるなー!
(モリ持ってたら、獲り放題だな。おいしそうじゃないけど。)
なんて思いつつ、1時間ばかりのシュノーケリングツアー終了。
が、
ツアーではライフジャケットを着けていたので全然潜れなかったし、
時間的にもまだ満足してなかったので、すぐに、
今度は自分のシュノーケルとフィンを持って、また海に入った。
さっきまでのツアーと違い、自分の行きたいポイントへ好きなように泳いで行けるし、
潜っていって深いところにいる魚も近くで見ることができた☆
青の洞窟にも、もう一度海から入っていってゆっくり見られたし♪
ツアーで行くより、一人で勝手に入っていって自由に見るほうがよっぽど楽しかった!
お昼になり、マックで涼みながらネットにつないでいたら、
(沖縄は暑くて日差しが強いので、昼間はだいたいどっかに避難してる。)
一通のメールが。
「今日から俺も沖縄です。」
仲のよい先輩からだった♪
マジっすか!?そりゃ、ぜひ会いましょうよー!(゚▽゚)!
ということで、先輩たちが来る夕方まで俺はマックで待機して、
夜、すぐ近くの読谷村にある地元料理のおいしい居酒屋で一緒にご飯を食べた☆
お昼に東京からの突然のメールで連絡をとり、
夜には沖縄で一緒にご飯を食べてるなんて!(^m^)♪
なんかすごいなー!と思ったし、
なにより、はるばる沖縄で一緒に過ごせてうれしかったな☆
で、時間はあっという間に過ぎ、気づいたらもう0時半だった!
俺が東京に戻ったら、また会いに行きますね~♪(^0^)/
(というか、また沖縄で会えるかも!?)
先輩と別れた後、俺はおととい泊まった、あの快適な残波岬のバーベキューサイトへ♪
夜中2時近くなのに、今晩はまだバーベキューしている若者たちでにぎわっていてあまり快適ではなかったけど、
隅っこの方にテントを張って、すぐに寝てしまった。
今日は旅を進めるどころか、昨日のスタート地点に戻ってきちゃったけど、
にぎやかに過ごせた楽しい夜だったな~☆
夏休みに沖縄に来る予定のある人がいたら、ぜひ連絡ください♪(^0^)b
走行距離:42km
8月13日(木) 【旅103日目】
今日は残波岬にある、屋根つきバーベキュースペースでの目覚め。
今日もとてもよく晴れたいい天気だ☆(^-^)b
朝起きて、まずは洗濯をした。
沖縄の日差しはとても強いので、洗濯物が短い時間でよく乾くからありがたい♪
昨日は夕暮れ時に残波岬に着き、夕焼けを見たけど、
景色がよく気持ちよかったので、朝の海も見に行こうと、
洗濯物が乾いたら荷物をまとめて、すぐ近くの『残波岬灯台』へ行った。
晴れた空に青い海☆やはり気持ちいい♪
と、灯台の上に観光客の姿が見え、灯台に上れることを知った。
「上からの景色はもっとよさそうだなー!」
と思い、上がってみると…
こりゃまた、ますますいい景色~♪
残波岬の断崖を上から一望でき、正面には大きく広がる水平線。
ここの灯台からの眺めはよかったなー!
残波岬を出て次に目指したのは、すぐ近くにある「真栄田岬」(まえだみさき)というところ。
ここはダイビングやシュノーケリングが盛んで、
なかでも『青の洞窟』という、水がとても青く見えるきれいな洞窟が観光スポットになっている。
昨日、テントの中で観光誌を読んでいて、この『青の洞窟』にはぜひ行ってみたいと思っていた。
観光誌を見ると14時からのツアーがあったから、
それに参加してみようと思い、11時頃観光業者に電話をしてみた。
が、
「本日の予約はもう締め切りました。」
と言われてしまい、今日『青の洞窟』へ行くのはあきらめることに。
でも、明日ならOKということで、明日の9時からのツアーに予約を入れた♪
さて、じゃあ今日はどうしよう。。。(°ε°;)
まだ11時だし、ここで一日留まってブラブラしているのももったいない。
地図を見ながら、どこか観光できそうな場所を探した。
「ここから『美ら海水族館』まで50kmかー。じゃあ、今日はいよいよ『美ら海水族館』だな!」
明日の『青の洞窟』観光のために、今日はまたここまで戻ってこなくちゃいけないけど、
久しぶりの長距離移動もやってみたくなったので、
今日は残り半日で、『美ら海水族館』までの往復100kmの移動をすることにした。
11時に出発して、『美ら海水族館』のある海洋博公園に到着したのが16時少し前。
日中の移動は暑すぎてこまめに休憩をはさむから、たった50kmの移動なのに5時間もかかってしまった!
海洋博公園に着き、
「やっと美ら海水族館だ~♪ジンベイザメを見るの、楽しみだなー!」
と、ウキウキしながら歩いていると、
「ご来園のみなさま、16時から○○広場にて、イルカショーを行います。」
というアナウンスが聞こえた。
「イルカショー!?」(゚▽゚)!?
アナウンスを聞いて、またテンションが急上昇↑↑
"イルカショー"なんて、小さい頃に1回くらい見たことあったかな~、
っていうくらいだ。
(記憶にないから、ほぼ初体験である。)
ショーでは、イルカが沖縄の音楽に合わせて鳴いたり、飛んだり踊ったり!
って、小学生レベルの感動をしてしまった。笑
その後、いよいよ『美ら海水族館』へ。
水族館には生物の分類ごとにいろんなコーナーがあって、
なかでも、サメのコーナーと"海の危険生物"のコーナーがとても勉強になりおもしろかった♪
(これから海で泳いだり潜ったりしたいから、海の安全については知っとかないとね。)
で、いよいよ"ジンベイザメ"のいる部屋へ!
まず、水槽のデカさに驚き、
その直後、中で泳いでいるものを見てビックリ!
"ジンベイザメ" デカ~ッ!(゚0゚;)
話に聞いて想像はしてたけど、実物がすぐ目の前でゆ~っくり泳いで通過していく姿を見ると、
「これがほんとに、同じ一つの命を持った"生物"であるのか?」
なんて疑問を感じてしまうくらい、大きくて不思議な生き物に感じた。
友達が、「何時間見ていても飽きないよ。」なんて言ってたけど…その通りだな♪
その後、ジンベイザメへの餌付けやシアターなどを観て楽しみ、
大満足の『美ら海水族館』だった☆
19時40分。
水族館から外に出ると、辺りはもうだいぶ暗くなってきていた。
「はぁ~あ。今からまた50kmこいで戻らなくちゃ…。」
明日のシュノーケリングツアーのため、それからまた3時間かけて『万座毛』のある恩納村まで戻った。
今日はせっかくだからその『万座毛』で寝ようと決めていた。
万座毛の芝生には柵が張ってあったけど、砂利が敷いてあって入れるところがあったので、
今日はそこにテントシートとマットだけを広げて寝ることにした♪
星空を眺めながら、流れ星でも見ようと思って探してたけど、
もう1時過ぎていたので、そのうち寝ちゃったな。
明日、シュノーケリングで海に入るのが楽しみだ☆
走行距離:115km
8月12日(水) 【旅102日目】
朝6時半。
「%○*α△テントで…■×Ю自転車○▼Ф……。」
外で人の声(おばあちゃん二人)の声がするので目が覚めた。
「んー。なんか、俺のこと話してるな…。でも、さっぱりわからん。。。?」
二人のおばあちゃんは結構大きな声で話しており、
その声はテントの中の俺にもしっかりと聞こえてきた。
しかし、会話の内容がさっぱりわからない。
(というか、日本語じゃないっぽい。)
…あっ!
「そっか。これがきっと沖縄の方言なんだ!すげ~、全然わからないや。」
目覚めてすぐのテントで、なんとなく息を潜めながらそんなことを考えていた。
"沖縄の方言100%の会話"は、名詞だけが何とか聞き取れる程度で、
文章になったら、全然意味がわからないんだな。
「やっぱり、沖縄は日本じゃないみたいだな~。」(~~~;)
そんなことを考えていたら、大音量で、聞き覚えのある音楽が流れてきた。
「チャン チャン チャララ チャ チャララララッチャッチャ~ン♪」
「おっ!"ラジオ体操"じゃん♪ なんだろう??」
ようやく起き上がり、テントから出てみて...
びっくり!w(°0°)w
俺がテントを張った広い芝生には、じっちゃんばっちゃんばかりが30人くらい並んでいた。
「ワァオ!さすがみんな早起きだなー。」
ばあちゃん達に笑顔で会釈をしながら、急いでテントを片付ける。
公園でテントを張っていることを、やはりよく思わない人もいるだろう。
一応それを気にして、人が来る公園には長居せず、
明け方、人が来る前に出ることにしているんだけど…。
今日は失敗だったなー。(でも、みんな笑顔で見てくれたけど♪)
出発後、まずはネットカフェへ。
昨日かのこさんから借りた、東南アジアの写真CDのデータをカードに落とす。
これで、那覇市を出る準備はOK!
まずは北へ。
今日は約90km先の「海洋博公園」あたりを目的地に考えていた。
(ここに、行くのがとても楽しみな『美ら海水族館』がある。)
20kmくらい走ると北谷のとあるビーチに着き、すぐ近くにジャスコもあったので、
ここで昼食タイムにした。
外は激暑だから、つい"おいしい水"を飲みたくなり、一杯飲みながら昼飯を作った。~(^o^)~
晴れた空に青い海♪
心地よい風を受けながら、海を眺めての昼食は最高だったなー☆
昼食後ものんびりして、"おいしい水"の効き目が切れた頃に出発。
キィーーーーン
ボゴォーーーーーォ!
嘉手納を走っていると、たまに空からすごい音がする。
戦闘機だ。
その速さは遠くから見ても一目瞭然。
普段、空に見えるジャンボジェット機などとは比べ物にならない速さで、空の彼方に消えていく。
あれがマッハだ、マッハ。
「うわー!やっぱ戦闘機、速いなー!」
嘉手納基地のすぐ横を走っているときは、さらに近くを戦闘機が飛ぶ。
轟音と共にものすごいスピードで飛び立っていく戦闘機。
正直、"かっこいいなー!"と思う。
道の駅「かでな」の標識が見えたので、ちょっと寄ってみることにした。
嘉手納基地のすぐ横にある道の駅には4階に展望台があり、
そこから基地の様子や、軍用飛行機の離着陸の様子を見ることができる。
展望台には中年のオッサンがたくさんいた。
皆、耳には軍の無線を聞くためのイヤホン。
そして、見たこともないくらい"巨大な望遠レンズ"をつけたカメラを構えていた。
みんなよっぽど飛行機が好きな人たちなんだろう。
どの人も、だいぶ"マニアック"な雰囲気をかもし出していた。
(おもしろい話が聞けるかも♪)
と思って話しかけてみたけど、そっけなく対応されガッカリ。
ここで、
「ちぇっ。つまんねーオッサンだな。もうちょっと話そうよ!」(゚Д゚)ノ
なんて思ってついイラッとしてしまうあたりが、自分のいけないところだと勝手に反省しつつ…
俺も戦闘機の離着陸の様子を見てみたいなーと思い、1時間くらい待ってみた。
が、この日の訓練はもう終わってしまったらしく、またガッカリ。
でも下の階に資料館があったので、ちょっと勉強しに行ってみた。
そこには、嘉手納に基地ができた経緯やその後の歴史、
軍用機墜落事故による被害や、騒音問題・地元の人々の不安などが説明されている。
俺は戦闘機を見て"かっこいいなー"と思ってしまう。
それ自体は個人の感情だからいいと思うんだけど、"それだけ"じゃダメなんだと改めて考えさせられた。
戦闘機は戦争の道具(=殺人が目的)だし、基地があることで
地元の人々がどれだけのストレスを感じさせられているのかということや、
なぜアメリカ軍の基地が沖縄になくちゃいけないのかっていうことも考えなくちゃな。
嘉手納を出発したのはもう17時過ぎ。
今日中に海洋博公園まで行くのは、ちときびしいな。
(別に今日中に行く必要ないし。)
ということで、今日は「残波岬」でテントを張ることにした。
ここは、屋根もあるし水場もトイレもあり、しかも人気が少ない。
快適に夜を過ごすことができた☆
(沖縄の日中はめちゃくちゃ暑いけど、夜は風もあって意外と涼しいんだ♪)
走行距離:59km