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4月19日(月)【オーストラリア61日目】


今日は、Lakes Entranceにあるキャラバンパークでの目覚め。

どうやら、Lakes Entranceは一種のリゾート地であるようで、
南は「海」、北は「湖」という特殊な地形はForstarによく似ていて、
どちらの景色もとてもきれいだ。
ボートやキャラバンを牽引した車がたくさん走っていて、
小さい街だけど、店がたくさんあって、通りは人で賑わっている。


「あ~、ここでちょっとのんびりするのもいいかなー!」


と思ったけど、メルボルンまではなるべく寄り道をしないで"突っ走る"と決めたので、
ネットカフェでメールだけチェックして、素通りした。


ほんの35kmほど走ると、Bairnsdaleという大きな町に到着。


この町で、またいい出会いが待っていた☆


SUBWAYで昼食を食べて、SAFEWAY(スーパー)へ食料の買い出しに行くと、
店の前に、荷物をたくさん積んだ自転車が2台停まっているのが見えた。


「お!旅人がいるなっ☆」(°0°)!


そう思って、ワクワクしながら近づくと、


自転車の前で、ハーモニカを吹いている東洋人を発見。


ケーン号に乗った俺と目が合うと、


「コンニチハ!アナタハニホンジンデスカ?」


と、むこうから日本語で声をかけてきた!


それが、チェンとの出会い☆


台湾人のチェンは、彼の妻イーと一緒に、
夫婦で"世界一周自転車の旅"をしている旅人だった。

チェンは、とても陽気でフレンドリーな人で、すぐに打ち解けて旅話に花が咲く♪

528dcb20.jpeg

【「ははは!チェン、そりゃ三脚が大きすぎるよ!」の記念写真♪】

彼らは、台湾一周から始め、

台湾

日本

ニュージーランド

オーストラリア

と、既に4カ国を走ってきたという。


「夫婦で自転車の旅を続けるなんて、すごいね!うらやましいなぁ。」


なんて話をしていたら、スーパーからイーが戻ってきた。

予想していたよりも、細身でかわいらしい感じのするイーは、
とても自転車の旅をするような人には見えなくて、ちょっとびっくり。


0f9596c0.jpeg

【台湾人サイクリストのチェンとイー】


自転車の旅など一度もしたことのないイーは、
チェンと結婚して1年後の記念日に、いきなり世界へと走り出したらしい。

またびっくり。


「よく旅を続けられるね。辛くないの?」


と聞いてみると、


「チェンがいつも守ってくれるし、大変だけど、彼を信じてるから辛くないわ。」


だって。(:_;)

すごい夫婦だ。

ほんとにうらやましい☆


1時間ほど立ち話をして、ますます二人に興味がわいた俺は、


「もしお邪魔じゃなかったら、今日一緒にキャンプできないかな?」


と提案。

二人は、喜んで賛成してくれたので、近くで一緒にキャンプをすることにした。

27d64482.jpeg

【キャンプ地探しへ、レッツゴー!】


おもしろかったのは、二人とも、俺と全く同じ"目"を持っていたこと。

スーパーで買うものは、俺とほとんど一緒で、3Lのジュースや$3のステーキ肉、一番安いビスケットなどなど。
持っているキャンプ道具も、俺が持っているのとほぼ一緒だし、一緒にキャンプ地を探しに行けば、俺が見つけた橋の下のナイススポットを指さして、


「ケン!あそこはどうだい!?」


って、先に言われちゃった。


やっていることが本当によく似ていて、俺たちは息がピッタリだった♪


暗くなる前に、3人で夕飯の支度を開始。

ご飯は一緒に炊いて、二人は"野菜スープ"を、
俺は、いつも通りの"肉野菜炒め丼"を作って食べた。

俺の"肉野菜炒め丼"は、イーに好評でニヤリ。(^~^)v


4.JPG
【にぎやかで、楽しい食卓だった♪】

食事を終えてからは、3時間以上も、3人で話をして盛り上がった☆


驚いたのは、二人の旅の計画。

二人で世界を回ろうというのに、旅の合計予算は、
なんと、たったの50万円。

しかも、期間は2年。

自転車で"世界を回る"には、時間的にも金銭的にも無謀に思える彼らの計画だけど、


「たった一度の人生なんだから、自分の目で、この世界を見られるだけ見てきたい。」


というチェンの想いは俺と全く同じだ。


そして、そのチェンを全力で応援しようというイーの姿に、とても感動した。(;_:)

旅の初日、イーはたったの10kmしか自転車を漕げなかったという。
今では、80kmほども進めるようになったとはいえ、
大きな荷物を積んで、毎日長距離を走るのは、女性には特に困難な事だろう。

この物価の高いオーストラリアでは、節約節約の毎日だし、風呂に入れないのも当たり前。
俺とほとんど同じサイズの狭いテントでの生活も、雨の日なんかは、きっと大変だろう。

そんな生活にも関わらず、幸せそうな二人を見ていると、
心から彼らの旅を応援したくなった!!


5.JPG

【二人の幸せな旅が、最後まで無事に続きますように☆】

23時過ぎまで話し込んで、今日は就寝。


今日はまた、いい友達ができた☆

【走行距離:42km】
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